人はいさ心も知らず故郷は
花ぞ昔の香に
にほいける

あなたの方はさあどうだったのか
その気持ちも知らないけれど
この花の方だけは昔のままの
香りで咲き匂ってることだ・・・

紀貫之

人の気持ちはころころと変わります
そんなことは無関心に
菜の花は本来の地味さで春を謳います
ずっと万葉の時をこえて・・・・
やさしい黄色に染まっていく おだやかな春の風景がそこにあるよな。

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