故郷の空

大和田建樹

夕空はれて あきかぜふき
つきかげ落ちて 鈴虫なく
おもえば遠し 故郷のそら
ああ わが父母 いかにおわす

すみゆく水に 秋萩たれ
玉なす露は すすきにみつ
おもえば似たり 故郷の野辺
ああ わが兄弟 たれと遊ぶ

3時間ほどかかって
馬籠の宿の景色を
描きました。

日本人のふるさとを詰めたような
宿場町に
すすきの花が
格子戸に挿してありました。

故郷の空 の詩を
じっくり味わって
深けて逝く
秋を  さぁ

一緒に歌いましょう・・