越中おわら節

八尾よいとこ おわらの本場
二百十日をおわら出て踊る
*唄われょぅ〜わしゃはやす*
唄の町だよ 八尾の町は
唄で糸とる おわら 桑もつむ

三千世界の松の木~枯れても
あんたと添わなきゃ
娑婆に出た甲斐がない
*唄われょぅ〜わしゃはやす*
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  おわらの里 八尾の人から
ラブレターが今日届きました。
うれしくて何度も読みました。
未婚の25歳までの
男女が繰り広げる
幽玄な世界
あやしい うつくしさの虜に
なって おわらの風の
余韻に浸っています。

浪花の
秋の夜長を・・・
              風

             

男舞い

女踊りの妖艶さと対象的に
男舞いは
切れのいい無言の仕草で
男でさえぞくっとします。

男の色気を漂わせながら
この世の男と女のあやうい
恋を踊ります。

命のひと夏の
燃焼がおわらの風になります。

風の盆

農作物に災厄をもたらす台風を、「二百十日」に歌や踊りで鎮める行事が始まりです。八尾町は、養蚕など栄えた町です。

古くは「回り盆」と言っていたようです。歌や踊りで町を練り回るからです。
「回り盆」といい「風の盆」といい「盆」という言葉を含んでいるのは、「盂蘭盆」との関係があるからです。

「二百十日」は立春から数えて二百十日目で、太陽暦では九月一日になり、「盂蘭盆」と同じになり
そこから
風の盆になったそうです・・。

[おわら]のおわら とは意味がわからないそうです。
いろいろ諸説はあるみたいですが・・。

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