なんと山克氏がハスキーハスジーで4,280gというモンスターバスを持ち込み、トーナメント個人4位&ビッグフィッシュ賞をゲットした。 優勝には至らなかったが、優勝者より他のトーナメンターの記憶に残る結果を出したのだ。
前日、梅原氏と松本氏が晴れ間の中、トップで50cm前後をゲットしており、山克氏の中で再度トップを投げ切り、優勝か坊主を覚悟したようだ。
私は朝8:00に起きると天気は曇り、「今からトーナメント開始か〜、トップでもしかしたらと釣れるかも」と思った。
AM9:30、山克氏から突然電話が入る。「西やん、やったで。 今まで釣った事がないデカバスを釣ったで。 3kgハカリを軽く振り切ったわ・・・。 今日はこのままハスキーで攻め切るで・・・」
茶店でコーヒーを飲みながらも気になる私。「湖の状況は良くないからもう1本2kgを釣れば優勝の10万円貰えるかもしれんな〜」「魚探でも買い替えようかな〜」と考えていた。
トーナメント終了したPM1:30、山克氏にTELをすると、
山克氏、「結局持ち込んだのはあの1尾だけやったけど、その後2尾ハスキーハスジーにヒットして、その内1尾はボート近くでバラシたんや。 あれも50cmUPあったわ〜。 もう1尾はハスキーが着水して放っておいてタバコの火を消していたらバッコンとバスがハスキーを咥えて、急いでリール巻いたんやけどバレてもうた。 もったいないことしたわ〜」
西田、「ほんで結果はどうやってん?」
山克氏、「その1尾が4,280gあって、みんな驚いてたわ! 自己新記録更新したで! 初めてのロクマルの63cmや! ほんでマリーナトーナメントのビッグフィッシュ賞をとったで! ビッグフィッシュの2位は3kg強やったから断突やった! 総合順位は4位やったわ! お立ち台に初めて上がったで! 4位の賞金1万円ゲットしたで! ビッグフィッシュ賞のトロフィーと総合4位の盾を貰ったで! いろいろな知らない人からおめでとうございますって言われたで〜。 最高!」
と、この男トーナメント優勝のチャンスは逃がしたがみんなの記憶に残る戦いをした。 共同オーナーであり、表バス暫定チャンプの私としては嬉しい限りである。
しかし、初めての4kgUPバスを釣り、持病の頚椎を痛めたそうだ。
詳しくはマリーナのHPをhttp://www.biwakomarine.co.jp/