黒 鱒 日 記
日 時 |
2002/9/28(土)AM6:30−PM4:00 |
場 所 |
与田浦・常陸利根川 (千葉県) |
天 気 |
雨のち曇り |
水 温 |
21℃ |
裏バス2002 第6戦
昨年度ビッグフィッシュ賞を取った与田浦で6戦を行った。 しかし与田浦はストラクチャーが乏しく、2Mと浅いフラットエリアにてどちらかと言うと苦手なフィールドであった。
今回はこの夏に八郎潟をご一緒した東北の横山氏が出張で東京に来ていたのでスポット参戦した。
配船は松井・矢ケ部艇、飯野・桜井艇、山本・川村艇、西田・横山艇で行った。 天候は土砂降りの大雨で、コマ目に排水しないとガソリンタンクがすぐに水に浮かぶぐらい強い雨であった。
我々は与田浦近辺から開始。 ボラの子供は水面でピチャピチャ跳ねていた。 バズベイトから開始したがノーヒット。 スピナベ・ラバジでもノーバイト。
与田浦では釣れる気がせず、常陸利根川に移動した。 初めて水門をくぐるのだが、操作がよく分からず黒いレバーを引くと、「キンコン」という音が鳴るが水門が開かない。 利根川に抜けることができないので引き返そうと思っていると、飯野・桜井艇が水門にやってきた。 状況を聞くと、二人とも1尾づつスピナベで釣っていた。 そうこう話しをしていると水門が開いて、利根川に入った。
利根川はすごく波立っていて、エレキで操船できる状況でなかったが徐々に穏やかになっていった。
対岸のアシ林から攻め、私がD−ZONE(スピナベ)でヒットしたが急なバイトだったのでエラ洗いでバラシ。 前回の高滝ダム4戦で唯一の1バイトをエラ洗いでバラシてしまっていたので、嫌な予感がした。 しかし、AM9:40すぐにD-ZONE(スピナベ)で300gをゲットした。
その後、コンクリート護岸の岸際でバスがベイトを捕食しており、空かさずドゼウをキャストすると着水と同時にヒット。 半分針に乗ったがスポッと抜けた。いいサイズだったのに。 更に別のシャローでもドゼウを1アクションさせたところで綺麗にヒット。 しかし、これも抜けた。 おかしいとリールを触るとドラグを締めていないことが判明した。 「こんなチョンボをしてたら今日は優勝なんかでけへんわ」と自分自身思った。
AM11:15、私は浮き漁礁エリアで320gをパワーホッグ(テキサス)で追加。
横山氏は前半クランクベイトを中心に攻めたがノーバイトが続いた。 しかし、AM11:50バレット(テキサス)にて310gをアシ際でヒット。 PM12:30に2尾目となる620g(38.5cm)をバレット(テキサス)でゲット。 最近子バスばっかりだったようでかなり喜んでいた。 そしてリミットの3尾目をPM12:50にテキサスで560gバスをゲットした。 アッと言う間に3尾をゲット。 霞ヶ浦入口近くのアシ林がバスの反応は一番良かった。
PM1:00以降はバイトもなくなり、PM3:00に与田浦に戻った。 残り40分でなんとかリミットを達成したく、必死に撃っていった。 ラスト15分、与田浦中央の杭を1本づつ撃ち、エスケープツイン(テキサス)にて300gをゲットし、リミットを達成した。 PM4:00帰着。
第4戦の結果は以下のとおり
- 飯野氏 25ポイント+5ポイント(ビッグフィッシュ賞) 2,100g・980g・880g=計3,960g
- 横山氏 24ポイント 620g・560g・310g=計1,490g
- 川村氏 23ポイント 420g・380g・360g=計1,160g
- 西田
22ポイント 320g・300g・300g=計920g
- 山本氏 21ポイント 580g・260g=840g
- 松井氏 20ポイント 500g
- 桜井氏 19ポイント 280g
- 矢ケ部氏 5ポイント 0g
優勝は飯野氏。 文句なしの優勝で、マリーナオーナー曰く「2,100gバスは与田浦で今年最大魚」ということだった。 口開きなら50cmを超えていた。 ラバージグでゴミまわりで釣れたそうだ。 3尾すべてが他のメンバーのバスよりデカイという荒業で見事な優勝であった。
2位は初参加の横山氏。 テキサスでコツコツとアシ際を攻めて2位を勝ち得た。 本人曰く、「これで東北に帰れる」とホッとしていた。 東北を代表して参加しているというプレッシャーがあったようだ。 雨で東北に帰る服が無く困っていたが、賞品でスキーターのトーナメントシャツをゲットし、運も見方に付けていた。
3位は川村氏でスレッジ(SPシャッド)にて3尾、バイブレーションで1尾、と今までのセンコー師から脱皮し腕を上げたようだ。 先週の東北遠征で本人はSPプラグをマスターしたと言っていたが本当だったようだ。
そして矢ケ部氏は肩を落とし、言葉少なかった。 ガンバレ〜 今週豊英行く?!
【Nishida】

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