黒 鱒 日 記
日 時 |
2002/9/22(日)AM8:00−PM3:30 |
場 所 |
名鉄周辺 (琵琶湖) |
天 気 |
曇り |
水 温 |
?℃ |
KTM2002 第2戦
4月以来のKTM杯を琵琶湖名鉄ワンドで行った。 今回の参加者は前回優勝の行田・植山ペア、大原・木村ペア、松本・西田ペアの3艇で5尾の重量で勝敗を決めるという春と同じルールで行った。
午前の部 (AM8:00〜AM12:30)
70cmの大減水にて名鉄ワンドはウィードの上を歩けるぐらい水面までウィードが生えていた。 アシ漕ぎボートにてウィードがペラに巻き込み、辛い状況であった。 子バスは釣れているという情報を仕入れていたので期待をしていた。 しかし、過去爆釣した記憶がなく、本当に釣れるのかさえ半信半疑であった。
ところが、開始早々松本氏がワーム(ノーシンカー)の表層引きで子バスをゲット。 行田・植山艇、大原・木村艇は取水塔近くに陣取り、まず我々が釣ったのを確認した。 しかし、子バスにてその時彼らに焦りは無かったように見えた。
我々はワンド奥のドシャローを攻め、私がドゼウにて30cm前後をゲット。 その後、私と松本氏はバズベイトに切り替え3度程バスのライズがあたが尽くバラシてしまった。 悔しいことに近くに居たバサーが我々の釣りを見て、バズベイトに切り替え45cm前後のプリプリバスを釣ったのだ。 あれが釣れてれば午前中で優勝が決まったであろうに悔しい。
我々はワンドから徐々に沖に移動し、天神川河口のドシャローで私がドゼウ、松本氏が自作ペンシルで子バスをゲットした。 ここで大原・木村艇と合流し釣果を聞くと二人ともボーズであった。
更に沖に進み、行田・植山艇に状況を聞くと、爆釣でバラシを入れると10尾は釣っているということで、すでにライブウェルには5尾のリミットメイクを達成したということであった。(しかし後でウソと判明。)
私は最後に取水塔近くのドシャローでリミットメイクとなる子バスゲットした。
午前の部 検量結果
- 松本・西田ペア 280g・350g・230g・180g・120g=計1,160g
- 行田・植山ペア 410g・190g・140g・120g=計860g
- 大原・木村ペア 380g・110g・80g=計570g
まず大原氏が途中ワームからクランクベイトに切り替えてすぐに30cmオーバーを釣り上げ、また大原氏の会社の同僚でバス釣り初めての木村さんがクランクベイトで1尾ゲットした。 初めてながらバスのアタリが分かったそうだ。 まだハードルアーで釣ったことがない行田・植山ペアは見習うべきだろう。
行田・植山ペアはいつも通りセンコー(ノーシンカー)1本でバイト連発。 しかしウィードにバスが巻きつきバラシも連発したそうだ。 30cmオーバーを1尾と子バス3尾の計4尾であった。
午後の部 (PM1:00〜PM3:30)
昼休みを多く取り、午後の部は2時間半の短期決戦となった。 午前の部の1位と3位との差が約600gだったので、1尾ビッグバスを釣ると順位は大きく入れ替わることとなり、結果は全く分からない状況であった。
いつもなら酒を飲んで寝ている行田・植山ペアも3位降格の可能性もあり、真剣に釣りをしたそうだ。
私と松本氏は1尾ビッグバスを釣れば勝てると踏んでいた。 私はドゼウ、松本氏はワーム表層引きで30cm弱バスを釣り、午前中のウエイトを少しづつ更新していった。
そして2時頃、松本氏がワーム表層引きで40cm弱のグッドバスをゲット。 この1尾で我々の優勝を確信した。
30分後、更に私が名鉄ワンド奥にてOSPバズベイトに47cmバスがヒット。 久しぶりにバズベイトでヒットし、興奮しながらもバレないように冷静に取り込んだ。(これでなんとか東京に帰れるとホッとしたのだった)
松本氏がもう1尾釣り、午後の部でも5尾のリミットを達成した。
午後の部 検量結果
- 松本・西田ペア 1,180g・740g・350g・310g・140g=計2,720g
- 行田・植山ペア 250g・80g=計330g
- 大原・木村ペア 110g=計110g
大原・木村ペアは午前中にヒットした取水塔付近でクランクベイトにてすぐに1尾ヒット。 その後バイトが止まり沖を攻めたりしたみたいだがバイトが無かった。 2年間ボーズ続きの大原氏がワームからクランクベイトに切り替え、男引きで釣ったというのは驚きであり、パターンにはまれば逆転もあったであろう。
行田・植山ペアは午後からもセンコー(ノーシンカー)1本で2尾ゲット。 しかし、我々の午前のウェイトを超えるサイズのバスではなく、意気消沈で帰ってきていた。
順位 |
チーム |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
合計 |
優勝 |
松本・西田ペア |
1,180 |
740 |
350 |
350 |
310 |
2,930g |
2位 |
行田・植山ペア |
410 |
250 |
190 |
140 |
120 |
1,110g |
3位 |
大原・木村ペア |
380 |
110 |
110 |
80 |
|
680g |
(勝利者コメント)
今回は王様の釣りに徹した事が勝ちに結びついたと言えるだろう。 バス釣り歴20年の我々がバス釣りの奥の深さを若いバサー達に伝えることができた良い一日でした。 若いバサー達よ! いつでもかかって来なさい!
【Nishida】

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