黒 鱒 日 記
梅原氏55・50・50cmランカー3尾!

日 時 |
2001/6/30(土)AM9:00−PM7:00 |
場 所 |
風屋ダム (奈良県) |
天 気 |
曇りのち晴れ |
水 温 |
18℃〜24℃ |
Anglar |
釣 果 |
Big One |
Big One Lure |
西 田 |
3尾 |
45cm |
ケイテックリングワーム4インチ(ノーシンカーリグ) |
村 田 |
3尾 |
46cm |
OSPバズベイト(バズベイト) |
由 衛 |
10尾 |
46cm |
ゲーリーセンコー(ノーシンカーリグ) |
梅 原 |
10尾 |
55cm |
ゲーリーセンコー(ノーシンカーリグ) |
この春にダムサイト付近のスロープが整備され有料スロープに生まれ変わった。 電話で状況を確認すると水にかなりの濁りが入っており親切にも「今は来ない方が良いのでは」とアドバイスを受けた。 しかし、実際水を見ずに変更する気にはなれず縦に長いダムなので何処か水の良いエリアがあると信じ風屋ダムへの釣行を決行。
風屋ダムの上流スロープ入口が開いており、上流スロープからボートを降ろした。 AM8:00にもかかわらず駐車している車が5台と不気味なぐらい少なかった。
十津川インレットも濁りが入っており、底が全く見えない。 40cm前後のバスは時々表層を優雅に泳いでいる。 ダムサイトスロープからインレットまで上がってきた他のバサーに状況を聞くと、ダムサイト側が一番濁りが入っており、逆に十津川インレット側が一番クリアーという事であった。 濁りは上流から序所にとれてきているようだ。 またダムサイトは流木が氾濫しており、流木を掻き分けるのに1時間要したそうだ。
開始30分後、岸際でバスがベイトを追っており、空かさず私がティムコレッドペッパーマイクロ(ペンシルベイト)をキャスト。 2〜3回アクションを入れポーズを取っているとルアーが見えない。 竿で確かめると重い。 ルアーが吸い込まれたのでてっきりニゴイだと思い、また体をグネグネ動かしていたのでバスではなくニゴイを釣ったと思いながら寄せると40cm後半はあるバスではないか、私は慌ててドラグ調整を行ったが焦って緩めるのを逆に硬く締めてしまい「バチ!」という音とともにラインブレイク。 お気に入りのティムコレッドペッパーマイクロがロストしショックは1時間ほど引きずった。(予備を2個持ってはいたが)
インレットの水とダムの水がぶつかるヨレたポイントで村田氏がスピナーにて37.5cmをゲット。
私もシャローが広がっている岬の先端でティムコレッドペッパーマイクロ(ペンシルベイト)にて37.5cmをゲット。 今度はキレイな形で喰ってきた。
AM11:00頃、由衛&梅原氏と合流。 二人ともまだ釣れておらずかなり凹んでいた。 少し同じポイントで釣りをしているとシャローエリアで由衛氏の「バレタ〜」という声が響き渡った。 しかしその30分後、由衛氏が35cmをゲットしたのを遠くから確認し、残るは梅原氏のみとなった。
私と村田氏は中流部までボートを進めた。 水質は聞いていた通り濁りが増してきた。 本流部の小さなインレット沖の立木で35cmバスを発見。 私は空かさずケイテックリングワーム4インチ(ノーシンカーリグ)を立木に付いているバスに向けてキャスト。 すると下から見えバスより大きいバスがワームを咥えたのを見てフッキング。 立木に巻かれず運良く沖に走ってくれたので45cmバスをゲットできた。(写真左)
その後、風屋ダム第二規模のインレットまで移動。 こちらのインレットは濁りがきつく釣れそうにない予感。 しかし、インレットにある倒れ木に村田氏が1投目にOSPバズベイトをキャスト。 ボート近くでいきなりヒット。 46cmバスをゲットした。(写真右)
村田氏はバズからゲーリーセンコー4インチ(ノーシンカーリグ)に換えてもすぐに30cm後半をゲット。(計測時バスを落としてしまいました) 私もケイテックリングワーム4インチ(ノーシンカーリグ)で2投目で40cmをゲット。 この倒れ木はインレットでボディーウォーターが直接当たるストラクチャーであり、バスは付いていた。
PM3:00頃から風が出はじめその後はバイトなし。 由衛&梅原氏は何処を攻めているのか見当たらず。
そして今日驚いたのはスタッド9インチにバスの反応があったことだ。 ワームを引いてくると2度バスが付いてきた。 またボート下20cmの所に垂らしていたらスタッドを食べにきたバスがいた。 9インチスタッドでも十分釣れる可能性はあると確信した。
PM7:00を過ぎてもスロープに由衛&梅原氏が戻ってこない。 何処かで擦れ違い、エンジントラブルが起こったのかと心配していると遠くからエンジン音が聞こえてきた。 暗くなるギリギリまで釣りをしていたそうだ。
由衛氏に釣果を聞くと無言で両手で丸文字を作った。 無言だったので丸文字は「ボーズに近い」意味と思ったが、詳しく聞くと「爆釣」を意味していたのだった。
内容を聞くと確かに凄く、由衛氏が46・46・45・43・43・41・35・35・30・30cmで計10尾! そして昼前にはボーズであった梅原氏が55・50・50・46・46・43・41・35・30・30cmで計10尾! すべてセンコーノーシンカー!
午後から入ったワンド奥のインレットでクリアーな水がダムに入ってきており、その流れ込み水深数十センチのシャローでフィーディングに上がってきたバスにセンコーをダートさせ、リアクションバイトを誘った釣り方で10尾以上ゲットしたそうだ。 そのポイントで梅原氏が50cmオーバーのランカーを3尾ゲット。 1日でランカーを3尾上げたのは初めて見た。 梅原氏は55cmで自己記録を更新した。 湖全体が濁っており、水のキレイなインレットにグッドサイズは溜まっていたようだ。
4人で25尾釣り、アベレージがなんとなんと41cmとこれも過去にないグッドサイズが揃った1日であった。 しかし場所を外せばボーズも有り得るのが今の風屋ダムである。 天候が安定しクリアーになればまた行こうと思う。
【Nishida】

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