◇◇◇ 沖縄&石垣 ◇◇◇


第4章

第4日目(2005/7/24 San)

今日から石垣島へ移動。
朝早い飛行機で、石垣島に渡るため、ホテルを6時半にチェックアウト。
実は、石垣島でも3本潜りたいので、朝早い飛行機を選んだのだ。
ホテルの人には前もって、朝早くのチェックアウトも頼んでいた。
朝食は空港に着いてからということで、荷物の整理ができたら、早速出発。
この日の運転はS原さん。1時間ちょっとのドライブで空港に向かった。

無事にレンタカーも返し、空港でチェックイン。
少しの時間の余裕があったので、朝食を買うことに。
ほかの2人はおいしいパン屋で、パンを買った。
でもMAIはこの日、昨日からの体調不良が続き、朝から気分が悪かったので、
おにぎり1つとゼリーを買い、胃もたれしないように気を使った。


JTA605便、8時25分に、石垣島へ
あっという間のフライトだった。
朝食を飛行機の中でと思うが、食べ終わるともう空港だった。
空港に着くと、ダイビングショップの人がお迎えに来てくれていた。
早速ショップへ行って、午前中からダイビング。
水着もホテルから来ていたので準備は早かった。

さあ、港へ行って船に。
乗ったらまず、機材のセッティング。
がしかし、MAIはすでに気分が悪かった。
体調が悪いとき、MAIはウェットスーツの匂いでも 酔いそうになる。
ましてや、船の上。
体が揺れながらのセッティングにすでに疲れを感じていた。
まわりに迷惑をかけたらいけないと思い、何とかがんばった。(ホントは、セッティングやって欲しいなあって、思っていた。)

そして、船は出港。
1本目のポイントへ
体調はあまりよくなく、レギュレーターが少し大きめで、かなりしんどかったけれど、入れば治ると思い、エントリーした。
1本目 「大崎ハナゴイリーフ」
IN 11:21 − OUT 12:21
max-23.5m  透明度12m
珊瑚がとてもきれいで、その上でかわいい魚たちが、わいわいと楽しそうに泳いでいた。
2本目 「大崎アカククリの根」
IN 13:14 − OUT 13:46
max-25m  透明度10m
かなり濁っていましたが、名前の通り、「アカククリ」を見ました。
ツバメウオと少し似ていると思うのはMAIだけ?

2本目は、1本目の近くのポイントへ
少しの休憩でエントリー。ここでは「ヤシャハゼ」が見えるというが、砂地で砂がボンボン舞っていて、結構濁っていて、見にくかった。
あれ、もしかして、砂を撒いたのはもしかしてMAI??
今日は疲れているからなあ、泳ぎがいつもより下手くそだったからなあ・・・。
さあさあ、2本潜り、時間ももうすぐ2時になるかと言う頃。
そうそう、忘れていませんか?ランチを
と言うことで、3本目のポイントに行く前に、波の穏やかなところでランチタイムと水面急速の時間だ。
今日のランチは、ほか弁
結構のボリュームで、おしいそう。
でもMAIは、お昼を食べなかった。
もう、気分の悪さが、かなり最高潮に達していたのだ。
連日のダイビングの疲れなのか、これほどまでにしんどくなるなんて。
でも、水分は欲しくて、口にしたのはわかめスープ。
少しでも口に入れておこうと飲んだスープは、インスタントだったが、とてもおいしかった。(なんて安上がりな人でしょうって・・・)

それでもMAIはダイビングをあきらめない。
次に向かうのはマンタポイントと聞いていて、何とかしてでも行かなくてはと思っていた。

水面休息をしているとき、
船から見えた景色。
このビーチへ上がって少し休みたいなぁと思うMAIだった。

さあ、そして3本目。
今度は石垣島と言えば「ここ」と言うくらいのポイント。「マンタスクランブル」へ。
しかし、この日は日本に接近中の台風の影響でかなり波が高く、小さい船では行くのが難しくなっていた。
幸い、私たちのボートは大きめで行けるとのこと。そこで、小さい船のお客さんがこの船に移動してきて、一緒に行くことにもなった。
さあ、いざ出発。
船を進めていくと、だんだん波も高くなり、さっきの休憩時間の穏やかな海が嘘のように思えてきた。

ポイントに到着。すると、そこはもうすごい波。今にも船が波に飲まれてしまうのでは?と思うくらいの揺れだった。
船酔いしやすいMAIは朝からの体調不良に加え、最悪のコンディションになっていた。
みんなは潜る準備しているものの、もうダメーー。
これでは到底、潜る準備ができない。もう体を船の外に向け、餌付けの準備?とやらに。
しかし、朝からほとんど食べてないし、もう出すものもなくて(なんて汚い、ごめんなさい)。
何とか、気分も落ち着き、みんなに遅れること1・2分、さっさと用意していざ海に。
このときはもう、2度とダイビングができないかもというくらい、つらかった。
3本目 「川平石崎マンタスクランブル」
IN 15:15 − OUT 15:48
max-14m  透明度15m
さすがマンタスクランブル、というほどだ。
エントリーすると、なんと真下をマンタが通り過ぎるでは。
おかげですぐに潜行できなくて、すこしばかし波に揺られていた。
しかし、マンタがいるというだけで、急に元気に。潜っているときはしんどいと1度も思わなかった。
だって、今まで
「幻の生き物」と言われた過去のことが嘘のようだった。

こんなのがたくさん見えたんだよ♪
大満足で3本目を終えて上がってきたら、また気持ちが悪くなるくらいの船の揺れだった。
しかし、これだけのマンタを見ると、やっぱりダイビングっていいなあとあらためて思いなおした。
無事にショップまで帰りつけて、ホッとした。

ショップに帰ると、なんとそこのショップにはシャワーの設備が。
外なんだけど、ちゃんとシャンプーなども完備され、もう普段着に着替えができて、すっきりシャワーを浴びてからのログ着けができて、良かった。
すごく落ち着ける空間だった。

ホテルに帰ると、もうそのまま、夕食へ。
お店はホテルの近くの居酒屋。ここはショップの人に教えてもらった。
いろいろ食べてみたいと思った。
けれど、MAIは明日もダイビング。次の日のことを考えて、とってもとってもお腹すいていたけれど、食べるものや、量も制限。
楽しいダイビングはまずは体調が万全でなくちゃ。

というわけで、夜もさっさと就寝しました。


第5章