☆2008年11月22日〜11月30日 ☆初冬のパリ てくてく見て歩き |
cinq | おまけの記・こぼれた話 |
長い長い私のパリのお話にお付き合いいただき、ありがとうございました^^ ここまでの話、メトロや市バスのことを除いて、けっこうスムーズに旅してきたと思いませんか? でも実は・・冷汗モノってこともあったんですよ、もちろん! 私のことですから!!(≧∇≦) |
そんな話のその1.まずは<郵便局でのこと> | ||
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![]() キオスク |
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さて、ここで、 私の頭の中での「郵便局シミュレーション」 1.郵便局に入る 2.窓口で、葉書を差出し、「par avion」と「Japon」の文字を指さす。 3.窓口の人が、日本へ葉書を出したいのだ、と理解してくれて、切手の金額を言う。 4.切手の代金を支払って、葉書を出しておいてもらう。 以上で、おしまい! なんて簡単なんでしょう!^^ |
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・・・・と、思いながら、郵便局のドアをあけると・・・・・・・・・・・・ | ||
![]() な、なんと! 日本の郵便局のイメージとは大違い! 窓口はあるにはあったけど、誰も座ってません。 そして別のコーナーは、左の写真のようになっていて、いわゆる ゆうパック用のバッグやボックスを 売ってるみたいです。 そして、その一画に、秤をおいたテーブルがあり・・・・どうやら、郵便はそこで受付? 私服だけど何かバッジをつけてる人がいるので、その人が郵便局の人? よくわからないけど、当たってくだけろ、とその人に、「Bonjour!Sil vous plait」と話しかけました。 |
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シミュレーション通り、葉書を見せて、「Japon」を指さしたのですが、どうもここからが、私の想像と違います。 葉書を見た職員さんは、私の後ろの方を指さして、ナントカカントカ〜、と言うのです。 な、なに!?と思いながら、そういえば、弟が「切手は自販機が普通だよ」と言ってたのを思い出して、それかもしれない、と指示された方へ行きました。 |
行ったら、そこには、やはり自販機らしきものが・・・ そこで間抜けな私は、壁に貼られた料金表を見て、勝手に「ハガキは0.5ユーロ」と思って、その金額の証紙を買いました。 「買いました」と一言に書いたけど、小銭が足らなくてクレジットカードで買おうとしたり、そうすると金額が少額過ぎてカードは不可と言われたので また隣の両替機らしいところにお札を入れてみたり、と、これら全てを?????のまま、何度も何度もキャンセルボタンを押しながら、四苦八苦しながらやったのです。 で、買った証紙と葉書を職員さんに見せて、「OK?」と聞いたら、またまたナントカカントカ〜、と言われて、首を横に振られました。 ハッ!そうだ、これは国内料金だ!!と、気がついたのですが、彼女(職員さん)は、もう一人の職員に「もう、困った東洋人ねえ。何をしたいのかわからないわ!」 と言ってる様子で、私にこうしたらいいのよ、と教えてくれる気はなさそうです。 あー、もう、わかんない!帰ろうかな〜、と思いましたが、ここで登場したのが、「旅の指さし会話帳」! 「〜をください」とか「〜は、ありますか」などという文章と単語を指さして、相手と意思の疎通をはかるものです。 私は「〜をください」と「切手」「航空便」「5(数字の)」を交互に指さして、さらに「せ こんびあん?」(いくらですか?:不思議とこれだけは通じました^^;) と言いながら、持っていたボールペンとメモ帳を差し出しました。すると相手はそこに「0.85」と書いてくれました。 やったー!! これで切手が買えるっ! と、私はニッコリ、「おー!ダコーッ!メルシー!」(わかりましたぁ!ありがと〜!と言ってるつもり) 私の気持ちがやっと通じたみたいで、相手もニッコリしました。 で、改めて、使い方を覚えた自販機で切手を買って、今度は葉書に証紙を貼って・・・・・ポストに・・・・・・・・ ポストがないっ!!! |
ポストがない、というか、郵便を入れるところがないので、仕方なくさっきの職員さんに、またSil vous plait・・と差し出しました。 すると職員さんは、私の葉書を受け取ってくれたので、ヤレヤレ、これで一件落着。 私は、心安らかに、郵便局を後にしました〜〜(≧∇≦) |
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夕方、ホテルに帰ってきた弟に、その話をしたら、 「ポストは、郵便局の前にあったろ?」と言うのです。 全然覚えがない、という私に、弟は言いました。 「フランスのポストは黄色だよ?」 えーーー!? ^^; 所変われば、品変わる。 チャンチャン、ってとこでした!
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郵便局で見せたページ |
次にこれは買い物に行ったときの話。<H&M店内にて> |
H&Mは、昨年、東京にもオープンしましたが、かなりの列ができたという評判のお店です。 パリにもH&Mがあるよ、と弟が、レ・アルにあるそのお店に連れて行ってくれました。 お洒落な色遣い、リーズナブルなお値段、 ・・でも、生地はそんなに・・・・・・・ やっぱりお値段並みのことはあるよね? って、娘と二人で店内でヒソヒソ。(ヒソヒソ話さなくても日本語わかる人いませんが^^;) 化粧品の小物や、マフラーを買うことにして、二人で別々に店内で見ていました。 |
ふと見ると、娘が、Tシャツばかり吊るしたコーナーを見ていました。 あら〜、パリまで来て、あんなTシャツ、ほんとに洒落っけのない娘だわ、と思った私は、 後ろから「そのTシャツ、何もここで買わなくても、ユニクロにもありそうな色と形じゃないの〜」と声を掛けました。 掛けられた娘がこちらをクルリと振り向いた ・・・・・ と、思ったら!! |
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な、なんと、その人は娘とよく似たコートを着た地元の人!つまり、フランス人だったのです〜〜!! 「あっ!す、すみません!!人違い!」と、フランス語も英語もあったもんじゃない、当然(!?)、ここは日本語で言った私は そそくさと、その場を離れました (((((((^^; |
いやー・・・フランス人でも髪の黒い人はいるんですよー; 日本人だけじゃないのです。思い込みは禁物。。。。。;; |
最後は、<エッフェル塔でのお話> いえ、これは別に失敗というほどでは・・・・ どうかな?^^; |
![]() 朝から科学館へ行った11月25日。 次の日は帰国する予定の娘は、午後は、ギャラリー・ラファイエットへ行きたい、というので、 その移動の途中で、「エッフェル塔をチラッと見に行く」ことにしました。 移動の途中といっても、通り道というわけじゃありません。 ただ、メトロの路線図を二人で見て、 この駅で降りて、この公園を通って・・・とプランを作って出かけました。 「そんなお昼どきに、エッフェル塔へ行ったら、 上にあがるエレベーターは行列になってるよ」 と弟に言われていましたが、 上がるつもりはなくて、チラッと見るだけ、と二人とも思ってたので、 別に気にせず出かけました。 |
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で、メトロを降りて、シャン・ドゥ・マルス公園を抜けて、エッフェル塔へ。 メトロからエッフェル塔へ続く公園はけっこう広くて遠かったのですが とにかく歩いてエッフェル塔へ。 東京タワーの2倍量の鉄骨で組まれているエッフェル塔は、 真下から見上げると、なかなか、美しいプロポーションです。 なかなかいいねー、なんて話しながら写真を撮ってましたが、 ふと左側を見ると、何かチケットの売り場のような窓口があって その前に進行の列を整理するロープが張ってあり、荷物チェックの係員さんが立っています。 そして、そのロープのところは、誰も並んでいません! |
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あそこ、上がるところじゃない?空いてるみたいじゃない!? と娘と私、 さっそく、そこへとんでいって、バッグのチェックをしてもらい、窓口へ。 「大人2枚」とチケットを買おうとする娘、 その娘に向かって、窓口の人が、何やら言いました。 えっ!?何?? すてあー??? |
・・・・その窓口の人は、「stairs」と言っていたのでした。 空いていたのもそのハズ、そこは、エッフェル塔の第二展望台まで歩いて上がる階段へ入るための窓口だったのです! ひぇ〜、階段!!そ、それは無理ですー^^; とご辞退申し上げて、私たちは、後ろへ下がり、張ってあるロープの下をくぐって 戻ってきました。 ああ、ハズカシイ; |
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その後、よーく見ると、エッフェル塔の4本足のちょうど対角線にあたる向こう側に、延々、長〜い列があるのが見えました。 どうやらあそこがエレベーターであがるところのようです。 あんなに並んでるんじゃ、時間がかかるね。じゃぁ、行こうか・・ と、私たちは、エッフェル塔を後にしました。 よく考えたら、最初から、エッフェル塔は「ちょっと見るだけ」だったんだから、予定通りなんですが、 一度は「上がれるかも!」と思ったので、何となく、ちょっと残念な気が・・・; 人間って勝手なものですね〜(笑;) |
と、私の失敗談も尽きてきました。(というより、忘れただけ?^^;) 最後は、パリで買ったお気に入りのおみやげ、あれこれ。 オリビアの絵本は、フランス語だけど、ノエルの夜のお話だからフランス語がぴったりな気がします。 右の塗り絵は、ルイ王朝時代のドレス姿の塗り絵絵本。絵が可愛くて、一目ぼれ♪ そして、カラフルな雑貨は、パリっぽくて素敵です。歯ブラシは子供用だけど、十分使える大きさ。 ナベ敷きは、熱いものも平気なシリコン製。軽くてカラフルで、キッチンが明るくなりました♪ |
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おなじみオリビアの絵本と、ドレス姿の塗り絵本 | 底が吸盤になってるカラフルな子供用の歯ブラシ | シリコン製のナベ敷き |
そして最後の最後は、帰りのシャルル・ドゴール空港で見た光景。 |
![]() 「RELAX IN 10MIN」 つまり10分間マッサージみたいなコーナー。 空港内の免税店街にありました。 日本人の観光客が通りかかると、 「シアツ マッサージ イカガ?」と日本語で 勧誘してました。 確かに旅行の最後、これから長時間、飛行機に乗ると思ったら その前に・・という人もいるかもしれません。 考えてるなぁ〜〜、と感心! |
![]() それから、この看板! 「買って 日本に 持っていことができる」 ・・・・うーん 「持っていくことができる」のつもりでしょうね。 「く」が抜けてる。 日本人には、苦のない人が多いのかなあ・・・ ・・・私みたいに!(≧∇≦) |
でも、マッサージといい、日本語の看板といい、 フランスの首都の空港でこんなに「日本」と関わりのあるものが見られるとは思いませんでした。 どれだけの日本人がフランスを訪れているか、なんとなく想像付きます。 それだけ、フランスには魅力がいっぱいなのでしょう。 と言ってる私自身、間違いなく「リピーター」になりそうな予感のする今回の旅でした。 Au revoir Paris!A bientot!! |