行ってきました♪こんなところ(*^^*)

はなのおでかけリポート


☆☆2006.11.17(金) & 2007.4.11(水)

☆宇治 春秋の風景

近いのに案外行かない場所、というのがあります。
京都府宇治市というのが、私にとってそういう場所でした。
でも昨年行って病み付きに!悠然と流れる宇治川をはじめとする自然の風景に魅せられました。
春も秋も素晴らしい場所、欲張って、両方の季節を載せてみました。

私は、宇治に行くとまず、京阪電車宇治駅から三室戸寺へ行きます。
<花の寺>と呼ばれるそのお寺、春秋それぞれの表情があります。
三室戸寺は、
お寺の入り口・受付から山門まで
そして山門から本殿にあがる石段までが
けっこうな距離があります。

けれでも、例えば春なら
入り口でこんな見事な桜に出会い・・

秋なら、
山門をくぐったとたんに
素晴らしい紅葉が広がります。
2007.4 2006.11
<秋の風景>
山門からはるか向こうに
石段が見えるのですが、
わかりますか?
そして春ならば、山門から石段までの横に
ツツジ園、アジサイ園と
季節ごとの花が楽しめます。
4月のこの時期は、まだ少しツツジに早く
しだれ桜が咲いているのが見えました。


石段の下に
こんなものが・・。
思わず
「はい、
今日はどうぞよろしく」
なんてね・・(*^m^)
この石段!

でも、いいお天気の時には
春も秋も
本当に気持ちのいい風景が広がります。
春に行った時は
お遍路さんがたくさん訪れていました。
ここは西国観音霊場十番の札所です。

桜だけでなく
花海棠や木瓜、石楠花などが
咲いていました。
秋にはもちろん
見事な紅葉に息をのみます。
同じ三重塔ですが、
春も秋も、絵になる風景です。
さて三室戸寺を出ると、今度は宇治川に向かって歩きます。
源氏物語ミュージアムの横を通り、宇治上神社から宇治神社、
秋なら紅葉で有名な「琴坂」のある興聖寺を経て、宇治川に出ます。

途中には、こんなお地蔵さんも見られます。
宇治は、源氏物語・宇治十帖にちなんで、
源氏物語をテーマにした街づくり事業を
進めています。
その核となるのが、この源氏物語ミュージアム。
光源氏の生活していた平安時代を
いろいろな方法で再現しています。


また、ミュージアムだけでなく、
歩いていると古蹟が、そこここにあります。
全部で十箇所あるということですが
全部を見るには
まだまだ歩く必要がありそうです。

・・さて寄り道ですが
源氏物語ミュージアムから
宇治上神社へ行く道に
こんな佇まいの「山荘中西」があります。
お洒落な普段着やアクセサリーを見たり
お庭でお茶をいただいたりできる
素敵なお店ですよ♪
・・と、
いつもこの山荘に寄り道してしまう私ですが
宇治上神社へいたる道は
春に歩くと、新緑が美しく、
こういうのが森林浴というのかな、と
ついつい深呼吸してしまいます。

そして、ここ宇治は、もちろん
名水のある街でもあります。
宇治上神社には、今でも名水が湧き出す
「桐原水」といわれる清水があります。
宇治上神社
同じ鳥居が、
春と秋では表情が違って見えます。
そして宇治神社から宇治川べりへ出ます。
春の風景。
桜で有名な宇治川、
さすがにどこを写しても絵になります。


うらうらと霞む空気が春らしいですね。
川面の色も空を映して、
柔らかな色合いです。


宇治川で舟遊びをしている人もいます。
対してこちらは、秋の宇治川べり。
こんな見事な銀杏の木も。


宇治川沿いの木々は
秋の深まりを感じさせる濃い緑になっています。
そしてこの写真が
紅葉で有名な「琴坂」付近です。
11月17日では
少し紅葉に早かったとはいえ、
色づき始めた木々の美しかったこと!


その宇治川を渡ると、
平等院があります。
10円玉の裏で毎日眺めているので?
何だか
とっても親しみを感じますね(*^m^)
実際の平等院鳳凰堂は
どっしりとした風格のあるお堂です。

左は春、右は秋の写真です。
2007.4 2006.11

と、ここまで駆け足で三室戸寺から平等院までやってきました。
まだまだここから、宇治観光ならかかせない黄檗山萬福寺や、橋姫神社
宇治川の鵜飼や、お茶どころ宇治のお茶屋さんが並ぶ商店街など
見どころはたくさんあります。
季節季節に訪れたい、宇治はそんな場所になりました。

・・・そしてもちろん、
食いしん坊の私を満足させてくれる素敵な美味しいものもたくさん・・!(^^ゞ

これをご覧のあなたも、ぜひ一度、行ってみてはいかがですか?
魅惑のスィーツ(!?)のお店
中村藤吉カフェ