行ってきました♪こんなところ(*^^*)

はなのおでかけリポート

☆2004.9.19(日)

☆奈良・白毫寺(びゃくごうじ)の萩

ことのほか暑かった今年の夏。
9月になってもまだまだ残暑は厳しく、いったい秋は来るのか・・!?
と思ってしまうような毎日。
新聞の記事で「白毫寺の萩が咲き始めました」と発見して
ここへ行けば『秋』が〜!!
・・と早速行ってきました。

奈良には「花の寺」と名乗るところがとても多く
それぞれ、いろいろな花の名所となっています。
そんな中にあって、白毫寺(びゃくごうじ)は、春の椿と秋の萩で有名なお寺。
一度行ってみたい、と前から思っていたのですが、
場所を調べると、『最寄りのバス停から徒歩20分』(!)
これは、最初から思い切り「歩く」を前提にいかなくちゃー・・と
歩くスタイルで出かけました(^^;
・・・で、近鉄奈良駅まで行ったのですが、
バスの時刻表を見たら、けっこうバスが来るまで時間があるようで・・
結局、根性ナシのはなは、タクシーで「白毫寺まで・・」ということになってしまいました(^^ゞ
(近鉄奈良駅から白毫寺門前まで、小型で1500円程度です)
「白毫寺→」と書かれた立て札からも
さらに私の乗ったタクシーは
うねうねとした道を入って行き、
けっこうな距離を走ったようです。
(内心、「タクシーで来てよかったー」と
思ってしまいました^^;;)

そして、
タクシーを降りて
受付で拝観料400円を払って見上げると
もうその参道は萩でいっぱいです!
でも、まだ蕾の萩も?
あら・・ちょっと早かったかな?と
一瞬思ったのですが・・

山門脇の萩
実は、山門をくぐるまでの萩は
やはり下の方にあるせいか?開花が遅いようで
山門をくぐって、本堂まで上がるにつれて、
萩は、なんと言ったらよいのでしょう・・!?
こぼれんばかりの満開になっていました!
そばで見ると、萩は、一つ一つは小さな花なのに
もつれるようにして、咲き競っています。
そして耳元では、その花に集まってくるのか、
さっきから蜂の羽音が
ブンブンと唸っています・・・ちょっと怖いかなー・・;
山門をくぐって、境内まで登りきると
元々、高台にあるお寺なので、見晴らしは抜群!
奈良市街を一望できます。
ベンチもあちこちにあって、
お弁当を広げているグループもありました。

(宝蔵と萩)
このお寺はまた、閻魔大王を祭っていることでも
有名なのだそうです。
この宝蔵には、ご本尊の阿弥陀如来と並んで
閻魔さまが鎮座ましましていました。
鎌倉時代の作ということですが、
さすがの風格というか、迫力です。

閻魔さまはさすがに撮影できませんでしたので
お土産用(?)のこんな手ぬぐいを・・
また
境内の裏手のほうには、こんな可愛い石仏も
並んでいました。




ひとつひとつ
表情やしぐさの違う石仏さま。
昔の人は
仕事の行き帰りに
そっと手を合わせたのでしょうか・・
境内を散策するだけでも
いろいろと楽しめました。
もちろん、あちらこちらに萩の花が咲いています。

そして、これが白毫寺椿。
今の季節はもちろん主役になっていませんが
春が来たら、今度はこの木が主役なのでしょう。
また来年の春に来てみなくては・・^^

さて、今回のオマケ写真です。
食いしん坊の私が出かけて、何も食べずに帰ってくるはずがありません!(笑)
これは近鉄奈良駅近く
もちいどのセンター街というところにある
和菓子のお店。
いつも表でお餅つきをしていて
見ているだけで楽しいです^^

できたての草餅を
「一個!」とか「2つ!」とか
その場で食べるように
販売してくれます。

できたての草餅は
ふかふかで美味しいこと〜♪
お店の名前は「中谷堂」です^^