行ってきました♪こんなところ(*^^*)

はなのおでかけリポート

☆2005.4.30(土)

☆愛・地球博(愛知万博)探訪記

遠くでやってるならいざ知らず、実家から観覧車が見えるほどの距離と思うとついやっぱり・・
混んでる・予約が取れない・段取りが悪い、と思いながらも
出かけてしまいました。
しかも、いちばん混みそうなGW前半に・・・(^^;

4月30日土曜日 発表ではこの日の入場者数11万1千人余り。最高気温は30度近かったとか。
それを先に聞いていたら、私ならきっと行かなかっただろうなあ・・というような日、
でも、実際にその11万人のうちの一人になってみると、さて・・・?

ゲートが見えないほどの人の列・・^^;
でも実際は、写真から感じるほど
窮屈ではありませんでしたよ。
朝8時40分、
私と母・和子さん、
それにだんなさんと娘と息子の5人は
実家から2台のタクシーに分乗して、10分余りで
万博西ゲート近くに到着。
リニモに乗ると、北ゲートですが、
タクシーや団体のバスはこちら・西ゲートに。

9時の開場を控えて、
こんなに人が・・

と思っていたら、少しゲートに近づいたところで
私の少し後ろでまたロープが張られ
人の波が区切られました。

一度に進まなくて、少しずつ・・
定刻より少し早く、ゲートが開き、
一人ずつ飛行機に乗るように身体検査を受けて
入場します。

「走らないで下さい!ゆっくりと進んでください!」
と係員が叫んでいますが、
人気の企業パビリオンから離れてるゲートのせいか
走り出す人はありませんでした。

朝いちばんの会場は
気持ちよく広々とした感じがします。

当日観覧予約端末、ってこれです↑
西ゲートから入ってすぐに、長久手日本館。
このとき既にこのパビリオンの
入場の列は「50分待ち」!
でも、当日予約の端末は
それほど並んでるわけでもありません。
じゃあ・・というわけで、いちおう予約。


入る人全員の
入場券を登録します。
これで、私たちは、インターネットで事前予約してあったグローバルハウス(午前10:30)と
長久手日本館(午後2:30)の二つが予約できました。


そして、長久手日本館の隣に来ると、ここが「20分待ち」の表示。
20分くらいなら入ろうか?え?ココは何?万華鏡じゃないの?世界一の万華鏡とか・・
と、はなはだ予備知識のない会話^^;
でも、あの万華鏡は一度見たかったのよ〜、と和子さんの一声で入館決定。

20分待ちくらいだと、日のあたる場所で並ぶことはほとんどなく
風で揺れて音を奏でる「音具」と呼ばれているオブジェのある日陰で並びます。

あ、ちなみにここは名古屋市のパビリオン「大地の塔」という名前でした^^;
←これが音具です。

風で回ると、
鉄琴のバチのようなものが動いて
音を奏でてくれます。
そしていよいよ、万華鏡の真下へ。
フラッシュをたかなくても写真は撮れます、という説明に入館者のほとんどはカメラを構えています。
ただ刻々と表情を変えるだけの万華鏡・・と言ってしまえばそれまでですが
かなりこれはオススメです。
ちゃんと上を見上げ易いように壁の角度もクッションも計算されていて
いつまで見ていても飽きません。
万華鏡の下は気持ちよいのですが、まだまだこれから・・
というわけで、出てきた私たちは次にお隣のグローバルコモン6のコーナーへ。
娘オススメのシンガポール館へ入ることにしました。
東南アジアっぽい雰囲気の、水がたっぷりのエリアです。
シンガポール館は
シンガポールの一日を表現する、
ということで
入ると傘を貸してくれます。
綺麗な木々を表すオブジェの下に立つと
激しいスコールが・・!
これからのシーズンには
気持ちが良いパビリオンですね^^

そして、
図書館のような展示も
おもしろいです。
一冊一冊、開くことができ
開くとシンガポール人が
実際に体験したことなどが
書かれています。


←これはオーンさんという人が「10代の頃流行った真珠クリーム」について
書かれたものです。

実はこの「真珠クリーム」・・私も以前使ったことがあります^^;
ところ変われど、女性たちの美容にかける情熱は同じだわ・・と
ヘンなところで感心してしまいました(^^ゞ
この後、「トムヤムクンヌードル」が食べたいだんなさんと息子・娘は、タイ館へ。
ベトナムシルクと刺繍が気になる私と母はベトナム館へ。
陽射しよけに、早速買ったシルクのストールを使いながら、お腹いっぱい♪のメンバーと合流して
10時半の予約のグローバルハウス・オレンジホールへ・・

永久凍土から出たマンモスが見られる
グローバルハウス。
予約をしていない場合は、
この長蛇の列の一員です。

予約してあった私たちは、この横を通って
予約組の列につきました。
オレンジホールはNHKの提供?とかで
スーパーハイビジョンの映像を見たり
正面から足元まで全部に映像が映し出される
グローバルスタジオを通ったりして、
その後、人類の歴史をたどる展示へ。


そして、その展示の中にはなんと!
35年前の大阪で見損ねた「月の石」が!
・・でも見たところ、焦げた軽石みたいな感じでした・・^^;

グローバルスタジオの中です。
足元から人の背中から全部に映像が映ります。
ちょっと酔いそうになっちゃうかも・・^^;



そしていよいよ、その後、マンモスラボへ移動。
お目当てのマンモスは動く歩道に乗って、自動的に進みます。
(つまりいつまでも立ち止まって眺めていられない仕組み)
一万年以上前に絶滅したマンモス、本物の牙も毛も残ったままでした。
まさか、こんなところで人間に見られるとは思ってもいなかったでしょうねえ・・・・





ところで万博会場は、人の多さもさることながら広さも相当なので
ぶらぶらとハイキングに来たと思えば、かなり楽しめます。
日陰になるところにはちゃんとベンチも豊富に用意されており、
座るところもなければトイレも満員!というのを想像していたσ(^^;はちょっと肩透かしを食らった感じがしたくらいでした。
いたるところに咲き乱れる季節の花たちも、まさに満開!
・・・会期中ずっとこんなふうに「満開」を維持するのでしょうか?大変じゃないの?それは〜!?
とヘンな心配も・・・(^^ゞ
あ!
そしてこれから訪れる人はここ↓を探してみてください。
これ、ちょっとおもしろいです^^
トンネル内の空調をやる会社らしいのですが、この小さなトンネルの中は、とっても涼しい風が・・
そしてまたまたビニール傘(笑)→
これはよく天気予報などで
「1時間に○○ミリの雨」などといわれる
その「○○ミリ」を体験できるトンネルです。
去年の夏の豪雨は本当にすごかったんだ・・と
実感できるゾーンです。

さて、そろそろお腹が空いてきました・・・
何を食べるの?ってカレーの好きな家族、めざすはグローバル・コモン1へ。
ここは東南アジア地域以外のアジア諸国が集まっています。
まずはパキスタン館のレストランが空いてそうじゃない?と入っていって、
ナンやカレーで昼食♪
・・・・・食べ終わってから写真撮ってないね、って話になりましたが遅かった・・・^^;;
パキスタン館には、岩塩ランプが展示即売されていて心惹かれましたが
重そうだったので買わずに見るだけ・・
それから「お茶が美味しいんじゃ」という単純な理由でスリランカ館へ。





ところが、スリランカ館に入ってビックリ!
その天井の見事な蝋染め!
スリランカといえば紅茶、くらいしか思いつかない私^^ゞ
発想の貧困さを笑われそうです。
圧倒的な蝋染めの天井の下で、私たちはまたまた休憩。
お茶にアイスにプリンに・・だんなさんと息子はまたまたカレーを堪能(*^m^)

それから、中国館で兵馬俑(もちろん本物ではありませんが)の大きさに改めてびっくりしたり
モンゴル館にパオを見に入ったり
そうこうしているうちに、長久手日本館の予約の時間が近くなってきたので、
空中回廊・グローバルループで、西ゲート近くの長久手日本館をめざしました。
竹でできた素朴な外観とはうらはらに
中では360度全天球型映像システムなどという
技術の粋を集めたシステムが体験できる
長久手日本館。
足元から頭上まで継ぎ目のない映像は
なかなか素晴らしいものでしたが
実はいちばんびっくりしたのは
小さな水槽に一緒に泳ぐ鯛と鯉!
ナントカっていう泡が淡水魚と海水魚の同居を
可能にしたとか・・
詳細はもう忘れちゃいましたが^^;;
長久手日本館を出てくると、時間はちょうどお茶どき。
ホントによく食べたり飲んだりするなあ、と自分たちで感心しながら
再び(三たび?)コーヒータイム♪
娘はトルコアイスを見つけて、さっそくパクリ♪
この後、
私たちのグループは二手に分かれて、
私と娘は「地球市民村」のほうへ、ここまで遅れなく一緒に歩いてきた和子さんはひと足お先に帰宅、
そしてだんなさんと息子は、前日テレビで見た「50cmのソフトクリーム」を求めて
会場内をぐるりと・・
「地球市民村」は「遊びと参加のゾーン」に
ありました。
会場のちょっとハズレになりますが
けっこう面白いです。
小さな子供たちは実はこっちのゾーンが
いちばん好きかも・・^^



そして私の見たかった展示はこれ↓です。
「国境なき医師団」
     

こんなユニークな枝ぶりの木も発見!
華やかなパビリオンや
最先端技術と対照的なテントの展示。

でもこれも世界の現実なのですね。
このグリーンの輪は
子供の栄養失調の度合いを測るものだそうです。
二の腕に巻いて、
矢印のところが緑なら栄養は足りている子供。
オレンジ・黄色と来て
赤が出た子供は完全な栄養失調。

この会場にやってくる子供で緑以外になった子は
いません、
良かったね、日本に生まれて、と
サラリと言う案内の方の言葉に
少し胸がつまりました。
子供は親も生まれる国も選ぶことはできません・・
さあ、朝いちばんに入った万博も、気がつけば、もう4時半を過ぎていました。
瀬戸会場へ行くゴンドラに乗りたい、と思いましたが、
息子からの電話で、ゴンドラ40分待ち、という情報が来たので、
そろそろ帰ろう、ということで私たちは北ゲートをめざしました。
入場者11万人の日の、午後5時を過ぎた北ゲートの様子です。
意外と混んでないでしょう?
リニモもすんなりと切符が買えて、藤が丘まで一直線。

さよなら、万博。よく遊びました〜^^
瀬戸会場へ行けなかったのと、ヨーロッパ系のパビリオンが見られなかったのが
ちょっと心残りかな・・
さて、最後に、これが万博で買ってきたお土産(?)の数々^^;
指貫き(中国館で)¥300
刺繍するわけでもないのですが〜^^ゞ
岩塩(モンゴル館で)¥500
これでおにぎりを作りたい・・^^ゞ
カレーパウダー(スリランカ館で)¥800
本場の味わい!(*^m^)
そして極めつけ!「マンモスの骨」(爆)¥500!
わりと美味しい麩菓子でしたよ^^;
そしてオマケ写真は、<これが「50cmのソフトクリーム」だ! >(カナダ館で発見したそうです)