2004.12月  はなのほろ酔い小部屋


ようこそ、はなの屋根裏へ
ここは、はなの思ったこといろいろのページです
少しの間、はなのおしゃべりに耳を傾けてね♪



今日のお話・・私というもの


こどもの頃は、一人であれこれと、
空想の世界で夢を見るのが好きでした。

幼稚園の頃、
空だか太陽だかをものすごい色で塗った絵を描いて
母に本気で心配されたことも。

普通の女の子がするように、
何をするのも○ちゃんと一緒に!・・というのができなくて、
なんとなしに、まわりと馴染まない子で
あまり子どもらしくない子どもだったかも。

それから中学生になり、高校生になり・・

友達はそれなりにできたけれど、
一緒にいても、ふ・・っと黙り込んだり、一人で消えたりして。

やっぱり、あれこれ空想の世界に遊びながら
一人で口の中で言葉を転がしたり
文章を作ったりするのが好きで。

大学生になっても、やっぱり、
まわりと何処か少しずれていて、なんとなしに馴染めないことも・・

それから何十年も過ぎ、
さすがに家事や仕事に忙しいと
ぼんやりと空想にふけることは少なくなった。
それでも、自分自身の本質は全然変わってない、
と思う。

ところが、昔の友達に逢うと、
みんなにとても懐かしがられる。
今、友達になった人にも、嫌がられたりしないし
仲間はずれにされたりも、もうしなくなった。

私は私のままなのに・・・・・・?
と時々すこし不思議に思う。


   私はわたし
というのが、もしかすると、何かいいのかもしれない、と
すこし考える。

誰の速さでもない、私の速さで生きる。
時々は自分でも駆けてるつもりなのに人から見ると歩いてる(らしい)
そんな歩調で。

50年、これで生きたので、
やっぱりこれからも、私はわたし、この速さでいこうと
思う。


    そしてこんなふうに、
    自分は自分らしく、と
    いつも教えてくれたのは、私の父と母です。

    50年前に、あの母から生まれ、父の娘として生きるように
    はからってくれた神さま、
    どうもありがとう。

    それは、
    私の人生の中でも、
    最高の運
    です。



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