2000.1月  はなのほろ酔い小部屋

ようこそ、はなの屋根裏へ
天窓からお星さまものぞいてます
少しの間、おしゃべり聞いてね 

   比較的暖かなお正月も、終わりましたね。
   はなのおしゃべりは、お正月の暇つぶしになりましたか?
   今年もよろしくお願いいたします。
   
今日のおはなし・・・・・寒いのであたたかい食べ物のこと

    その1・焼きりんご

      寒くなってくると、信州からりんごを送ってきます。
      届いたときから家中にいい香りがひろがって、
      ああ又寒い季節が来るな・・・と思います。
      
      ところが・・!
      りんごも、少しのうちはいいけど、どういうかげんか
      2箱も重なっていただくと、まさにうれしい悲鳴!
      冷凍のパイシートで、アップルパイにしたり(でも使うりんごは、2ケ)
      サラダに入れたり(でも、せいぜい1ケ)
      ジャムにしてみたり(やっぱり2ケくらい)
      いっこうに減ってゆく気配はありません。
      
      そんなとき、いちばんのお助けメニューは、焼きりんご!
      真ん中をくりぬいてお砂糖とシナモンを入れて、バターをのせて
      オーブンにいれるだけ。
      焼いている間に生クリームをホイップして、
      アツアツりんごにのせたら出来上がり!
      
      私の家は、6人家族なので、一回これをしたら
      なんと!りんごは、いっぺんに6ケも減ってゆきます。

      そうして、おいしいりんごは、味の落ちない間に、
      徐々にその数を減らしていくのですが、
      りんごの数と反比例して、家族の体重は増えてゆく
      結果となるのでした・・・・・・。
      おいしくて、ちょっとかなしいお話。      



その2・お好み焼き、たこ焼き、いか焼き

  2週間くらい作らないと、家族の誰かが言い出すメニューは
  お好み焼きです。
  小麦粉と卵ときゃべつ・ねぎ・いか・えび・ちくわと天かす、それに
  山いもを入れて混ぜ合わせ、トッピングは豚肉や、牡蠣や、貝柱。
  大きなお鍋にいっぱいのネタをこさえて、もちろんその時はビール!
  直径25cmあまりのお好み焼きをひっくり返すワザのできない私は、
  その日はすっかりお客様状態。
  材料をそろえたら、ひたすら食べて飲んで、おなかいっぱい!
  ところで、お好み焼きをひっくり返す道具は、「こて」?「てこ」?
  さて、どっちなのでしょうか?

  それから、たこ焼き。
  大阪の家では、絶対に一家に一台、たこ焼き器があります。
  と、いう話をきいたことがあります。
  我が家には、3台あります。
  たこ焼きをする日は、5ケかける3列で一度に15ケ、
  かける3で45ケ。家族みんなが、総出でひっくり返します。
  具は、きゃべつ・ねぎ・たこ・こんにゃく・ちくわ・紅しょうが・天かす。
  粉は、ブイヨンや、こぶ茶で味付けしてあります。
  このときも、やっぱり飲み物はビール!
  そして、びっくりされる方もおられるかもしれませんが・・・
  このたこ焼きは、おやつではなくて、夕飯のメニューです。
  わいわいがやがや、おや、いつのまにか友達や御近所も
  まざってきちゃった・・・・。
  という、にぎやかな下町の夕餉にぴったりの、メニューです。

  さらに、いか焼き。
  夜店の屋台に出ているそれは、海辺で見かけるような
  どてっと、「いか」だけを焼いたものではなく、
  小麦粉をといたネタを鉄板に広げて、分厚いもんごいかの
  切り身をちらし、卵を落として、
  上から、もう一つの鉄板で、じゅーっと押さえつけて
  焼き上げるシンプルな(?)食べ物。
  夜店で焼いているのは、大掛かりな鉄板ですが、
  なんと、大阪の「道具屋筋」というところへ行くと
  「家庭用いか焼き器」なるものを売っています。
  つまりそれは、上から押さえつける用の鉄板・・・・。
  もちろん、はなの家にも、常備してあります。
  これさえあれば、夏祭りを待たずして、いか焼きが
  食べられてしまうスグレモノというわけでした!

  ところで、どうして大阪ではこんなに、小麦粉メニューが
  多いのでしょうね?

  うーん・・・・まあ、おいしいし、あったまるからいいや!!
   


では、今日はここまで。来てくれてありがとう。