ファイル選択

Media Player で再生するファイルを選択します。

プログラムの説明

再生するファイル(WAVE, MIDI, MP3, AVI, MP4)をボタンのクリックで選択します。
Media Player のプログラムは Visual Studio の自動生成でプロジェクトを作成してツールボックスから張り付けると簡単です。
2018/08/01 Windows10 ＆ Visual Studio Enterprise 2017 を使って、自動生成のプロジェクトから構築します。
スタートアイコンをクリックして Visual Studio 2017 を起動します。
[ファイル][新規作成]から[プロジェクト]を選び Windows フォームを生成して下さい。
そのまま[緑の右三角]をクリックすると空のウインドウが表示されます。
Form1.cs のデザイナーを表示してツールボックスに Media Player を設定してドラッグで張り付けます。
次にボタンと Open File Dialog をドラッグして張り付けます。
Media Player と Button のサイズを整えて下さい。
Button のプロパティから「button1_Click」のイベントハンドラを追加します。
画面のデザイン情報は Form1.Designer.cs で確認することが出来ます。
詳細は Open File Dialog を参照して下さい。

自動生成で作成した Form1.cs のソースコードを修正します。
ボタンのクリックで再生するファイルを選択します。

using System;
using System.Collections.Generic;
using System.ComponentModel;
using System.Data;
using System.Drawing;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;
using System.Windows.Forms;

namespace WindowsFormsApp1
{
    public partial class Form1 : Form
    {
        public Form1()
        {
            InitializeComponent();
            Width = 800;
            Height = 600;
        }

        private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
        {
            if (this.openFileDialog1.ShowDialog() == DialogResult.OK)
            {
                string fileName = this.openFileDialog1.FileName;
                axWindowsMediaPlayer1.uiMode = "none";
                axWindowsMediaPlayer1.URL = fileName;
            }
        }
    }
}

プログラムをコンパイルして実行して下さい。
ボタンをクリックすると Open File Dialog が開きます。
ファイル(WAVE, MIDI, MP3, AVI, MP4)を選択すると再生されます。
AVI や MP4 では動画と音声が再生されますが、WAVE や MIDI や MP3 では音の波形が表示されます。
uiMode = "none" はユーザーインターフェイスを使わない設定です。
この行をコメントにすると Windows の Media Player と同様にユーザーインターフェイスが使えるようになります。
Windows C++ で AVI を再生するプログラムは AVI File を再生するを参照して下さい。

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