Open File Dialog

自動生成のプロジェクトで Open File Dialog からファイルを選択します。
CommonDialog は Windows Program で使用する汎用的な DialogBox のAPIです。

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

プログラムの説明

  1. Visual Studio を起動して、メニューから[ファイル/新規作成/プロジェクト]を選択します。
    テンプレートから[Visual C#/Windows/Windowsアプリケーション]を選択します。
    プロジェクト名は規定値で[WindowsApplication1]になっています。
    場所はプロジェクトを格納するフォルダ(C:\TMP など)を指定して下さい。
    「ソリューションのディレクトリの作成」チェックは外します。
  2. [デザイン] 画面を表示してツールボックスから Form1 に Button を貼り付けます。
    プロパティの[イベント(稲妻アイコン)]をクリックしてイベント一覧を表示します。
    [Click] の右にあるコンボボックスに「button1_Click」とタイプするとイベントハンドラが追加されます。
  3. ツールボックスから OpenFileDialog を貼り付けます。
    デザイン画面の下部に OpenFileDialog が組み込まれたことが表示されます。
    名前は規定値で[openFileDialog1]になっています。
  4. button1_Click では Open File Dialog からファイル名を取得して表示します。
        private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
        {
            if (openFileDialog1.ShowDialog(this) == DialogResult.OK)
            {
                MessageBox.Show(openFileDialog1.FileName);
            }
        }
    
  5. コンパイル&実行して、ボタンをクリックしてみて下さい。
    Open File Dialog が開いてファイルを選択出来るようになります。
    ファイルを選択するとファイル名が MessageBox に表示されます。
  6. 自動生成のプロジェクトでは、画面のデザイン情報は Form1.Designer.cs で定義されています。

超初心者のプログラム入門(C# Frame Work)