Rich Font

RichTextBox にフォントを設定します。

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

フォントを設定

  1. RichTextBox にフォントを設定して Text を表示します。
    Text Editor などでは、文字のピッチが揃っている(先頭に P が付かないフォント)を設定します。
    今回は Visual Studio 2013 Preview のテストも兼ねて、自動生成のプロジェクトを使います。
    プロジェクトの作成は RichTextBox を参照して下さい。
  2. Form1.cs をダブルクリックしてデザインを表示します。
    ツールボックスからフォーム全体に RichTextBox を貼り付けます。
  3. Form の Constructor に次のコードを追加します。
    string text は漢字を含めたテスト表示用の TEXT です。
    new Font() でフォントを生成して richTextBox1.Font に設定します。
    this. は Form1 Class を修飾しているのですが、無くても構いません。
        public Form1()
        {
            InitializeComponent();
    
            string text =
                "ABCDEFGabcdefg\n日本語のテスト\nABC abc\nHello\n";
            richTextBox1.Text = text;
            Font font = new Font("MS 明朝", 12);
            //Font font = new Font("江戸勘亭流", 12);
            this.richTextBox1.Font = font;
        }
    
  4. コンパイル&実行すると TEXT が等間隔で表示されます。
    "MS 明朝" がフォントの種類で 12 が大きさ(ポイント数)です。
    "MS 明朝" では、フォントの違いが判らないかも知れません。
    設定を確認するために "江戸勘亭流" に変更してみて下さい。
  5. プログラムを起動して、"Hello 前田" とタイプしてみて下さい。
    漢字には設定フォントが使われていますが、"Hello" は最初の文字と比べてピッチがずれているでしょう。
    リッチテキストボックスでは、半角英数字を入力するとその部分のフォントが「Arial」に勝手に変更されてしまいます。
    次の行を追加して下さい。
    タイプ入力した全ての文字が設定フォントで表示されます。
            this.richTextBox1.Font = font;
            this.richTextBox1.LanguageOption = RichTextBoxLanguageOptions.UIFonts;
        }
    

超初心者のプログラム入門(C# Frame Work)