棋譜の入力

マウスのクリックで棋譜を入力します。

プログラムの説明

クリックで石を置くではマウスのクリックで石を置きましたが、今回は棋譜を入力してツリーに登録します。
マウスのクリックを検出する OnMyMouseDown() 関数です。
左クリックで黒石と白石を交互に置きます。
右クリックで入力モードの終了を問い合わせます。
ClickPos(ref pos); でクリックされた座標を碁盤の座標に変換します。
詳細はクリックで石を置くを参照して下さい。
Append(pos, m_Ishi); が打たれた石をツリーに登録する関数です。

    short       m_Ishi = 0;         // 出題図の黒＆白

    private void OnMyMouseDown(object sender, MouseEventArgs e)
    {   Point   pos = new Point(e.X, e.Y);
        DialogResult rc;

        ClickPos(ref pos);
        if (e.Button == MouseButtons.Right)
        {
            rc = MessageBox.Show("入力モードを終了しますか", "選択",
                MessageBoxButtons.YesNo, MessageBoxIcon.Question);
            if (rc == DialogResult.Yes) return;
        }
        Append(pos, m_Ishi);
        m_Ishi = (short)(0 - m_Ishi);
    }

クリックされた手をツリーに登録する Append(pos, m_Ishi); 関数です。
m_PT は棋譜の最後の手(現在の手)で、ここから打たれた石をリンクします。
Check(pos, ishi) は正しい手かを判定する関数です。
詳細は打ち上げと禁じ手を参照して下さい。

    CELL        m_PT;           // 棋譜 Tree

    // m_PT に一手追加
    private void Append(Point pos, short teban)
    {
        CELL wp;
        short ishi;

        if (m_PT == null)   return;
        ishi = teban;
        if (ishi==0)    ishi = 1;
        if (pos.X<0 || Check(pos, ishi)>1)
        {   MessageBox.Show("不正な石です");
            return;
        }
        wp = new CELL(m_Num++); // 基本セルを生成
        m_PT.car = wp;
        m_PT.next = wp;
        wp.level = m_PT.level;
        wp.pos = pos;
        wp.teban = ishi;
        m_PT = wp;
        upd = true;
        Play(m_Top);    // 出題図から現在までの手順を再現
    }

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