binary DATA の出力

C# の FileStream で binary data を出力バイト長を指定して File に保存します。

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

プログラムの説明

  1. byte 配列に格納された BINARY DATA を出力バイト長を指定して File に出力します。
    byt が File に出力する領域の定義です。
    byte[] byt = { 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10 };
  2. このプログラムを実行するときは、事前に "C:\\data\\" のフォルダーを作成しておいて下さい。
    プログラムを実行すると、このフォルダーに work.bin のファイルが作成されます。
    もちろん実行環境に合わせて、下記の行を修正してもかまいません。
    "C:\\data\\work.bin"
  3. writer.Write(byt,0,10) の説明です。
    パラメータ 説明
    byt 出力データが格納されている byte 配列
    0 byte 配列の出力開始位置(オフセット)
    10 出力バイト長
  4. 作成されたファイルは、メモ帳などでは読めません。
    バイナリエディッタなどで確認して下さい。
  5. ソースコードです。
    /****************************************************/
    /*★ Binary データをファイルに出力する    前田 稔 ★*/
    /****************************************************/
    using System.IO;    // for File, StreamReader
    
    class BinFileWrite
    {
        public static int Main()
        {
            string file_name = "C:\\data\\work.bin";
            byte[] byt = { 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10 };
            FileStream writer = File.Create(file_name);
            writer.Write(byt,0,10);
            writer.Close();
            return 0;
        }
    }
    
  6. C++ の FILE ポインタを使った通常のバイナリ入出力は レコードの入出力 を参照して下さい。

超初心者のプログラム入門(C# Frame Work)