大きな文字を表示する

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

プロジェクトの設定

1. 自動生成を使って、プロジェクト(Text) を作成して下さい。
   詳細は 自動生成を使って Form を作成する を参照して下さい。
   
2. Form1.cs のソースコードを表示して下さい。
   Constructor で Form(ウインドウ) にペイントイベントのメソッド(MyHandler)を設定して下さい。
   

   Paint += new PaintEventHandler(MyHandler);

3. ウインドウに文字列を表示するペイントイベントのメソッドです。
   TEXT を描画するフォントを生成します。
   "ＭＳ 明朝"がフォントの種類で 40 が文字のサイズです。
   

   Font f = new Font("ＭＳ 明朝", 40);

   文字列を描画します。
   10F, 50F が描画する座標です。
   

   g.DrawString("Windows", f, Brushes.Red, new PointF(10F, 50F));

4. 完成した Form1.cs のソースコードです。

   namespace Auto { public partial class Form1 : Form { public Form1() { InitializeComponent(); Paint += new PaintEventHandler(MyHandler); } private void MyHandler(object sender, PaintEventArgs e) { Graphics g = e.Graphics; Font f = new Font("ＭＳ 明朝", 40); g.DrawString("Windows", f, Brushes.Red, new PointF(10F, 50F)); } } }

5. OnPaint() を Override して、メッセージを表示することも出来ます。
   標準 Font を使って、手軽に表示するときは、次のようになります。
   

   namespace Auto { public partial class Form1 : Form { public Form1() { InitializeComponent(); } protected override void OnPaint(PaintEventArgs e) { base.OnPaint(e); Graphics g = e.Graphics; g.DrawString("Windows", Font, Brushes.Black, new PointF(10f, 10f)); } } }

6. 今回は DrawString() で Form に直接文字を表示していますが、 文字の表示は Label や TextBox を使う方が簡単です。
   

【演習】

1. 様々な色やサイズで文字列を表示して下さい。
   ブラシの色は Brushes を右クリックして[定義へ移動]で一覧が表示されます。
   
2. 様々なフォントを組み合わせて描画してみて下さい。
   設定できるフォントの種類はメモ帳などを起動して「書式／フォント(F)」で確認して下さい。
   

超初心者のプログラム入門(C# Frame Work)