PictureBox を貼り付ける

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

プログラムの説明

1. ソースプログラムです。
   

   ファイル名	説明
   PictureBox.cpp	PictureBox を貼付

2. 画像の描画にはウインドウに直接描画する方法と、PictureBox を貼り付けて描画する方法があります。
   今回は PictureBox を貼り付けて画像を描画する方法を説明します。
   直接描画する方法は Image 画像を描画する を参照して下さい。
   今回も必要なファイルは、ごく簡単なプログラムファイル一本だけです。
   コンパイルと実行の方法は Set UP を参照して下さい。
   
3. private: の領域に Bitmap と PictureBox を定義します。
   public: で定義しても差し支えないのですが、Class 内でしか参照しない領域は private: で宣言しましょう。
   

   private: Bitmap^ img; System::Windows::Forms::PictureBox^ pictureBox1;

4. Constructor で PictureBox を生成してウインドウに貼り付けます。
   (gcnew System::Windows::Forms::PictureBox()) で PictureBox を生成します。
   Point(60, 40) が PictureBox の座標で、Size(256, 256) がそのサイズです。
   今回の画像は 256 ピクセル以下の物を用意して下さい。
   Add(this->pictureBox1); で PictureBox を貼り付けます。
   show(); メソッドで PictureBox にイメージを設定します。
   

   FormClass() { // pictureBox1 this->pictureBox1 = (gcnew System::Windows::Forms::PictureBox()); this->pictureBox1->Location = System::Drawing::Point(60, 40); this->pictureBox1->Size = System::Drawing::Size(256, 256); this->pictureBox1->SizeMode = System::Windows::Forms::PictureBoxSizeMode::AutoSize; // Form this->Controls->Add(this->pictureBox1); this->Text = L"Pixture Box"; show(); }

5. 画像ファイルを入力してイメージを設定するメソッド(show) の定義です。
   gcnew Bitmap() で画像ファイルを入力します。
   画像ファイルは BMP に限らず、JPG や GIF も表示することが出来ます。
   透明色を使った GIF 画像では、透明色が有効になることを確認して下さい。
   pictureBox1->Image = img; で PictureBox にイメージを設定します。
   "c:\\data\\test\\kishi.gif" が画像が格納されているフォルダーと画像ファイルの名前です。
   

   void show() { img = gcnew Bitmap("c:\\data\\test\\kishi.gif"); pictureBox1->Image = img; }

超初心者のプログラム入門(C/C++)