ArrayList を使う

C++/CLI で配列に代えて ArrayList を使います。
ArrayList が使えるのは Maneged Mode に限ります。

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

プログラムの説明

  1. ソースプログラムです。
    ファイル名 説明
    ArrayList.cpp ArrayList を使う
  2. C#を使っていて便利だなと思うのが string と ArrayList です。
    string の基本的な使い方は コンソール入力 及び Text File の入力 を参照して下さい。
    また STL の string は String を使う を参照して下さい。
  3. 配列を使っていて最も困ることが定義するときに大きさを決めなければならないことです。
    ArrayList を使うと「要素を追加したり削除する」ことが自在で、事前に大きさを決める必要がありません。
    さらに STL の vector コンテナと同じように添え字で要素を参照することが出来ます。
    また、配列ではデータの型が int や double のように決まっているのに対して、ArrayList では混合して登録することが出来ます。
  4. ArrayList を使うときは using namespace System::Collections; を定義して下さい。
    using namespace System;
    using namespace System::Collections;  // for ArrayList
    
  5. gcnew で ArrayList を生成します。
    ^ はポインタを意味する記号で、array には ArrayList のポインタが格納されます。
        ArrayList^  array;
    
        array = gcnew ArrayList();
        
  6. array->Add() で ArrayList に追加します。
    array->Add(20-i);
  7. array->Count; は ArrayList に現在登録されている要素の個数です。
    for (i=0; i<array->Count; i++)
  8. 添え字を使って要素を参照します。
    Console::Write("{0} ", array[i]);
  9. ArrayList の詳細は「超初心者のプログラム入門(C# Frame Work)」を参照して下さい。

超初心者のプログラム入門(C/C++)