C51を求めて亀山機関区へ                 1964.5.31

 C51型機関車の終焉が迫る時代の撮影です。 大きなスポ−ク動輪と化粧煙突、
魅力いっぱいの機関車でしたが、関西では梅小路と亀山の両機関区にわずかに
残っているだけになっていました。 確かな記憶ではありませんが、梅小路に2両
(124 . 271)と亀山に3両(209 . 225 . 240 )だけだったように思います。残っていた
どの機関車も、いろいろ改修されていて、原型に近い姿を見ることはできませんで
したが、颯爽と活躍していた時代の姿を想いえがきながら亀山機関区を訪ねてい
きました。
 

1964.5.31  C51225     亀山機関区
当時としては、最も原型を残していた機関車です。 後方にオハ31客車が見えます。

1964.5.31  C51209  亀山機関区

C51240  亀山機関区  
美しい煙突でしたが動輪はボックス動輪に変わっていました 

1964.5.31  C577伊+C51240亀  2441レ    亀山〜下庄
今では想像できない、姫路発草津経由の参宮快速列車です。この日の2442レは、亀山から
C51225が後部補機に付き加太越えに向かっていきました。

1964.5.31  C577+C51240  2441レ 亀山〜下庄
この一コマだけカラ−で残っていました。他は残念
ながら復元できませんでした。

1964.5.31  C51225  亀山機関区

1964.5.31  D50246 稲一    亀山機関区  
亀山機関区には、稲沢のD50やD51、名古屋の赤プレ−トの C57 など
様々な機関車が出入りしていました。