●武庫之荘文化会の歩み   

 
武庫之荘文化会の前身は「荘和会」といって昭和12年に阪急電鉄が
武庫之荘一帯(現在の1、2、3、4丁目)を造成して、分譲した2年後の
昭和14年に、当時の住民が親睦のため設立した団体で、昭和15年に町内会
になりました。

 昭和22年にはGHQの指令により全国一斉に部落会や町内会組織は禁止
になったため、改めて親睦団体として武庫之荘倶楽部が発足、その後昭和
24年に武庫之荘文化会(自治会)として再発足し文化の香りがある自治会
という事で文化会という名前をつけた自治会組織です。
 
 平成21年9月に60周年(還暦)を迎え「記念誌」の刊行や落語会など
記念の事業やイベントを行いました。
歴代の会長の写真が会館ホールに掲げられています。
尚現在の会長は28代目です。

         文化会関係の主なできごと

[文化会誕生以前]

昭和12年 阪急電鉄土地経営部が武庫之荘住宅地を造成、
      翌年、第1期分譲を開始。
昭和14年 荘民の親睦団体として「荘和会」結成。
昭和15年 戦時色強まり、荘和会は町内会として国家体制の組織に。
昭和16〜20年 太平洋戦争。
昭和22年 マッカーサー総司令部の命令により町内会組織禁止。
一方、文化活動は盛んとなり親睦団体として「武庫之荘倶楽部」
が発足、そのなかに趣味の会、スポーツ同好会などができた。

●[文化会発足以降]
(黒字が文化会関連事項)
昭和24年 
自治会組織結成の機運高まり、秋に武庫之荘文化会が発足。
     「文化会報」創刊(平成7年 259号まで続く)。

昭和25年 
郵便局前に公衆電話第1号(通話区域=東は山崎、西は明石、
      北は三田、南は貝塚)
文化会主催で盆踊りスタート(以降、毎年)
昭和26年 カトリック武庫之荘教会と付属みこころ幼稚園完成。
      地区ガス供給始まる。
昭和27年 
本格的な上水道工事完成(市部の本管と連結)。
      文化会会員名簿を有償配布。
昭和28年 文化会館建設の機運高まり、その概況固まる。
昭和29年 文化会館落成(4月18日)。記念盆踊り大会を会館横の生津公園で盛大に。
昭和30年 
自動式電話(大阪局)工事完了、手動呼び出し式からダイヤル式に。
昭和31年 
「武庫之荘音頭」発表、レコード発売(350円)。
      記念盆踊り大会を駅前広場で3日間。
昭和33年 
駅前ロータリーに電気時計設置。街灯は蛍光灯に。
昭和34年 
武庫之荘子供会が誕生。阪神間ボーイスカウトが当地訪問。
      4丁目の武庫之荘北公園完成。

昭和35年 
武庫地区ボーイスカウト育成会総会。
      日本ボーイスカウト尼崎13団結団。武庫地区学校設立推進協議会が発足。

昭和36年 文化会主催の第1回敬老会(41人出席)。
      大同阪急住宅地区(現5丁目の一部)が文化会に加入。
昭和37年 
武庫東小学校、仮設校舎で開校。文化会館に専任事務員雇用。
昭和38年 文化会主催で夏休みラジオ体操の会スタート。
昭和40年 武庫之荘子供会を再建。武庫之荘白寿会を結成
     (初代会長に中北弁造氏)。
昭和42年 
駅前ロータリーに尼崎市が子供2人の像「希望像」を設置。
昭和43年 
武庫之荘に高層建築(マンション)問題起こる。
昭和44年 
武庫之荘内の上水道本管取り替え工事完成。
昭和45年 駅前にリモコン電子時計(寄贈)。
昭和49年 
武庫庄小学校が開校。年末の三角公園(1丁目)にジャンボクリスマスツリー
     (以降、毎年設置)。武庫之荘子供会を市の地区組織に登録、本格的な活動開始。
昭和52年 文化会が阪急武庫之荘駅にビニール置き傘サービス。
昭和55年 地区環境美化のため文化会に福祉奉仕会できる。
昭和59年 市が武庫之荘福祉協会として文化会を表彰。
昭和61年 
武庫之荘地区の公共下水道工事始まる(翌年完成)。
平成03年 
福祉奉仕会に「兵庫県のじぎく賞」。
平成04年 
生津公園が整備され面目一新。
平成07年 阪神・淡路大震災で地区の被害甚大。文化会館半壊で活動停止。会館補修急ぐ。
平成08年 文化会活動再開の議論起こる。唐木会長など役員が努力、逐次行事を復活。
平成09年 文化会活性化のため各種行事(講演会、ウォーキング、グランドゴルフ、
       敬老の集い、音楽会など)実施。広報紙「文化会ニュース」発行開始。
平成11年 文化会発足50周年の記念行事(音楽会、落語会、会員作品展、
      ウォーキングなど)を盛大に開催。
平成12年 淡路花博へ日帰り旅行(白寿会と合同、77人が参加)。
平成14年  武庫之荘文化会60周年記念誌「わが街..武庫之荘を美しく文化会の半世紀」発行。
       文化会館ホール改修工事。グランドピアノの寄贈を受ける。
平成16年 「防犯ウォーキング」始まる。
平成17年 第1回美術展開催。
平成18年 
3・4丁目の地区計画条例化。住民有志による阪急線北駅前の
     「めいわく駐輪防止運動」実施。文化会活動に関するアンケート実施。

平成20年 武庫之荘文化会のロゴマーク制定。「文化会セミナー」始まる。
平成21年 武庫之荘文化会60周年。記念品の配布、落語会・音楽会・美術展開催。
       武庫之荘文化会のホームページ開設。
平成22年 『武庫之荘文化会60周年記念誌』発行。
平成23年 『武庫之荘・生活マナ−の指針』を発行し、非会員を含めて
      武庫之荘文化会地区全世帯に配布。「青色パトロール」始まる。
     
「水と緑のまちプロジェクト」発足により各種行事行われる。
平成24年
文化会館の耐震調査検討開始。
      駅前ロ−タリ−祭りが「水と緑のまちずくりプロジェクト」主催で開催された。
平成25年 水プロ主催の生津公園桜祭りが開催された。
    
 文化会館は耐震性に問題あり、自己責任で使用するように、利用者に伝え
     館内に掲示した。
      会館耐震性問題対策として、将来会館建て直しの方向決定。
     久しぶり落語会(桂吉弥さん)開催。
平成26年
会館再建費用積み増しを目的に、会館利用料値上げを決定。
平成27年 3〜4丁目の一部で自動車速度制限“ゾーン30”が設定された
(H.27.2)
     人間国宝・文化勲章受賞者“桂米朝さん”亡くなられる
(H.27.3.)
平成28年 文化会が地方自治法で「地縁団体」として法人化された
(H.28.3)
     会館にAED設置
(H.28.3.)
     駅北側の不法駐輪が目に見えて減少した
(H.28.6.)