.

              戻る     最新分    2023年 令和5年  農園日誌                                  

 2023年(令和5年)1月3日(火)
謹賀新年 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
雪のない正月を迎えました。家内と初詣に行ったあとお寺にお参りしお爺さんの33回忌の日取りをお願いしてきました。例年は、12月31日にトマトの種まきをしていました。近年、天候のせいか3月に定植するトマトの花の咲く時期が早い為に今年は5日ほど種まきを送らせています。正月がのんびり出来て羽根を伸ばしています。播種の準備は明日からです。
 1月16日(月) 昨日から雨、畑に出れなくてビニールハウスで落花生をストーブであぶっています。
でも火力がないので中々焦げません。じっくりの方が良いかも知れません。

トマトの種蒔きをしてから11日目双葉が出てもうすぐ本葉が見え始める頃です。
平年より5日送らせました。この5日で接木や定植の時期がどうずれるか心配でもあります。
毎年、3月〜4月に畝作り・定植と集中するので何とか分散できるように栽培方法を考えないといけません。
秋に田んぼの耕うんすると春の耕うんが楽だと聞いていましたが出来ませんでした。
 1月26日(木) 1回目の播種したトマトが順調に発芽し雪が降る前に移植を始めました。
約1,200本、台木と穂木を合わせると約2,400本あります。接木をするので穂木より台木の方を多め播種しています。
台木は78穴のトレーに穂木は平トレーに移植します。移植の時期は接木の良し悪しを決める一つの要因で早くすると根が少なく徒長気味に遅いと根が多くなり移植が困難となります。双葉と本葉が見分けられる時期に移植をし移植後は2〜3日温度を高めに管理しています。接木は温度と湿度と光の3つを利用し穂木と台木を活着させます。接木して晴れが続き温度が高いと切り口が乾き活着が悪くなるので天候を十分に注意して行います。30年以上接木をしていても気が重いです。
 2月17日(金)2月10日〜11日に接木したトマトの慣らしの最終段階(写真左と中央)。今日は晴れなのでピアレス(遮光資材)を取り光を当てました。ほぼ100%(1200本)萎れませんでした。接木をして今日まで晴れの日が少なかったので心配でしたが第1回の接木は完了しました。写真右は2回目に播種(2月5日)したトマトとナス・ピーマンです。トマトとナスは接木をします。2回目からは1回目のポット上げをしたり1回目の接木同様の工程をこなします。そして育苗をしながら定植の準備が並行にやってきます。仕事だけなら良いけど地区の役員や日役などが重なります。体と頭がついて行くか心配です。
 3月1日(水)1週間前に接木した苗をトレーからポットへ鉢上げをしました。まだ支持具のチューブは付いてます。茎が太くなると自然に取れるのでそのままです。例年より5日種まきを遅らせた効果が出たのか苗の大きさもいい感じです。3月にもなると18時過ぎても明るいのでハウスの管理も遅くなります。明日は雨の予報です。昼と夜の温度差が10℃くらいあるので昼は汗まみれになります。少し痩せれるかも。
 3月2日(木)猿が出没。朝、玄関前に猿がいて草むらを走って屋根の上に登りじっとこちらを見ていました。民家に猿はこの辺りではあまり見かけません。家の裏山から群れから逸れてやって来たのではないかと思います。30分ほどでいなくなりました。突然の訪問者にビックリしました。
 3月4日(土)今日も猿が出没。午前中、作業場のコンテナにあるカボチャが散乱していて種の部分がえぐり取られていました。コンテナも散らばっていてカボチャは畑に捨てに行きました。早く山に帰って欲しいです。
 3月9日(木)今年も梅の花が満開です。昨日に引き続きビニールハウスにビニールを張っています。
風が強くなる10:00頃までに張っています。午後から曇りになったので2回目のトマトの接木を始めました。 
 3月14日(火) 1回目のトマトの苗が大きくなりました。あと1週間で定植予定です。晴れが続いていますが温度は低いです。夜温は0℃でお昼は14℃育苗には最適です。水やりも適度より少な目で徒長しないように注意です。写真右は椿が満開です。昨日と今日で一気に咲きました。剪定は毎年やらないと雪で枝が折れます。今年も頑張って咲いてくれました。とても綺麗です。昨年はバラの枝も支柱に沿うように誘引しました。今は、まだ葉っぱが蕾の様に出ています。やっぱり手入れをしないと綺麗に咲いてくれません。今日、家の前で猿を見ました。まだいるんだ。
 3月30日(木)ジャガイモを植えました。「男爵イモ」と「メークイン」2畝です。写真の右から「ネギ」「ソラマメ」「タマネギ」で一番左が「ジャガイモ」となります。「ソラマメ」と「タマネギ」の間に「サツマイモ」を植える予定です。「ソラマメ」「タマネギ」の収穫は5月〜6月で「サツマイモ」は8月以降の収穫となるので「ソラマメ」「タマネギ」の収穫後マルチを残しその上に「サツマイモ」のつるを伸ばそうと思っています。写真の様に畑が三角なのでだんだんと畝の長さが長くなります。ここは鹿や猪が沢山現れるので周りはトタンと網で囲っています。
 3月31日(金)1回目トマトの定植が終わりました。23日からボチボチと植えていたので遅くなりましたが、1段目の花が2〜3咲いていてまだ2〜3は蕾です。順調に育っています。ここ3日間は20℃くらいな晴天が続きハウスの中は大変暑いです。霜が降りる日はトンネルをしたり夕方にハウスの開け閉めが日課です。4月10日ほどになるとトンネルに入りきれないようになります。次は、2回目のトマトが大きくなるので定植準備を始めています。益々、仕事量が増えますね。 
 4月9日(日) トマトは順調に大きくなっています。写真左は「ソラマメ」の花が一斉に咲きました。写真右は「タマネギ」少し小さい様な感じ、ここは朝日の当たるのが遅いのでそのせいかも知れません。生育が遅いんだと思います。「梨」の葉が随分と出て来て今年は花が咲きそうです。65mのビニールハウスを5m程短くしてトラクターが入れるようにしています。あちらこちらもすることが増えて日曜日もなく忙しい毎日を過ごしています。4月1日より副団長を仰せつかりました。
 4月23日(日) 21日と22日の2日かけて水稲苗をJAから380枚(10aに18枚)を4回に分けて運びました。大変疲れました。毎年、この時期に発芽苗をJAより購入し我が家のビニールハウスで田植えまで灌水や温度管理をします。発芽したばかりなのでハゲている感じがありますが2〜3日で緑のジュータンの様になります。赤いトレーは「マンゲツモチ」の苗です。トマトの定植もまだ残っているので大忙しです。
 5月22日(月) もち米の田植えが終わりました。コシヒカリはあと10aありますが、藻が沢山あり無くするまで3〜4日ほど掛かります。写真は昨年購入した。苗箱洗浄機です。30分で100枚以上洗える凄い機械です。少しコツがありますが、只々入れるだけ、でも1時間すると飽きます。昨年は1枚1枚手で洗ってました。しかし体力に限界を感じこの機械を買いました。今月、例年より早く8日頃から田植えをしましたが、結局終わったのは近隣農家で最後でした。何回、「終わったん」と言われたことか。その度に「もう少し」の繰り返し。トマトの誘引・脇芽取りなど沢山作業をしながら代かきから田植えと休みなしでした。今度の雨降りに休むつもりです。
 5月29日(月) 朝から雨、近畿地方は梅雨入りに入った模様です。しかし明日のお昼から晴れる見たいです。写真は1回目に植えたトマトです。少しずつ食べています。とても美味しいです。1段目の実はあまり綺麗な物はなく鬼花とか言って見た目が悪い物が多いです。しかし昼夜の温度差が大きい時に色が付くものは濃厚で美味しいです。口の中で「トマトを食べた」と言った感じです。直売所は6月10日前に販売をする予定です。
 5月30日(火) 午前中はしとしと雨、台風の影響はまだ早いかな。お昼から久しぶりに晴れて暑かった。新玉ねぎを3個ほど食べ量で収穫、ソラマメも少し収穫、家内は嫌がるので当方が玄関先で皮をむきました。昨日まで雨が降っていたので露地野菜を植える機会を待ってます。明日は、何とかカボチャくらいは植えないと遅くなります。毎週、2〜3日は会議ばかりで夜は出てばかり「X−FILE」が中々見れない。(少し不満)。 
昨日はお昼前に鉄工所のお友達の所に行って喋くっていた。時々、こんな時も必要。
 6月14日(水) トマトの収穫が始まっていますがまだ少ないので小梅の梅干しを作っています。普通サイズは毎年10日から収穫し小梅は6月入れば収穫しています。シロップや梅酒は青い時に梅干しは黄色くなって甘い臭いがするものを使います。1個1個乾いたタオルで拭き爪楊枝でヘタを取ります。根気がいります。写真右で10s位です。重石をしないと浸からないので伏せた皿の上に500g程の物を置いています。今週の終わりに大きい方の梅干しを作る予定です。
 7月26日(水)土用なので梅干しの天日干しを行っています。6月に梅を漬けて1か月少々ザルに並べ鉢の上で天日干ししています。ここ連日の猛暑で干すにはもってこいの天気です。しかし、異常に暑いです。ザルが少ないので小梅は後です。時々、和歌山の産地で行っている土用干しをyoutubeで見ています。あんな道具があればと思いますが、桁が違います。トマトの収穫は直売所で販売し市場には出していないです。この暑さで今月一杯で無くなります。 
 7月30日(日)28日に大きい梅干しを壺に戻しシソを入れ寝かせています。29日より小梅を天日干ししています。6月下旬に砂糖に漬けたシロップを70℃で殺菌(熟成を止める)熱処理をし一夜置いてペットボトルに入れます。今年は沢山あるので3回に分けて700cc×15本くらい出来そうです。水に薄めたり炭酸で割ったり牛乳と混ぜればヨーグルトが出来ます。この猛暑の中、夏バテと疲労予防になっています。朝6:00〜9:00と16:00〜18:00まで田んぼの畔刈りなどをしています。暑いですね。
 8月6日(日) 昨日の国内最高気温ランキングで兵庫県豊岡は14:12 39.4℃で3位でした。
今日は13:41 38.8℃で1位となりました。とにかく毎日猛暑です。
そして9:30頃に近くで火事があり出動しました。
皆さん、熱中症に注意してお過ごし下さい。
 8月7日(月) 猛暑が続いて何日も雨が降らなかったのに早朝雨が降りおまけに虹がでました。
凄くくっきりと家の前でこんな虹は初めてです。思わず写真を撮りました。10分もしないうちに消えました。
 10月5日(木)稲刈も終わり白菜・大根畑の草取りや田畑の草刈りをしています。稲刈中に出来なかった事をコツコツやっています。まだ、コシヒカリともち米の籾摺りが終わっていません。ここ3週間の間に家内がコロナになり高齢の父の世話をしていました。部屋で圧迫骨折になり車椅子で病院に行ったり時間を見てサツマイモ掘と栗拾いをしていました。サツマイモは地力がないのか変な物ばかりでしたが栗は今日までこのバケツに4杯取れました。蚊が沢山いて長袖と手袋は欠かせません。
 11月3日(金) ここ何日も晴天が続き温度も25℃と晴れると暑い、明日は27℃予報。11月と言うのに夏みたい。4日程掛けて庭木の剪定をしていました。本当は夏にするもの見たいですが、夏は暑いし夏バテするので毎年この時期にやっています。雪で小枝が折れないようにしているだけで見栄えは二の次です。写真は、「モチノキ」です。 YouTubeで剪定の仕方などが見れますが、私は自己流です。剪定というのは、あるルールに従ってやれば簡単で見た目も良く「これ切ろうか」と迷わず出来ます。ルールとは、@斜め上をむいている小枝を残し他は切る。A二葉残して先を切る。B重なる小枝を切る。このルールを自分で作り切っていくと左の写真の様になりました。手前は「モクセイ」その下は「ツツジ」です。何とか終わりました。
 12月25日(月) メリー・クリスマス。もう今年もあと1週間を過ぎました。牛糞堆肥を畑に撒いたりで晴れの日は忙しい毎日でした。雪が無くて助かりました。 今月は念願の水路の泥上げを春から計画し今月業者にお願いしました。この水路は30年以上泥上げを行っていないので大事業でした。来年はまた違った事業も計画しているのでどんどん進めて行きたいと思っているす。29日から年末警戒、年明けに出初式が控えています。寒さに負けず頑張ります。




TOP