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 2010年 農園日記

 12月20日 忘年会や役員改正など年末になると何処でも聞かれる事です。あと10日で今年も終わりですね。すぐに一年が過ぎて「あれもやりたいこれもしたい」と思う事が一つも進みません。トマトの播種床の準備も淡々と進み、冬と言うのに日が差すとハウスの中では半袖のシャツで汗かいて仕事しています。外に出るとジャンパーが必要、そんな毎日です。今年はまだ雪も積もっていないしどんな冬になるのか想像もできません。雪は12月8日頃に積もるくらい降りますが今年は降らないし積もらないです。予報ではゲリラ豪雨見たいなゲリラ豪雪があちこちで降るように行っていました。年々天気が異常になっています。

 11月2日 毎日寒い日が続いています。稲木を片付けてから雨模様の天気ばかりで晴れの日がありません。ビニールハウスのビニールを外したいのですが、この天気ではそうはいきません。左の写真は我が家の裏山の工事が無事終わりました。網の目になっている部分です。台風や強い風が吹くと木の枝や枯れた木が屋根に落ちていましたがこれからは安心です。来月の中旬にはトマトの育苗の準備が始まります。一年は早いです。毎年、ビニール・ハウスは雪が屋根から滑らなくなるので張替えをしています。しかしメーカーがこのPOは大丈夫と言うので今年は苗床のビニールは張替え無いつもりでいます。12月上旬から雪が降り始めるので今からちょっと心配です。

 10月25日 今日も雨、稲木は23日に片付けて田んぼの作業は終わりました。もち米の籾摺りも終わり一段落しました。今年は猛暑で何処とも稲は良いとは言えないと思いますが、松下農園は平年より少し収量が少ない程度で品質は良いです。幾ら管理をよくしても猛暑には敵いません。直売所は大根・カフ・チンゲンサイなどの秋野菜が並んでもう少しすると白菜やキャベツが収穫出来ます。食欲の秋、健康の為に野菜を沢山食べましょう。

 10月16日 今日と明日は村のお祭りです。夕方からあちこちでドンドンと太鼓の音が聞こえてきました。中学生まで育成会で親と一緒にお神輿を担いだりしますが我が子は大学生が2人と高校が1人と大きくなり大変でしたが一緒にお祭りに行く事もなくなりました。さて脱穀も終わりました。もち米も籾摺りをすれば販売開始となります。あとしばらくお待ち下さい。ザリガニは田んぼの溝掃除で見つけました。

 10月4日 昨日から雨、その前の2日は小春日和の良い天気で稲刈と脱穀を頑張り張り過ぎたので今日はくたびれで肩と腰が痛い。昨日と今日は籾摺りに没頭したい所ですがぼちぼちと休みながらします。畑の大根・白菜・カブ他も大きくなって秋らしくなりました。上の写真は脱穀の後、イナワラを軽トラに一杯に乗せてビニールハウスに入れています。今年の12月から野菜に使う大切なワラなので地面からの湿度が上がらないようにビニールを底に敷いて積んで行きます。脱穀をしてもこのワラ運びの時間も計算に入れて脱穀を終わらせなければ夕方から雨が降るような日は急いで終わらせて運びます。良い乾燥ワラを取る為には良いお米を作らなければ駄目なのです。イナキで乾燥されながらお米に微量要素を運び終わったワラでないと温床での熱が上手い具合に出ません。コンバイン刈り取ったワラでは温床では使えないです。何回か試しましたが熱量が違います。

 9月27日 天気予報に反して雨が降り脱穀が出来ません。この時期、豊岡では朝露でイナキの稲が湿っているので10時前後にならないと乾きません。それまでは脱穀の準備です。左の写真のように雨で田んぼに車が入らないのと、また雨が降ると刈った稲がぬれて重たくなるので少しずつ刈っては一輪車で運んでイナキの下3段をかけます。昨日は曇りだったのでかけれるだけの稲を刈って家内と写真のイナキに全部稲をかけました。晴れの日か曇りの日が一週間続けば稲刈りが終わるのに近頃の天気は判らないですね。今日は久々の天気なので10時前から脱穀を予定しています。今日しないと明日はまた雨の予報です。そして今夜は荒神さんのお祭りで行く予定で、16:00まで脱穀18:00までにワラ運びそのあと荒神さんです。早く予約されているお客さんに発送出来るよう頑張ります。

 9月20日 今年も稲刈りが始まり「天日干し」を始めています。こんなに暑い日が続いて稲木を建てれるかと我ながら心配でしたが、顔が真っ黒になって1日2リットルほどの麦茶を家内に毎日作ってもらって頑張って建てました。バインダーで刈って12束に束ねて、今年は田んぼの中に車が入るほど乾いたのですこし楽をしました。車の入らない時は一輪車でズボンをドロドロにして稲木まで運びます。それを思うと今年は有難いです。一週間は自然乾燥したいのでご注文の方はしばらくお待ち下さい。家内と二人三脚なので大型機械のように早く出来ませんが、手間隙掛けているので自信を持って食べて頂けると思います。あとしばらくお待ち下さい。よろしくお願いします。

 8月26日 残暑が厳しい毎日です。トマトも終わりナスとピーマンの出荷をしています。昨日の夕方に夕立で少し久しぶりの雨が降りました。稲も黄色くなり稲刈りももうすぐです。左の写真ですが、”勘弁して下さいよ”と言いたくなるような田んぼです。右が松下農園、左はよそ様の田んぼ、穂が見えないほどヒエが生え尽くしています。けして無農薬でもなく管理が出来ていない為にこの通りです。6月頃までは丁寧に草刈や水管理をされていましたが、7月の猛暑でか管理をされなくなりました。ヒエの種が落ちて来年はもっと生えてきます。隣の田んぼの私としては”勘弁して下さいよ”なのです。お米の販売は平年通り行います。しばらくお待ち下さい。

 7月25日 全国で猛暑が続いています。とても暑い毎日ですね。トマトの収穫はAM6:30頃から始めて10:00頃には終わっています。収量が少なくなったので出荷も少ないです。なるべく直売所で販売したいので普通は頭がちょっと赤くなったら収穫するんですよ。真っ赤だと市場は嫌がるんです。でも松下農園は赤くならないと収穫しないのです。直売所のお客さんは味にはうるさいんですよ。今年は単身赴任風の男性のお客さんが多くそのまま食べれるトマトが人気なのかよく売れます。家内は毎日5〜6回トマトを袋に入れて並べています。お昼に寝そべっていると「こんにちは、トマトがないんですけど、もうありません」と玄関から声が、「はい、あります。ちょっと待て下さい。」と次に陳列するトマトを並べるのです。並べ終わったら次に出すトマトの用意を、家内は毎日こんな状態で私はただ収穫と水やりに励んでます。

 7月14日 トマトの収穫も3〜4段目を収穫中、疲れもたまり雨の日は収穫以外はしていません。ナスの収量も増え直売所は品数も増え賑わっています。収量の70%は直売所で売っています。JAの出荷は昨年の半分程度、疎かにしているとお店は空っぽ、遠方からも「せっかく来たのに何かないの」と少し青いけど買って貰っています。お米の通販も終了して「寂しい」もう少し増やしたいけど体が限界。もっともっと農業したいそんな毎日です。

 6月18日 トマトも大きくなり収穫しています。しかしまだ出荷するほどの収量ではないので直売所で販売しています。この前のひばりのヒナは何処へ行ってしまったのか、16日に見たらいなくなっていた。食べられたのか、そういえばピーマンの畑にヘビの抜け殻があった。無事に巣立ってくれればいいのに、こんなに早く何処かへ行くのかちょっと複雑な気持ちです。トマトの誘引しているとトマトのアクが手に付いて中々取れない。いつも汚い手をしております。

 6月12日 良い天気が続いて時には休みたい。明日は雨なのでトマトの誘引をします。今日、豊岡の温度は34度でとっても暑かった。カボチャに敷きわらをしたり、ナスの支柱、ピーマンのわき芽取りなど仕事は沢山あります。今週からトマトを食べています。まだ収量が少ないので市場には出さず直売所のみです。左の写真は最初と最後に定植したトマトです。こんなに違います。
 前回紹介した。小鳥の巣です。
3個の卵も無事孵化し親鳥の運ぶえさを待っています。畑の真ん中に作った巣は親鳥がいても、どうですこのカモフラージュ(写真をクリック)立派です。この小鳥は「ひばり」でした。高い空で賑やかに鳴いていますが、こんな所に巣を作るんですね。とても愛らしい鳥です。

 6月3日 ここ数日、とても晴天で少し暑いです。5月29日〜30日は村の旅行で東京に行ってきました。2日間共に「はとバス」で都内観光です。豊岡駅から京都駅まで特急、京都駅から東京駅まで新幹線。でも京都までの方が時間が掛かるのです。東京タワー、皇居、六本木ヒルズ、隅田川、銀座で宿泊なんと贅沢な2日間でした。この旅行までにと田植えを終わらせました。東京駅の改装工事が終わったらまた行きたいです。次の日、畑に行って見ると寒さで駄目になったマクワの苗の横に可愛い小鳥の巣を発見、近づくと親鳥が巣から離れますがまた帰って巣に入ります。この隣にナスを定植しているので親鳥をビックリさせないように仕事しています。無事巣立って欲しいですね。6日〜7日も山代に旅行です。

 5月23日 2日前に突然、パソコンのスタート・バーがなくなって何も出来なくなってしまいました。こんな事もあろうかとバックアップを取っていたんだけど、なんとバックアップは2月26日までしかなかった。ディスクのバックアップも取れずシステム領域のみ再セット・アップをしました。しかしこれまた残念な事にすべて無くなっていた。そんな訳で何とか元通りにソフトのインストールを行いました。トマトの定植が長引いたせいもあって田植えが遅れています。29日〜30日地区での旅行がありそれまでには終わらせるつもり何せ父が今年の春からまったく出来ないようになりすべて私の手にかかってきました。今日は北但大震災記念事業で消防団で献血をして来ました。

2月26日 今月の更新はとうとう2回になってしまいました。2月は逃げると言いますが過ぎていくのが早いです。「年を取ったので小さい写真や文字が見えない」と言われたので今日からちょっとBIGに。写真は今月に接木した苗です。天気がよくて夜温が高くなると活着率は高くなります。昨日から温度が高く今日のように雨が降ると湿度が高くなり益々活着し易くなります。割接ぎと言う方法でクリップで挟みます。意外と簡単のようですが、根気と年期が必要です。今回は95%位の活着だつ思います。右の2本の苗は慣らし中で葉が下を向いているので外気に触れるとまだしおれるので活着した苗と分けて管理します。この辺りがポイントです。

2月5日 立春と言うのにこの寒さ、人と会ったら「寒いでね。」の一言、早く暖かくなって欲しい。でも、苗は少しずつ大きくなって行きます。イチゴだって赤くなります。稲わら温床も寒さが続くと外気の温度に負けて温度が下がります。そこで欠かせないのが切り返し水と空気に触れさせて積み重ねていくとまた温度が上がります。この切り替えしをすると汗をかいて体も熱くなって健康にも良いです。外は寒いのに半袖でハウスの中で頑張っています。

1月31日 1月も今日で終わり、早く春になって欲しい、そんな毎日です。雪がふる様子も無くそれだけでも有難い。右の写真は2回目のトマト、1回目は3号ポットに移植しました。台木と穂木があるので接木までは広い面積が必要となります。毎年、同じ面積の苗床であちこちにポットを移動していますが、野菜の品種の本数が毎年少し変わるので上手に置いています。今、イチゴが最盛期で直売所で賑わっています

 1月14日 この冬一番の寒さです。部屋の中でも5度と寒くこたつに入った足だけが温かいそんな日が続いています。でもお昼に少しお日様が顔を出しハウスの中を温めてくれます。トマトが発芽し台木と穂木のポットの準備と2回目のトマトの播種の準備と仕事はどんどんと増えて来ます。寒いので時々雪かきをして温まっています。滋賀県のおはら野農園さんの雪から比べればとても少ないです。おはら野さん雪に負けないで頑張って下さい。出初の写真をアップしたいのですが写真が送られてこないので後になります。

 1月4日 絶好の天気で寒い日に冷たくて出来ない温床の土作り(山土と堆肥を混ぜる)をして明日はトマトの種蒔き、どんどんと育苗が進んで何があってもハウスの管理をしなくてはならない。葬式があっても結婚式があっても育苗時期は手が離せません。5月中旬になって霜が降らなくなるまでこの状態が続きます。昨日、親戚からカニが届き今日はカニ鍋です。近くに香住港があっても松葉ガニはそんなに食べれません。鍋は2〜3日に一度、キムチ鍋・煮込みラーメンなどを食べています。なにせ野菜はたっぷりあるので春まで鍋をします。簡単で片付けも楽で色々入れて温まっています。

 1月1日 明けましておめでとうございます。
       本年もよろしくお願いします。

 毎年、消防団の年末特別警戒が終わり家に帰って少しすると年が明けます。
 今年も災害のない良い年であって欲しいです。
 外は雪が30cm程積もり、今週はずっと雪マークが付いています。
 風邪などひかず元気で今年も頑張りましょう。
 


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