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2009年 農園日記


 12月28日 今年もあと3日となりました。毎日同じような事をしているのでホーム・ページの更新も疎かになりました。明日は12臼の餅つきをする為、今日はその準備をしています。また、明日から3日間消防団の年末特別警戒で20:00〜24:00まで詰所で巡回等の警戒をします。左の写真は育苗床の仕上げ作業、押し切りでわらを切ってここにビニールをトンネル状にかけます。そしてもう一枚の写真はこの苗床に「ドウガネブイブイ」というコガネムシの幼虫が沢山いて稲わら堆肥を作る役目をしているのだと思っています。ミミズもいっぱいいて今年も完熟した堆肥で野菜が作れます。


 12月11日 8日〜9日豊岡市野菜園芸グループで視察研修旅行に行きました。10月頃より視察場所を探していましたが法人関係の農場しか見つからず困っていました。しかし今年の8月頃よりwebサイトで知りあった同じ野菜を作っている。滋賀県の「おはら野農園」さんに視察場所をお願いする事が出来ました。
おはら野農園さんには大変お世話になりました。視察させて頂いた所は、近くでイチゴを栽培されている堀江農園でハウスに入ると写真のように真っ赤になったイチゴが目に留まりました。水耕栽培のようですが株には土が付いていて少量の土を使って有機液肥の点滴で栽培する方法でした。写真でも分かるように土耕栽培と比べ中腰にならないので腰に負担がかからない事や足元が整理されて作業性が良いしハウス内の環境が良いので病気や害虫の予防に大変効果があります。何から何まで行き届いた方法で栽培されていてとても羨ましく思いました。また、とても元気で頑張っている姿を見て力を貰いました。末永くお元気でお過ごし下さい。有難うございました。

「おはら野農園」「堀江農園」さんが農産物を出荷されている「道の駅 伊吹の里」にもお邪魔させて頂きました。社長さん直々にご説明を受ける事が出来ました。農産物をはじめ伊吹大根をベースにしたドレッシングや飴が販売されていて平日にも関わらず多くのお客さんで賑わっていました。全国いたる所に道の駅がありますがこの「旬彩の森」では新鮮な野菜を陳列するスペースが広くて沢山並んでいたのは驚かされました。今回の視察で大勢の方にご協力頂き大変有難うございました。私は今年で会長の役は終わりますが今後もまた何処かでお世話になると思いますが、その節はよろしくお願いします。

 11月15日 あと一ヶ月半で21年度が終わります。一年が過ぎるのは早いと思う歳ではないと思っていますが子供を見ていると親より大きくなって一人前の事を聞かされます。雨や曇りの日は寒く、今日の様に晴れたら秋に戻ったようです。暖かい日でした。午前中は消防団の秋季訓練で各個訓練、部隊訓練、放水訓練と基本的な事に絞って無事終わりました。明日以降は足腰が痛い日がやってくると思います。田んぼや畑は赤とんぼとカマキリの産卵、冬支度です

 11月2日 昨日の午後から雨がしとしと、今日はザーザーと温度も下がり寒いです。昨日まで暖かな陽気でしたが今日になって一変しました。ナスの片付けとビニールハウス周辺の掃除と収入にならない仕事ばかり、でもこれが農業本来の仕事とかも知れません。収穫は短くて育苗と片付けは長く掛るのです。田んぼの稲は4月に苗代をして5月に田植えをし9月に収穫です。半年で終わりです。しかしトマトは12月に種蒔きをして6月から8月まで収穫、3ヶ月の収穫しかないのに半年の育苗です。多分、全国で一番長い育苗期間だと思います。この但馬の気候では仕方ないです。田んぼの稲がなくなってから、餌が良く見えるのか毎日「コウノトリ」が田んぼで餌を突っついています。ちょっと電柱で一休みです。

10月20日 良い天気が続いています。籾摺りは雨降り仕事なのですが、いい天気が続くといつまで経っても出来ません。昨日、イチゴのハウスにビニールを張り、今日はもち米の籾摺りをしています。近年にない良質のもち米です。いろご米やシイナ(実の入っていない籾)が少なく籾摺り機から出てくるもち米を見てちょっと嬉しくなりました。皆さんご存知でしょうか、もち米の玄米はコシヒカリなどと違って見た目は悪いのです。コンバインで刈り乾燥機で水分を取っても中々白くならないし、粘りやもちにしてもこしがないんですよ。私が小学生の頃はどこの農家も庭先に干してありました。今では少量だと乾燥機にも入らないし農家でも作る方が少なくなりました。今年は台風18号で雨が続きちょっと長く干し過ぎたのが良かった。写真はもち米の玄米です。

 10月15日 13日にもち米の脱穀が終わりました。台風18号が心配でしたがイナキも倒れずに無事に脱穀が出来ました。台風の後は天気が続き稲もよく乾き順調にいっていましたが、籾を積んで持って帰り作業場で運んでいる時、ちょっと腰を変な風にひねったとたん”ぎっくり腰”になってしまい、今なにも出来ない状態です。情けない!。一週間は不便な生活が待っています。籾摺りが待っているのに只今休業中です。すっかりと稲が無くなった田んぼに毎日コウノトリが餌を探している光景が見られます。「右の写真はコウノトリ郷公園のページから」畑にいても顔が見えるほど低空で飛んできます。右の写真程度に見れます。大型の鳥なので迫力がありカッコイイんです。

 10月7日 台風18号が近づいてきました。今は小雨が降っていますがいつ大雨になるか心配です。ニュースを見ていると各地に警報が出ていますが被害はあって欲しいく無いですね。分団長からの指示で自宅待機するように班長以上に連絡をしました。今日と明日はいつ招集があるかわからないので自宅待機です。平成16年の台風23号の教訓から訓練を重ねて来ました。コシヒカリの脱穀を済ませてましたがもち米がまだイナキに掛かっています。ビニールハウスのビニールはすべて外し台風に備えましたが、イナキだけはどうしようもありませんでした。自分の立てたイナキを信じて無事を祈るばかりです。

10月2日 9月27日にもち米を刈ってイナキに掛けました。翌日の28日より雨が続いてまだイナキに稲が掛かっています。秋雨前線の影響で明日もぐづつくようで早く脱穀して終わらせたいです。曇りや小雨の日はイチゴを植えています。今年のイチゴの苗は良く出来ていて大きなイチゴがなればと楽しみです。トマトの片付けもあと少し、でも雨が降ったら仕事が進みません。嫌な日ですね。 

9月29日 イナキの上から写真を撮りました。稲刈りが終わりイナキに30eの稲が掛かっています。晴れが続き乾いたら脱穀です。今日は、籾摺りと籾殻燃やしをしていました。細かなホコリにまみれながらの仕事で、しかも暖かいので蚊が出迎えてくれます。秋の蚊は小さいが刺されたら痒くてたまりません。

9月23日 昨日と今日は雨で、田んぼ仕事は出来ないので作業場で籾摺りをしています。未熟米が少し多いかなと思う程度で収量は平年並み。渇きの悪い田んぼの稲は刈り取ってイナキに掛けているので少々の雨が降っても心配はなくなりました。雨の多い年は、稲刈り時期が遅くなるのでイナキを4基建てるのですが、今年は3基のイナキで賄っています。コシヒカリは残り10a(写真の黄色い部分)も半分ほどです。これが終わると「もち米」の稲刈りをします。ご注文を受けましたら即刻発送させて頂きます。ご利用をお待ちしています。

9月15日 9月10日に稲刈りをして11日にイナキに掛けました。只今、乾燥中です。しかし4日置きに雨がポロボロ降って簡単には乾燥もしないし脱穀も出来ません。18日か19日に脱穀し予約の方に発送する予定です。もうしばらくお待ち下さい。まだ始まったばかり、明日も稲刈りして空いている所に掛けます。全部で30eの稲をイナキに掛ける事が出来ます。沢山のご注文お待ちしています。

9月11日 昨日、いい天気で稲刈りをしました。そして夜に天気予報を見るとあさっては雨が降る様子、今日は絶対に昨日刈った稲をイナキに掛けないと雨に濡れます。なので今日は朝から稲を集めてイナキに掛けました。幸い軽トラが田んぼに入ったのでスムーズに終わりました。家内とふたり休憩もそこそこで頑張りました。これで明日は雨が降っても大丈夫です。あぁ〜腰が痛い。薬塗って早寝です。

9月10日 イナキを2棟立て、稲刈り開始です。ここ数日、小春日和が続き暑い日ざしの中時々涼しい風が吹き、秋を満喫しながら稲刈りをしました。明日、今日刈った稲を集めてイナキに掛けます。家内と二人三脚で頑張ります。お昼になって溝で手を洗っていると可愛い亀がいました。この辺は、亀が多く7月下旬に穂肥を撒くのに田んぼを歩いていると大きな亀を蹴っ飛ばす時があります。「今のはなんだ」と足元を見ると亀です。

9月2日 今年は、ヒエのある田んぼが多いです。田植え後に除草剤をふっても水管理が出来てないと、効果がありません。ヒエが沢山生えると稲より成長が早くて、栄養の吸収が多いので稲の穂の養分が不足します。「ヒエがあっても米は取れる」と言われる人もいますが、ヒエの種が来年には何百倍、何千倍と増えるので1年では無くす事は出来ません。毎年、ヒエや草は取るのが無難です。来週には稲刈り始めます。

 8月25日 日帰り家族旅行をしました。目的地は、日本三景の「天橋立」と「成合寺」です。
出発駅は、”コウノトリの郷駅(但馬三江駅(無人駅))”始発駅豊岡の次の駅で、
自家用車で3分程の所にあり駐車場に停めて出発です。
大学の子供と受験生は欠席でした。
私は、「KTR 北近畿タンゴ鉄道」に乗るのは初めてです。
「但馬三江駅」より「天の橋立」までは約1時間で着きます。

天の橋立駅に着き「知恵寺」で休憩し「天橋立」の遊歩道2`(約30分)を歩いて渡りました。

両側は海で松林の中はとても幻想的な感じです。娘は裸足で浜を歩いていました。
途中にトイレや休憩所がありのんびりと歩けます。

「天橋立」を歩かずフェリーでも渡れます。渡って食事をして、
リフトかロープウェイで山に登ると「股のぞき」「傘松公園」あり天橋立を一望出来ます。
乗ったのは、娘の嫌がるリフトでした。
天候もよく遠くまで見えて綺麗でした。
黒豆アイス美味しかったです。

次の目的地、西国第二十八番札所「成合寺」に参りました。
「傘松公園」から「成合寺」まで2`ありバスが出ていますが、
徒歩で登る事に、会話をしながら約30分程掛かり疲れました。

いやいやと言いながらもこの山登りを娘は喜んでいました。
家内は大満足。

帰りはフェリーで渡り帰路へ、
ローカル線「KTR 北近畿タンゴ鉄道」に乗車、およそ9時間の旅でした。
電車は兵庫県の豊岡駅から京都府の宮津駅を通り西舞鶴駅までを宮津線、宮津駅から京都府の福知山駅までを宮福線と言います。普通は一両編成でコトンコトンとのどかに走るのが嬉しいです。
今日も、鉄道マニアがビデオと録音をしに先頭を陣取って、「只今、収録中話し掛けないで下さい。」と張り紙がありました。のどかな北近畿の山並みや田園を楽しむ事が出来て「天橋立」も平日でした
が大変多くの観光客で賑わっていました。とても楽しい一日でした。是非、一度来て下さい。


8月24日 もうすぐ稲刈りが始まります。バインダーやハーベスター(脱穀機)、乾燥機、籾摺り機と試運転やオイル等の点検をします。点検をしていても度々故障します。農機具は年中使うものでは無いので、そんなに壊れるものではないと思いますが、毎年、修理しているような感じがします。この写真の道に沿ってイナキを建てます。中々、キツイ仕事ですが頑張ります。

8月21日 もち米の穂が出揃いました。コシヒカリと比べると背丈も1.3倍ほどあり立派です。梅雨の長雨と日照不足で心配をしていましたがお盆前から晴れが続きコシヒカリももち米も順調に生育しています。最近は、もち米を作る農家や減り餅つきをする家庭も減りました。もち米の利用が減っています。これからの時期、山菜御飯やシメジご飯等、で食卓を楽しみましょう。
もち米は、産後の母乳をよく作ると言われています。粉ミルクを買うつもりでもち米を食べては如何でしょう。

8月18日 朝取りのブルーベリーを好きなだけヨーグルトに入れて朝食のデザート、ペンションの朝食を思い浮かべます。でも、我が家では特別な光景ではなく普通の食卓です。
農家なら畑の隅や庭先に盆花や柿ノ木があるのと同様にブルーベリーの木が4本植えてあって沢山の実を付ける様になりました。ヨーグルトのすっぱい人でも甘いブルーベリーを入れて食べると食感も変わってきます。1m×40cmほどの面積があれば3本は作れるので試しては如何でしょうか。こんな遊び心が家庭を楽しませてくれます。余裕のある生活ではありませんが、ほんの少しの贅沢です

8月17日 井堰(いせき)河川の水量が豊富で水位が常に高ければ、単なる水の入り口を設けるだけで容易に取水できるが、水位が低下して水が引けないような場所や時期には、流れの中に水を堰き止める物を置いて、水位を高めることができれば、あとは個々の圃場に至るまでの水路をつくって重力エネルギーで勾配にしたがって自然に流下させることができる。(農業土木学会・広報委員会より)今も私たちの地域では、この井堰(いせき)、を3箇所作り田んぼに水を入れています。田植え前の代かき時期に井堰を作り、穂が出て水が不必要になったら井堰を片付けます。全農家での作業ですが、ほぼ農会や村の役員で行います。今年は水が多いのでご覧の通り腰まで水に浸かっての作業でした。農家も減り高齢化も進んだらこの作業も心配です。

8月16日 松下農園の一番広い田んぼです。60eあります。山に囲まれて、シカ、イノシシが田んぼを荒らすので、電気柵は必須です。ここには、30eの野菜畑もあるので、90eすべて電気柵で囲ってあります。稲の穂先が下を向いて来ました。実入りの時期です。9月になるとだんだんと葉っぱが黄色くなり稲刈りを迎えます。今年は、災害もなく稲刈りが出来るように祈るばかりです。

 8月8日 夏真っ盛りか梅雨の終わりか判らない天候が続き、暑いの一言。毎日、トマトとナスの収穫でほぼ夏ばて状態。昨日はお墓の掃除、毎年どんなに忙しくても8月7日にしています。今までこの日の午前中は不思議に雨が降った事ないのです。稲も穂が出て何処の田んぼも少し色が変わりました。今日から田んぼの水を落とし乾かす事に専念します。しかし豊岡ではなかなか乾きません。稲刈りまで後40日ほどになりました。野菜の値上がりとニュースで言っていますが、市場の市況は例年より少し良いかなと思う感じしかしません。市場が安い時でも小売はいつも高いと思います。ポンプ車操法の大会は雨で延期となり8月23日に行われます。私は3番員として出場します。今からでも誰か代わって!!!。

 7月17日 トマトの収穫とナスの管理、田んぼの管理とあまり収入に繋がる事はしていないのですが、一番の精神的な疲労は消防団のポンプ車操法です。訓練に団員が集まらない中、刻々と迫る本番に選手が決まらず訓練担当者としての私の責任で自主的に選手になりました。(一応、1番員と3番員は経験があります。)52才の私に3番員は少し重いかなと思いました。でも頑張ります。毎年この頃はトマトの収穫と消防団の訓練とで格闘しています。先週は夏ばてぎみで目がもうろうとしていました。今年は、猛暑・豪雨・強風と天候が極端で稲刈り時期の天候が心配です。今日、デジカメの電池を入れ替えて早朝に撮りました。

 6月24日 前回の更新からこんなに日が立ってしまいました。トマトの収穫とナスや色々と作業をしていて日も曜日も忘れそうそんな毎日です。『天日干しコシヒカリ』が完売しました。近所の定期購入されている方の分しかありません。我が家の保有米も厳しいです。今年のお米もよろしくお願いします。世間では仕事が無くて困ってる人もいる中、農業は儲けは少ないけど仕事はたっぷりあります。朝、トマトの収穫に行くと亀の産卵に出会いました。田んぼの中にいる時は警戒をして逃げて行きますが、産卵時は近づいてもじっとしています。写真を撮って、さぁ収穫。陽が照るとハウス内は暑くなるので10時頃からはハウス外の仕事をします。ナスの管理等、沢山ありますが11時頃には家に帰ります。今日もとても暑かったです。

 6月7日 昨日のお通夜、今日のお葬式、今夜は消防団の総会で本日の仕事はお休みでした。10日頃よりトマトの出荷の予定で選果場の片付けと出荷準備は明日に持ち越されました。ここ数日、曇りばかり続くので梅雨に入ったかなと思いますが、涼しいので過ごし易いです。トマトは、灰色カビ病が発生しています。この病気はもっとも嫌な病気で、病気と言うよりカビが茎・実・葉に付着し広がれば致命的な病気で、梅雨の湿度の高い時期に発生します。葉カビ病とは違い、消毒してもなくならないのです。トマトを作っていると誰でも経験する事なのですが、一旦収穫が始まると消毒も出来ないし換気やカビの付いた葉・実を取り除くしかありません。2回目以降に植えたトマトはまだ収穫は1週間程後なので防除の為に消毒します。消毒と聞くと皆さんとても抵抗があると思います。私も消毒は極力避けたいのですが、良い方法がないのです。

 5月25日 今日、田植えが終わりました。実質は5日間程度ですが、トマトの管理をしたり毎日はしません。先週(5月18日から22日)新型インフルエンザで学校はお休みで今日から再開しました。一週間も学校が休みになるなんて考えてもいなかったです。このニュースが出たとたんにマスクをして運転をしている方が増えて身近に実感しました。手洗い・うがいは、受験生が毎年いるので慣れて毎日やっていますが、他にこれと言って注意はしていません。トマトの生育も順調で葉カビ病や灰色カビ病もまだ見られません。しかしナス・カボチャ・さつまいもの定植がまだなのです。周りの家庭菜園ではすくすくと育っているのに専業の松下農園では、まだ苗床で定植を待っています。大変です。明日から急いで準備して定植しなくては!!!!!。。周りの田んぼもほとんど田植えが終わり、コウノトリやサギが餌を求めて田んぼにいます。ここ数日はカモをよく見かけます。いろんな鳥がやって来て嬉しいですよ。

 5月15日 トマトも4段の花が咲き1段果は7〜8cm程になりました。今年は平年より少し温度は低め、でも29度にもなる日があったりして、ビックリしました。明日は11度から22度と過ごし易い日です。年中こんな天気なら良いのにと思います。17日から田植えをします。毎年の事ですが、ちょっとドキドキしますね。周りの田んぼの半分程は終わっていますが、専業農家はこれからです。昨日は、JAトマト委員会の巡回視察があり私も久々に同行し皆のハウスを見て回りました。豊岡中央青果・豊岡普及センター・JAたじまの方も一緒で半日掛かりました。仲間のハウスもいろいろと工夫し頑張っている姿にとても励みになりました。右の写真は松下農園のトマトです。。

 5月5日 今日は、子供の日だけど別にこれと言って何もしません。苗代の苗も順調に大きくなり田植えを待っているかのようです。普段は気にしないのですが、家の周りに沢山の花が咲いていて思わず撮りました。左の花は、小手毬(コテマリ)と言って3センチ程の花が枝にいっぱい咲いて重たく垂れ下がっています。背は2メール位、花の無い時は見向きもしないです。いろいろと花の咲く木が家の周りにあります。庭木の手入れが趣味ではありません。

 4月16日 天候不順でまだまた涼しい日が続きます。12日に苗代をしました。苗箱に土を入れ準備しているので発芽した籾種を蒔いて土を被せて並べるだけ後は毎年の事ですが失敗しないかと念には念を入れての出来上がりです。20年ほど前は家族で田んぼに出てきて苗代をしているのが当たり前でしたが、今はビニールハウスの中で苗代をする農家よりJAより購入する農家の方が沢山います。農家と言っても高齢化で60〜70才の方がほとんどです。どの地方に行っても同じなのでしょうか?。しかしJAたじまの蔬菜部は20台から50台と若い後継者がいます。トマト委員会も50才前後とまだまだ頑張ります。

 3月27日 もうすぐ4月なのに2月のような温度で、春はまだ遠いです。先週、強風で2ハウスのビニールが飛んでしまいました。思わぬ出費です。ビニールを再度注文し張りました。トマトの定植も4月までには定植したいのですが、少し寒いですね。このままでは出荷も遅くなります。左の苗は3回目に播種したトマトで、こんなに大きくなりました。定植していないので我が家のハウスには約3,000本程の苗があるので苗床は一杯です。あぁ〜早く植えないと!!。今日は家内が「なす」の接木を始めました。私は、定植準備です。毎年、3月になると受験シーズンです。末っ子も志望高校に合格、やれやれホットしました。3人の子供がお世話になった中学校もお別れです。4月から弁当が二つ要ることになります。

 3月8日 2回目トマトの接木が終わり活着するまで養成管理をします。毎年の事ですが根気がいります。1回目の接木はまぁまぁの出来(満足出来ない)でしたが2回目は上出来と思うのですが明日は、曇りだけどハウスのビニール張りをしたりキュウリやかぼちゃの播種床を作ったりで仕事はいっぱいあります。今日の午前中は消防団の訓練でつぶれてしまって良い天気だけにあれもこれも出来た日でもありました。今年に入って土・日は飲み会や会議で埋まって仕事になりません。農業は自分で思う存分出来る仕事だと思っていましたが、年令と共に役が回ってきます。したい事はいくらでもある今日この頃です。

 2月17日 昨日からまた雪が降り真冬に逆戻り、トマトも寒さに耐えています。1月27日から4回目の共同接木作業を朝から行いました。今回は約1,3000本の接木です。本数は多くても皆でやれば15:00過ぎには終わりました。この時期の定植は、4月4日頃の予定です。2月の播種は、夏野菜の最終時期で3月になると収穫が高温期となり収量が減ったり作りにくくなります。3月以降の播種は高冷地の作付けとなります。同じトマトでも九州から北海道まで各産地からスーパーなどで一年中販売されていますが、ここ豊岡では5月下旬から8月下旬までの間でしか収穫は出来ません。さて今、食卓にあるトマトは何県産でしょう。

 2月6日 農園の様子以外が続きますが、毎日使っているパソコンを紹介をします。2002年から4台目になります。写真は、NEC MY30V/C-G(自己紹介に詳細)WindowsXP PROです。中古品ですが、立派にこなしてくれます。本体の上にあるツインタワー見たいなのがEO光のモデムでその隣がBUFFALUの外付けDVD±RW、ディスブレイと本体の間(ディスプレイの裏)にあるのがバックアップ用外付けHDD(80GB)、プリンターはこのセットの上の棚に置いてあります。先週、2台収納外付けHDDを中古で買い内蔵HDDを取り付けようとしましたが、PCが認識せずマニュアルもないのでネット検索でやっと認識し使えるようになりました。この前に使っていたNECMA86T/C Windows2000も健在でXPより使い勝手が手間ですがウィルスで何度もリカバリをした事もあり勉強させてもらいました。すばらしいPCです。今のMY30Vも優れたPCでとても気に入っています。

 2月2日 明日は節分です。餅つきもしました。豆まき、いわし、巻き寿司(恵方巻き:えほうまきとも言う)昔から我が家も食べています。巻き寿司は、福を巻き縁を切らないと言う意味でその年によって縁起の良い方向に向かって丸かじりします。もうひとつ”かぼちゃ”も食べます。今頃は全部スーパーで買ってます。話は変わって、左の写真は、昨年11月頃からいつの間にか食卓に仲間入りした「魔法瓶」です。我が家にはここ10年ほど前から「湯沸しポット」が姿を消し省エネの一環として電気付けっぱなしポットは不必要、湯が欲しい分だけガスで沸かしていました。それが今回、朝沸かした湯を「魔法瓶」で一日このポットでコーヒーやお茶位なら足りてます。それと電球型蛍光灯は昨年10月から電球の交換をしていません。環境に良い事、皆でやりましょう。

 1月29日 苗も一段と大きくなりましたが寒くて平年と比べればまだちょっと小さいです。夏はほとんど見ませんが、雪が降って寒くなると何処からか”ねずみ”がやって来ます。今年も、苗床のあちこちにいたずらをしています。。苗に使う土に稲わら堆肥を使っているので、ミミズが沢山います。そのミミズを食べようと苗箱の土をねずみが掘り返します。新聞に就職難で農業に関心が高まっている現状が書いてありました。農業の現実も厳しい物がありますが輸入野菜をやめて自給率を増やせば農家の高齢化も解消し新鮮で安心した野菜を供給出来ると思うのですが如何でしょう。

 1月27日 JAとまと部会でトマトの共同接木作業、14名が播種・接木を共同作業し苗を作っています。私も3分の1お世話になっていますが、接木の活着率はナエピットの方が抜群に良いです。松下農園では苗の販売もしている為にトマトの苗も販売用と同様に残りの3分の2を作っています。稲の育苗箱を利用し78穴のトレイに台木に移植し茎の太さを穂木と同じようになるように育て3週間程度で接木をします。個人で接木をするより技術面では簡単ですが、ある程度の腕も必要です。個人での接木はかなりの技術が必要です。農業も小手先では行きません。

 1月20日 今日は大寒、昼間少し陽が照っていましたが温度が低くとても寒いです。2回目のトマトの播種をしていると足が冷えてあぁ〜寒いの連発、まだまだ春は遠いですね。右の写真は1回目に蒔いたトマトの苗です。本葉が少し出た程度で後3〜4日で3号鉢に移植をします。今週の終わりになすとピーマンの播種をします。段々と忙しくなってきます。先週、同じ村の専業農家の先輩が他界しショックでした。今まで色々と教えて頂いたのに今年から田んぼで会えないと思うととても残念です。

 1月10日 朝は少し温度がありましたが10時頃より雪が降り始めました。
明日、11日は豊岡市豊岡消防団の出初式があります。今からこんな雪だと明日は結構積もっているでしょう。大雪警報も出ています。毎年、出初式は雪が多く温度が低い日が多いので大変だとは言っていられませんが!大変です。今日は家内が靴・衣類に張るカイロと靴下などを買ってきてくれました。感謝しております。写真は我が家の庭、今はもう少し積もっています。あぁ〜寒い。

1月5日 正月も終わり大学の子供も今日行きました。明日は高校・明後日は中学とまた新学期が始まります。昨年の大学受験に続き今年は高校受験です。いゃ〜頭が痛い!頑張っての一言しか言えませんが何処の親も同じですよね。午前中は晴れ午後から曇りの日が続いていて日が陰るととても寒くなります。春よ早く来い。今日は、第一回目のトマトの種まきをしました。約1,200ほど午前中ハウスが暖かい時に一粒(時には2〜3粒)づつ蒔きました。発芽は4〜5日掛かります。種を蒔いたら温度・水・光の管理をずっと毎日行います。種蒔きは、日をづらして4回行います。 

 1月1日 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
31日の年末特別警戒を終え1時間ほどで新年を向かえました。今、外は雪で銀世界です。今年も災害や事故の無い一年でありますように願うばかりです。近頃のニュースは私が小さい頃と比べるととても想像が出来ない事件・事故があります。毎日ニュースを見ていて胸が痛む思いです。今年の抱負は、今までより何事も一歩「前進」するように頑張ろうと思います。本年も昨年以上によろしくお願いします。

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