FMV6300MCのHDD換装とOSインストール

 FMV LIFEBOOK FMV-6300MC4/Wは購入時HDDが4.3GB、メモリが64MBでした。このままではあまり使い物にならないので、HDDを12GB、メモリを160MBにして実用的マシンに仕上げる事にしました。
 メモリは裏のカバーを外してメモリスロットに装着する(32MBのカードと交換に128MBのカードを挿し、オンボード32MBと合わせて160MB)だけなので簡単ですが、HDDの交換はなかなか大変でした。
 ここではHDDの換装と同時に、Windows2000のインストールに挑戦してみます。
 
 購入した12GBのHDD。富士通MHK2120ATです。じゃんぱらで4480円(中古)でした。

 バッテリーを外してひっくり返し、赤丸の6本のネジを外します。

 キーボードをゆっくり持ち上げ、マザーに接続されたフレキを外します。コネクタの留め具両サイドの爪を持ち上げるとコネクタが外れます。

 キーボードが外れました。

 再びひっくり返し、バッテリーがあった所にある4カ所の爪を丁寧に外します。

 更にヒンジにも爪があるので、こちらも外します。精密ドライバーを使って傷が付かないように外しました。本来なら表に付いている2つのボタンもマザーとフレキで接続されているのですが、残念ながらフレキが切断されていました(これもジャンク故)。フレキが入手できれば交換したいと思います。

 HDDとマザーを接続しているフレキを外します。マザー側コネクタを下からそっと持ち上げるように外してやります。
 HDDの上の黒い丸いものはスピーカーです。乗っかっているだけなので、HDDを外す時はちょっとよけてやればOK。HDDは固定されておらず緩衝材で保護されているだけです。

 フレキのHDD側コネクタも外し、HDDが取り出せました。

 新しいHDDに付け替え、とりあえずキーボードを接続して(紙を挟んでいるのは絶縁のため)起動用FDDから起動し、FDISKとFORMAT、SYSコマンドを実行します。ネットの情報によるとFDISKは6300MC上で行わないと、OSのインストールがうまくいかないとの事です。

 一旦HDDを取り外し、別のPCを使ってWindows2000のCD-ROMの中身をHDDにコピーします。ここではUSB2.0の変換アダプタを使用しました。

 コピーが終わったらHDDを6300MCに戻し、上と逆手順で組み付けます。FDDから起動し、SMARTDRVコマンドを実行後カレントフォルダをi386に移してからWINNTを実行すればインストールを開始します。
 インストール終了後、富士通のサイトからドライバをダウンロードしてインストールし、更にWindowsUpdateでパッチをあてまくり、SP4にしました。InternetExplorerを6にしてしまったおかげでIEの立ち上がりに時間がかかりますが、他の動作はおおむね良好です。


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