Cバスで使うCD-Rドライブ



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 PC-9821XpはCPUがDX4 100MHzと貧弱な為CD-Rの書き込みには向かないとされてきましたが、98年の年末に私はどうしてもCD-Rドライブが欲しくなってしまい(^^;、「動かなかったら・・・」という事も考えずに購入してしまいました。

 ところが実際に接続してみると、多少バッファアンダーランが発生するもののまぁまぁ書けてしまい、「CPUが足を引っ張っている訳ではない」という事を知りました。また、Webをまわると結構うまくいっている人もいたのでちょっと安心しました。

 結局いろいろ試しているうち、ほぼ100%問題なく、バッファアンダーランも出ない様に動作する方法がわかり、安定した動作が可能になりました。その中身をハードとソフトに分けて記述してみます(注:2000年4月現在)。
 
 

  • ハードウェア構成
  • CD-R(W)ドライブ リコーMP6200S
    外側はキャラベルの外付けドライブです。R6倍、W2倍、RW2倍のSCSIドライブ。
    会社で同じリコーのMP6201Sを使用しているので、その信頼性から選びました。
    SCSIボード キュービジョン WaveSMIT
    元々Cバススロットが少ないXpにうってつけの、SCSI&サウンド複合ボードです。SMIT転送ではCPUパワーを馬鹿食いするのでPIOモードで使用。
    他のSCSIデバイス
    すべて外付けで、
    ID 0 HDD 500MB
    ID 1 HDD 500MB
    ID 2 MO オリンパス BLACK TURBO 230MB
    が繋がっている。CD-RWドライブはID=3で、最終端。
  • ソフトウェア構成
  • Windows95
    元々Aドライブにインストールしているのとは別に、Cドライブ(ID0のSCSIドライブ)にCD-R焼き専用としてインストール。
    下記以外のソフトはインストールしていません。
    ライティングソフト
    BHAのB's Recorder GOLDを使用。たぶん他のソフト(WinCDR等)でも問題ないでしょう。
    その他
    CD-R All Write」(フリーソフト)を使用。これはWindowsの無駄な動きを最適化し、スワップやHDDへの変なアクセスを無くすというかなり強力なソフトです。おすすめ。
    もう一つはWindows標準の「デフラグ」。HDDに転送する時にデータが飛び飛びにならないように、あらかじめ実行しておくといいです。


     この構成で、「2倍速書き込み」が(データ/音楽とも)ほぼ問題なく行えるようになりました。しかしながら手持ちのハードディスクの容量不足に悩まされた上、現在ではCD-R焼き用AT互換機を導入したため、Xpの出番はなくなりました。
    最近はすっかりAT互換機のほうがメインで、Xpの出番そのものが無くなっていますが・・・(^^;今ではハードディスクの容量もCD-Rの書き込み速度も比較にならないくらいになっています。
    ちなみに現在の構成はこちらです。



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