細石器
(マイクロリス)





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細石器(microlith)とその使用例

長さ数 cm,幅 1cm前後の小型の石器。なかには長さが 1cmに満たないものもある。後期旧石器時代末に現れ,ことに中石器時代に盛行した。不定形な石器もみられるが,幾何学形細石器と呼ばれるものは,長方形,三角形,台形,半月形を呈している。 (ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典から)

代表的な細石器 
Ahrensburgian point
(アーレンスブルク文化)
 
Adelaide point Microburin Triangle Trapeze Lunate
  「Wikipedia」から
                                                   

細石器の作製方法例
石核から打ち出された石刃の 下部に刻み目を入れ、 折り取って小型彫刻刀を
得る。
上部に刻み目を入れ、
折り取って
最終的には上図のような
5種類の細石器を得る。
Museum of the stone Age」から

細石器の使用例
中石器時代の矢。2009年にルンド大学のラーシュ・ラーションらによって、スウェーデンの沼地から発見されました。「Museum of the stone Age」から


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