病名     脊椎すべり症     
     (Spondylolisthesis)
 


       2、【入院〜手術準備
京都市立病院で2001年10月22日入院・10月25日手術に向っての医療検査など※

「整形外科」 (10月3日)

                 1、
血液検査 1、止血検査 1、MRI撮影 1、胸部レントゲン撮影
         
                   1、自分の血液400cc×2回=800ccを2週間に分けて貯血する
 (10月12日・10月19日) 
                       
「麻酔科」専門医の説明と答申・(10月12日)

         *この時、タバコの喫煙を聞かれ私はヘビースモーカー(一日40本以上)ですと答えると
           「麻酔がさめる時に咳・痰が出て、悪影響になるので今から・・ダメなら、明日から
           禁煙を約束してもらいたい」との要望で、キッパリとタバコを止めると約束、実行する。
             
「全身麻酔とは」 全身麻酔は、酸素マスクを顔にあて点滴から麻酔薬を入れる。 麻酔薬の点滴をはじめると
         数十秒で眠ってしまいます。そのあと人工呼吸をするためのビニール製の管を口から入れます
         これは、頚椎疾患・緊急手術など特殊な場合を除いては、完全に全身麻酔がかかってから
         挿入するので苦痛は有りません。
         麻酔科医は、手術中の患者の血圧、脈拍、体温、筋弛緩などを監視し、必要な麻酔深度を
         維持するとともに、人工呼吸の管理、輸液や輸血量の調節、体温維持、必要な薬剤の投与を
         行っています。ですから、全身麻酔中は痛みを感じたり目が覚めたりする事はありません。
         手術が終われば麻酔をやめます。 その後、通常数分程度で意識がもどります。
         自分で十分に息が出来るようになり、人工呼吸の必要がなくなれば、口に入っている
         人工呼吸の管を抜きます。 なるべく大きな息をして、また痰が出る時はしっかり咳をして
         痰を出してください。


「内科(循環器)」(10月19日)

                   1、心肺検査 1、心電図検査 1、心臓エコー検査 1、胸部レントゲン撮影


                  【全検査結果は、手術に対して問題ないのでひと安心である】
  


【2001年10月22日(月) AM:10時30分  京都市立病院に入院】

病院受付で、入院手続きを済まして整形外科の外来へ、しばらくすると病室のナースが迎えに来る、
一緒に、本館5階555号室へ・奇麗・広い・南窓で明るい臭くない、結構気に入った。
(当然、大衆4人部屋・これから約1ヶ月半過す部屋だ・・とこの時はそう思う!)
荷物を置き、ナースからトイレ・洗面場・バスルーム・非常口等を案内と説明を受ける。
部屋に戻り、パジャマに着替える・・いよいよ、来るときが来たと腹を決める。

(年がいもなく、なんか、たいそう・・・に思えて、スイマセン!)。



AM:11時過ぎ、看護婦長より診療計画書の説明、

【主治医】
 池永 稔 先生 【担当医】西島 先生・坂本 先生 【病名】 脊椎すべり症
【治療計画】
 手術・リハビリ 【手術内容】 腰椎後方固定術主治医より説明)との事、であるが、
お任せします、よろしくお願いします。!!



AM:11時50分に血圧・体温測定が終わり、

PM:12時5分頃・昼食(普通食)主観・・みずくさくてマズイ!(贅沢かな?)

PM:2時頃、ナースからお呼びでレントゲン室へ行き、頚椎から腰までの正面・横向きの撮影をする。

PM:4時30分・お風呂に入る(結構大きくて奇麗な風呂場である)

PM:6時・ちょうど位に夕食で、どんぶりご飯・おでん・おしたしのみで
夕飯もみずくさく、不味い!当然量も少ない しかたないか!
まあ、ダイエットになるし、人間の口は(味覚)一週間もすればなれるもので・・と。

PM:9時・消灯であるが、こんなに早く寝られそうに無いので、有料テレビを
(20時間・1000円のプリペートカード)イヤホーンで11時頃まで見てしまう。
今日の日程はこれで終了、ナースも入れ替り、立代りで名前も顔もサッパリ分らなっかったが
親切そうに見えたので少しは・・・・とにかく、明日から・・・・・・・だ。


 
 10月23日(火)
  AM:5時00分 起床 

  AM:5時30分 検温・血圧測定(上が138.下が85)まあ、まあである。

  AM:8時00分 朝食(トースト・牛乳・サラダ)普通の味でやれやれ!!

  AM:9時15分 娘が通勤途中で来てくれる(それ程話しはしないが、嬉しいものである)

  AM:10時20分 担当医・坂本先生(はじめてお会いする)の診察(病室で)

  ※午後よりミエログラフィー(脊髄造影)とCT撮影のため昼食は撮影後になる。


  【ミエログラフィー】とは
  海老のように背中を丸め、腰に細い針を刺し、注射器で造影剤を脊髄腔
  (脊椎に守られた脊髄の入っている管)の中に注入し写真をとる。
  (この造影剤を注入の時に激痛があると聞いている)


  PM:1時検査着に着替えて車椅子で検査室へ点滴をしながらミエロ撮影がはじまる。
         ミエロ撮影とCT撮影を無事に済ませて(想像したよりも、痛くなかった)
         車椅子にて病室へ戻る。(PM:2時30分頃)


        【検査後の注意】
         頭痛や吐き気等の副作用を出来るだけ避けるために、翌日の
         朝6時まで、ベット上での安静を要します。
        *食事・水分は・・検査後3時間で許可されます。造形剤を早く対外に
          排泄する為、許可後は出来るだけ沢山の水分をとる。


  PM:2時30分安静は・・・・・検査後3時間はベットを45度まで上げ半座位で時間を
            過す、その後ベットを平らにして、3時間程寝て安静にする。
            ◎小便をその都度、容器に貯める行く。


  PM:6時00分夕食(ご飯・湯葉の吸い物・中華風の煮物)美味しく感じてきた。


  PM:8時30分主治医の池永先生と担当医の西島先生が部屋に来られ
            ◎手術の説明で
             ・【腰椎後方固定術】を行う。(腰の骨をしっかりさせる為の手術)
             ・チタン製スクリュー(金属の内固定材料)で固定する。
             ・手術時間は約4時間を要する。
             ・手術の経過で、貯血で足りない場合は赤血球濃厚液を
              輸血する。   

             
・"先生、私はまな板の鯉、よろしくお願いします。”

  PM:9時45分、 10月12日の貯血してから、左肩から腕にかけて痛みがあり、
             痛み止めと、睡眠薬を飲む。 

  PM:11時頃    睡眠に入るが、寝苦しい! 
              

              ◎そうそう、この病棟はどうも整形外科専門では無い様だ。
                私の入った病室は4人部屋だが、昨日・今日は私を含めて
                3人ですが、(まだ先輩病人?とは話していないが)雰囲気
                からして、脳外科?の患者さんらしいので、
                どうもリハビリ病棟のようである。?
    

          

        
  
10月24日(水)

 AM:5時30分   起床(左肩・腕の痛みで余り眠れなかった)

 
AM:6時30分   検温、血圧測定
 
AM:7時37分   採血

 
AM:8時00分   朝食(バターロール3こ・牛乳・みかん3こ)

 
AM:9時10分   娘が、洗濯物を持って来たので、昨日のあった事を話す。

 
AM:10時30分   X-TV室に行き、池永先生が「とおし写真」を3枚撮られる。

 
PM:12時05分   昼食(ご飯・豚の生姜焼風・ヨーグルト・きんぴら風)少し美味しくなったように思う。

 
PM: 2時10分   はじめて"浣腸”の経験する(想像していたより、出ないものだ!)

 
PM: 3時30分   入浴

 
PM: 5時45分   リハビリの内田先生が来られて、手術後のリハビリの指導。  
             術後は動け無いので、1、足首の上下運動を最低50回×3回・2、太腿の引き締め
             (腰を使わず)3、大きく、複式呼吸(暇があれば?何回でも)、これらを毎日続ける事。

 PM:6時00分   夕食(千切大根とおあげの煮物・もやしのおしたし・魚一切れ)

 
PM:6時30分   家内と共に、麻酔科先生の説明を聞く

 
PM:6時45分   手術室の看護婦の説明

 
PM:7時00分   主治医の池永先生の再度の説明を聞く。
             (輸血に関する説明と同意書を提出)

 
PM:11時00分   睡眠薬をのみ眠りにつく!
       

             ※いよいよ明日、手術である※ 

                                          

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