デュシャンと「内丹」 『百字碑』 ![]() 陳摶 内丹理論 ▲ 石川虚舟/作品集 ▲ 随風舎 ▲ |
呂洞賓 『百字碑』 養気忘言守、降心為不為、 動静知宗祖、無事更尋誰、 真常須応物、応物要不迷、 不迷性自往、性往気自回、 気回丹自結、壷中配坎離、 陰陽生返復、普化一声雷、 白雲朝頂上、甘露灑須彌、 自飲長生酒、逍遥誰得知、 坐聴無弦曲、明通造化機、 都来二十句、端的上天梯、 |
気の養生は言を忘れ、不二、 心を静め、為さざるを為すにある。 動静に玄牝をわきまえ、 平穏にして、さらに誰をか尋ねん。 真の不変は、物事に須らく対応し、 物事への対応に、迷わぬことを要求する。 迷いなければ、性は自ずと進展し、 性が進展するとき、気は自ずと巡る。 気が循環すれば、金丹が自ずと結晶し、 気海丹田の中に坎と離が出会う。 陰陽の反復が繰り返されると、 あたり一面に雷が轟き渡る。 白雲が山頂に集まり、 甘露が須彌を潤おす。 自ずと長生酒を飲み、 逍遥するを、誰が知り得ん。 坐して無弦曲を聴かば、 造化の仕組みに明通する。 すべてこの二十句は、 真っ直ぐに天へと上る梯である。 訳 ・ 石川虚舟 |