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 天文・事象


  このページでは天体望遠鏡などを使わず、肉眼で見える天体ショーの情報をお知らせしています。都会の光で見えにくい場合や、少し暗い星を見る場合は、双眼鏡を用意されるとよいでしょう。また、自然界の現象などを撮影出来れば下の欄に写真を掲載します。

  2014年10月8日の皆既月食を撮り、掲載しました。 (2014/10/13)
  2011年12月10日の皆既月食写真を掲載。 (2011/12/12)
  2008年12月1日と2日の木星、金星と月を撮影した写真を掲載。 (2008/12/04)



2022年 12月

  12月になり今年も終わりに近づき、新しい年を迎える準備に忙しい時季となりました。その様な時でも、しばし手を止めて星空を眺めるのも良いものです。今月も流れ星の情報が2件あります。
  望遠鏡などを使わず肉眼で見える天体ショー情報を2004年より18年間お伝えしてきましたが、寄る年波には勝てず、今年を以て終了する事に致しました。皆様のご愛読に感謝し、お礼を申し上げます。有り難う御座いました。
★ 1日、火星が地球に中接近します。夕方に東の空から昇ってくる火星(-1.9等)が赤く輝いています。火星はこれから地球より遠ざかり、次の大接近は2035年です。
★ 2日、夕暮れ、南東の空から昇ってくる木星(-2.6等)と月(月齢8.2)が接近します。20時頃には南の空に移りますが、夜中頃まで観測出来ます。
★ 8日、火星(-2.0等)と満月(月齢14.2)が接近します。この日の月の出は16時39分です。夜明け頃まで観測出来ます。
★ 14日、ふたご座流星群が極大になります。14日の22時頃がピークになるそうですから14日と15日がチャンスですが下弦の月(月齢20.2〜21.2)があります。ふたご座は20時頃東の空から昇って来ます。そして日が変わる夜中には天頂に達します。夜が明けるまで西の空にとどまっていますので流星が観測出来ます。
★ 22日、冬至。
★ 23日、こぐま座流星群が極大になります。23日の午前7時頃がピークと予想されています。こぐま座は北極星の周りをぐるぐる回る星座ですから目印は北極星です。新月で月がありませんので条件は良いようです。
★ 国際宇宙ステーション (ISS)の日本実験棟きぼうの観測が出来ます。上空を通過する時は明るく輝くので流星を見るより確率が高く、ゆっくり見る事が出来ます。(ISS)「きぼう」は次のホームページに観測情報があります。
  ISS「きぼう」の目視予想情報
★ 12月の月、満月●は8日、下弦の月は16日、新月○は23日、上弦の月は30日です。満月の月の出は16時38分です。
★ 12月1日の大阪の日の出は6時46分、日の入りは16時47分です。
  (大阪での日の出、月の出は、生駒山、信貴山、葛城山など金剛連山があり、時間は少し遅くなります。日の入りは六甲山、摩耶山などがありますので、時間は少し早くなります。表示時間は地平線水平線を基準にしています。)  (2022/11/27)



2022年  11月

  新型コロナウイルス感染症のオミクロン株が下火になり11月を迎えました。しかし第8波が心配です。今年も余すところ2ヶ月を切りましたが、11月と言えば初冬の寂しい夜空を思い浮かべます、しかし、今年の11月はちょっと様子が違います。流星群の情報が3つと皆既月食があります。南西の空では木星と土星が輝いて賑やかです。これから夜が寒くなってきますので風邪を引かないよう防寒対策をお忘れ無く。
★ 1日2日、夕暮れ20時頃、南の空で土星(0.7等)と月(月齢6.7〜7.7)が接近します。すぐ東側には木星(-2.8等)が輝いて居ます。この日の月の出は13時14分と13時54分です。夜半頃迄観測出来ます。
★ 4日5日、夕暮れ、東の空から昇ってくる木星(-2.8等)と月(月齢9.2〜10.2)が接近します。夜明け前の2時頃まで観測出来ます。
★ 6日頃、おうし座南流星群が極大になります。そして13日頃、おうし座北流星群が極大になります。6日のおうし座は20時頃、東の空から昇って来ます。近くのオリオン座を目印にしてください。満月に近い月(月齢11.2)の月明かりがあるので条件は良くありません。ただ極大になると言っても大きなピークは無く、6日から13日のあいだが観測のチャンスです。もうひとつ、8日の満月は皆既月食になるので、その時に観測のチャンスがあるかもしれません。
★ 8日、宵の東の空で満月に皆既月食が起こります。大阪の月の出は16時51分です。食の始まりは18時00分で皆既月食の始まりは19時16分、終わりは20時42分です。食の終わりは21時49分です。皆既月食が1時間26分も続きます。幻想的な月が見られるかも知れません、双眼鏡を用意されると、より立体的な姿を見る事が出来るでしょう。
★ 13日頃、おうし座北流星群が極大になります。おうし座は20時頃、東の空から昇って来ます。近くのオリオン座を目印にしてください。13日は下弦の月(月齢18.7)の月明かりがあるので条件は良くありません。
★ 18日、しし座流星群が極大になります。しし座は夜中の1時頃、東の空から昇って来ます。極大になるのが18日の午前8時頃と予想されますから、19日も観測してください。下弦の月(月齢23.7)があり条件は良くありません。
★ 国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟きぼうの観測が出来ます。上空を通過する時は明るく輝くので流星を見るより確率が高く、ゆっくり見る事が出来ます。(ISS)「きぼう」は次のホームページに観測情報があります。
    ISS「きぼう」の目視予想情報
★ 11月の月、上弦の月は1日、満月●は8日、下弦の月は16日、新月○は24日です。大阪での満月の月の出は16時51分です。
★ 11月1日の大阪の日の出は6時18分、日の入りは17時5分です。
  (大阪での日の出、月の出は、生駒山、信貴山、葛城山など金剛連山があり、時間は少し遅くなります。日の入りは六甲山、摩耶山などがありますので、時間は少し早くなります。表示時間は地平線水平線を基準にしています。)       (2022/10/25)



☆☆☆  2022年 年間の概況  ☆☆☆
  2022年は令和4年、平成34年、昭和97年、大正111年、明治155年、日本紀元(皇紀)2682年の寅年です。
  2022年の天文事象としては、全世界で部分日食が2回、皆既月食が2回起こリますが、そのうち日本で見られるのは11月8日の皆既月食のみです。この皆既月食は日本全国で全経過が観測出来ます。1時間半にわたって赤銅色の月が楽しめます。この月食の最中に天王星が月に隠される天王星食が起こります。東京より西では皆既月食中に起こり、赤い月に天王星が吸い込まれる様な奇観が、この月食の話題となるでしょう。
  3月末から5月にかけて明け方の空で、金星、火星、木星、土星、が集合する。特に4月5日には火星と土星が、5月1日には金星と木星が、そして5月29日には火星と木星が、いずれも1°以内に接近します。これらの接近は肉眼でも容易に見られるし、望遠鏡で眺めても楽しいでしょう。
  その他、、水星、金星、火星、木星、土星、と月との接近など、肉眼で見える天体の様々な事象、流星群(流れ星)の情報や彗星の情報は、毎月の天文事象で前以てお知らせして行きます。       (2022/02/14)



  2014年10月8日の皆既月食の写真を撮りました。(2014/10/13)


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2014年10月8日19時9分〜20時1分撮影、
1.S=1/125 F=5.0 ISO=200 Lens=420mm(35mm)
2.S=0.3 F=3.7 ISO=200 Lens=420mm(35mm)
3.S=2.0 F=3.7 ISO=200 Lens=420mm(35mm)
4.S=2.2 F=3.7 ISO=200 Lens=420mm(35mm)




  2011年12月10日の皆既月食の写真を撮りました。ただし、皆既月食の時の月は屋根の上で写真を撮るのを諦めてネットのライブ写真を拝借しました。今回の皆既月食では、20数年前に見たような赤銅色で双眼鏡で見ると赤いピンポン球が宇宙に浮かんでいる幻想的な月でしたが、再びその姿を見る事が出来ず、少し違っていて残念でした。(2011/12/12)






2011年12月10日22時15分撮影、S=1/60 F=8.0 ISO=200 Lens=420mm(35mm)


以下は倉敷科学センター天文台のライブ映像を拝借しました。(2011/12/12)







  2008年12月1日と2日の木星、金星と月の写真を撮りました。写真には撮ってみましたが、実際に肉眼で見る方が数段に素晴らしく、幻想的で、写真ではとても表現出来ませんでした。(2008.12.4)
  また、2005年9月7日の月と金星の接近をカメラに納める事が出来ました。翌日の同時刻では、もう条件が異なり木星は見えず、その翌日は猛烈な夕立で土砂降りの雨となりました。この様に夜空は変わり、好条件はなかなか得られないものです。  (2005/09/07)




2008年12月1日18時半過ぎ撮影、S=1/8 F=3.2 ISO=800 Lens=60mm(35mm)
三日月の左上が金星、右上が木星



2008年12月1日19時頃撮影、S=1/8 F=2.8 ISO=800 Lens=35mm(35mm)
三日月の左上が金星、右上が木星、地上の夜景が迫っている



2008年12月1日19時過ぎ撮影、S=1/15 F=3.2 ISO=1600 Lens=45mm(35mm)
三日月の左上が金星、右上が木星



2008年12月2日17時半頃撮影、S=1/6 F=2.8 ISO=200 Lens=40mm(35mm)
三日月の下、左が金星、右が木星



2008年12月2日17時半頃撮影、S=1/10 F=3.2 ISO=200 Lens=60mm(35mm)
三日月の下、左が金星、右が木星




2005年9月7日19時9分撮影、S=1/8 F=3.1 ISO=200 Lens=324mm(35mm)
三日月の右上が金星、右の端が木星(周りが明るいと見えないかも)



2005年9月7日19時10分撮影、S=1/10 F=8.0 ISO=100 Lens=567mm(35mm)
三日月と金星



2005年9月7日19時16分撮影、S=1/8 F=3.1 ISO=200 Lens=608mm(35mm)
三日月と金星



2005年9月7日19時19分撮影、S=1/2 F=3.5 ISO=400 Lens=636mm(35mm)
三日月と金星、小さい星はスピカ?