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旅 行 記

宇奈月温泉 (北陸名物うまいもんめぐり)  2014年 12月8日9日   JA3ARI

  北陸へ行くので雪が多くなれば大変だし、でも12月も始めの方だから大丈夫だろうと思っていました。しかし、今年の冬は早く、12月も始めから大雪となって仕舞った。この旅行は雪で中止になるのかそれとも行けるのかやきもきしました。インターネットで当地の天候、道路状況を調べていましたが、前日まで大雪で、7日の日曜日の昼まで降っていた雪が止み、北陸自動車道のチェーン規制も夜には解除された。
  翌8日、朝5時起き、7時スタート、自転車で江坂へ、新大阪へは7時半、余裕の到着。新大阪と言っても新幹線ではなくバスで8時15分スタート。新御堂筋から名神吹田インター、名神高速から北陸自動車道、事故発生のアクシデントで敦賀ICから先が通行止め。国道8号線を通り海岸沿いの景観を楽しみ、鯖江ICから北陸道を東尋坊へ。1時間遅れとなったが、そこで昼食。お昼はふぐ鍋とセコガニ、ゆでたてのセコガニは思いの外おいしかった。食後は東尋坊の岩壁を見に行きました。東尋坊は数十年前に訪れていますが、今回の印象はだいぶさびれているな、観光客も少なく寂しい感じがしました。北陸新幹線が出来れば復活するかも知れませんが。
  今回のバスツアーは題して「北陸名物うまいもんめぐり」、したがって名所旧跡見物は二の次。バスは再び北陸自動車道を走り、金沢から富山へ、立山連峰を眺めながら黒部ICから宇奈月温泉、延対寺荘17時30分着。夕食はブリしゃぶとカニ、白エビ釜飯など旬の味覚。こんなに食べられるのかと思ったのですが完食しました。野天風呂、外は川のせせらぎと雪景色。星空は曇り空で見えませんでした。寝る前にも温泉へ。家内は朝の野天風呂にも。
  朝は富山の美味しい朝ご飯、朝食後、8時に旅館をスタート。出来上がっている北陸新幹線、立山黒部宇奈月温泉駅を横目に見て、やがてはこの新幹線で中国人観光客がわんさと来るのだろうなと思い、良い時に来たねと話し合って居ました。途中、越中富山の薬屋さんへ寄り、製薬の実演を見て葛根湯を買いました。そして高岡市で高岡大仏を拝観、奈良の大仏、鎌倉の大仏、高岡の大仏が日本三大大仏だそうです。これで全て拝観した事になります。次いで金沢市に入り、繁華街を通り、ホテル日航金沢の弁慶で昼食。にぎり寿司と天ぷら御膳、今回のうまいもんめぐりは全て当たりで、前日の昼食、夕食、朝食、そして昼食も美味しく戴きました。最後は金沢の台所、近江町市場に寄り、土産物と白花豆を買い、一路北陸道から名神、南条SA、大津SAに止まり、新大阪19時40分。新大阪で夕食を食べて20時50分帰着。
  2日後には再び北陸地方は雪空に変わりましたが、今回の旅では雪が降らず、幸運、日頃の行いが良かったのかも。印象としては富山市も大きな街ですが、金沢市の方がもっと大きな街だと思いました。今までにも富山も金沢も行った事はありますが、それぞれ別々に行っており、今回のように同時に比較出来る機会が無かったので判らなかったのですが、北陸新幹線が富山では無く、金沢まで来るわけが分かったような気がしました。考えて見ればNHKの天気予報でも北陸は富山では無く金沢が表示されますのも、成る程と思わせます。
  余談ですが、近江町市場で買った白花豆は、お店の人も調理法を知らず、インターネットで調べ、そのレシピに従って、家内の経験を加味してお節料理に加えました。そしてその味は、おいしく出来上がり、黒豆に代わるものでありました。

東尋坊東尋坊高岡大仏


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