ネットワーク環境構築@固定アドレスの設定     
 
 【今回のネットワーク図です。決めなければいけない名前とアドレスですね。】
 
 まあ細かいことは書籍やWEBで検索して下さいね。
今回は以下のように決めて上の図のようになりました。

今回ネットワーク設定あたり設定する事 
自宅サーバーのIPアドレス 192.168.11.21 
ルーターのIPアドレス(機器で設定されています) 192.168.11.1
ホスト名(サーバー名) kuwagatalinux
URL(ドメイン名)  kuwagatalive.mydns.jp
 利用するDNSサービス www.mydns.jp 
 
【1】 固定IPアドレスを設定するために、ネットワーク設定を表示します。
   システム→管理→ネットワークをクリックします。

  
   GUIで操作している間は安心ですね。
 
【2】 システム管理(root)パスワードの入力要求です。
   これからの操作はユーザーrootで行われます。
   ユーザーrootのパスワードを入力し、OKをクリックします。
  
   覚えていますよね!root!
 
【3】 ネットワーク設定ウインドーが表示されます。
   無線LANをクリックします。
  
   ネットワークアダプターは2つ表示されています。
   有線の回線と無線の回線の2つです。
   今回は、無線を使いますので2段目の”wlan0”をクリックします。
 
【4】ネットワーク設定ウインドーが表示されます。
   右の説明から入力してください。
 
   
   これ間違ったらLAN接続できませんよ!
@NetworkManagerは未使用を選択します。
Aシステム起動時を選択します。
B固定のアドレスを選択します。
Cこのマシンのアドレスを入力します。
Dサブネットマスクを入力します。 
Eルーターのアドレスを入力します。
 入力できたら"OK”をクリックしてください。
 
【5】ネットワーク設定に戻ってきたら、"DNS”TABをクリックします。
   
 
【6】ホスト名.ドメイン名と、1番目のDNSサーバー(P)にルーターのアドレスを入力します。
   
@ホスト名.ドメイン名を入力します。   
AルータのIPアドレスを入力します・  
 
    ルータの種類によっては設定が違うかもしれません。
   各ルータマニュアルで確認して下さい。
 
 【7】デバイスTABをクリックし、元に戻ります。
   デバイスを再起動するために一旦停止します。
   停止ボタンをクリックします。

  
   ”ifdown”の”if”は、インタフェースの略です。
   コマンドを入力するときは”if****”があります。
 
【8】今度は起動ボタンをクリックし起動させます。 
  
 
【9】起動中の画面が出てきてもあわてないで暫く待ってください。
   
 
【10】後は、ブラウザーでインターネットアクセスして確認して下さいね。 
   (1)Firefoxを立ち上げます。地球マークをクリックして下さい。   
       
   
   (2)おお、これが初期画面のFedoraプロジェクトサイトですね。
      確認の為にFedora12の情報を見てみましょう。赤枠をクリックします。

       
        FirefoxがFedora標準のブラウザーです。
       使い心地については余り使わないのでありません。
       (普段はWindowsのIE8ですので。)

    (3)ありゃりゃ、エラーメッセージですね。 
       ふんふん、オフライン作業なので表示できないのですね。
       ここは、FirefoxのファイルTABより、オフライン作業をクリックして再試行して下さい。
       

     (4)これで接続確認終了ですね。
       
     
ここまでは固定アドレスの設定です。まだまだ続きますよ。
コマンド打ち込むんでその解説も付けておきます。
 
【11】実際に指定したIPアドレスで稼動しているか確認します。
    アプリケーション→システムツール→端末をクリックします。 
         
     
【12】rootユーザーで行う為に、端末から”su”と入力します。
  
   
 
”su”のHELPです。端末から”man su”を入力すると表示されます・
名前  su - ユーザ ID とグループ ID を変更してシェルを起動する
書式  su [-flmp] [-c command] [-s shell] [--login] [--fast] [--preserve-envi-
    ronment] [--command=command] [--shell=shell] [-] [--help] [--version]
    [user [arg...]]

説明  こ の文書はもうメンテナンスされていないので、不正確・不完全な可能性があ
    る。現在は texinfo 文書が正式な情報となっている。
    このマニュアルページは GNU 版 su について記述したものである。 su はある
    ユ ーザーが一時的に他のユーザになるために用いられる。 su は user の実ユ
    ーザー ID、実効ユーザー ID、グループ ID、および所属グループの権限を与え
    てシェルを起動する。もし user が与えられなかった場合、デフォルトは root
    、すなわちスーパーユーザーである。実行されるシェルは user のパスワー ド
    エントリから選択される。ここに何も書かれていない場合は /bin/sh が実行さ
    れる。 user にパスワードがある場合には、 su はパスワードを要求するプ ロ
    ン プトを表示する。ただし su を実行したのが実ユーザー ID 0 (スーパーユ
    ーザー)の場合にはパスワード認証は行われない。
 
 
【13】rootのパスワードを入力すると、ユーザーがrootに変わります。
    
    
 
【14】インターフェースの状態を表示し、アドレスが”192.168.11.21”である事を確認します。
   ”ifconfig”と入力します。

   
 
 【15】アドレスが確認できました。
   
    
    IPアドレスが確認できれば言い訳ですが私の場合はワイアレスで”wlan0”で指定してます。
ifconfigのHELPです。端末から”man ifconfig”を入力すると表示されます・
名前  ifconfig - ネットワーク・インタフェースの設定
書式  ifconfig [interface] ifconfig interface [aftype] options | address ...
説明  ifconfig はカーネルによって認識されているネットワーク・インタフェースの
   設定に使用する。特にブート時に、必要に応じてインタフェースを設定する た
   め に使用される。ブート後には、デバッグやシステムチューニングなどの特殊
   な目的がなければ、通常使うことはない。
   引数が与えられないと、 ifconfig は現在動作しているインタフェースの状 態
   を 表示する。もし一つのインタフェースが引数として与えられると、そのイン
   タフェースの状態だけを表示する。また -a が引数として与えられると、停止
   しているものも含めて、すべてのインタフェースの状態を表示する。以上のい
   ずれでもない場合、ifconfig はインタフェースを設定する。 アドレス・ファミリー
   インタフェース名の直後に置かれた引数が、サポートされているアドレス・ フ
   ァミリーの名前として認識されると、すべてのプロトコル・アドレスの解釈と
   表示は、そのアドレス・ファミリーに従う。現在サポートされているアドレ ス
   ・ フ ァミリーは次の通り: inet (TCP/IP, デフォルト), inet6 (IPv6), ax25
   (AMPR Pakcet Radio), ddp (Appletalk フェー ズ 2), ipx (Novell IPX),
   netrom (AMPR Packet radio).
 
 
チェック完了です。