家族の暮らし(第二三週)

Last Updated : 2003/12/14


2003年12月7日(日) アーリントン・ハイツの駅南にある広場では,クリスマス・ツリーのコンテストが開催されています

アパートの前の道をまっすぐ南へ

キャンベル通りとの角にある広場には,大きなツリーを囲むように,数十本のツリーが並んでいます

ツリーの高さはすべて約2m

それぞれの飾り付けの華やかさや面白さ,アイデアとデザインで競い合っています

ボーイ・スカウトやガール・スカウト,会社や学校の有志など,参加者は多種多様

これは地元のガールスカウトの作品

各メンバーの顔写真が,動物の体と合体してぶら下がっています

西隣には,さらに大きなもう1つの会場が

こちらのほうには,50本くらいのツリーが整然と並んでいます

クリスマス・ツリーが似合う街並み

地元のカブ・スカウトの作品

テーマはお菓子でしょうか? 野球ボールくらいの大きさの飴玉が,たくさんぶら下がっています

12月11日(木) 昨夜の雨が夜中には雪に変わり,この冬初めての積雪となり,街はうっすらと雪化粧

朝の最低気温は華氏13度(摂氏マイナス10度!)

昼前になっても,屋根に積もった雪は残ったまま

こんなに寒いのに,リスはまだ活動中

でも丸々と太って,毛もフサフサで,意外に寒さには強いのかも・・・

この日の最高気温はけっきょく華氏27度(摂氏マイナス3度)

ついに氷点を超えることはなく,雪は次の日へ持ち越し

12月12日(金) 4時30分ごろ,イリノイ大学の研究室から眺めた夕焼け

煙突から立ち昇る煙を見ると,完全な無風であることがわかります

12月13日(土) この日は夕方から,お友達のおうちにお邪魔して,楽しいひと時を過ごさせていただきました

これこそアメリカの家

広〜い地下室でノビノビと卓球ができます

夕方から降り始めた雪が,帰る頃には5cmほど積もっていました

このままでは動けないので,車のガラスの雪を落とし,道路までの雪かきをするなど大騒ぎ

慣れない雪道をノロノロ走りながら,なんとかアーリントン・ハイツへ

雪が降った後の公園のイルミネーションは,いつにも増して輝いて見えます

新雪の上を歩くのは,いくつになっても楽しいものです

12月14日(日) 木曜日から4日続けて最高気温が氷点下,昨夜に降った雪は一向に消える気配もなく,ここは開き直って「銀世界」を楽しむことにしました.

明るいところで見た公園はこのとおり

あらためて,本格的な冬の到来を実感させられます

第十五週」でも訪れた,「Ned Brown」 という自然保護区へ行ってみました

そこは,思ったとおり別世界

日曜日だと言うのに,この広い公園に人影はほとんど無し

車なんか,たったの3台

その中で,犬の散歩をするお姉さんを発見,エライですねぇ

森の手前に広がる平原は,どこまでも真っ白

・・・というのはウソ!

自然保護区にある湖が凍結して,氷の上に雪が積もっています

氷の割れ目を見なければ,これが湖であることが信じられないほど

氷の厚さは5cm以上(推定)・・・とはいえ,さすがに湖の氷の上を歩くのは無謀というもの

氷上歩きをあきらめかけていたところ,広場の中にちょうど適当な水溜りを発見!

直径約2m,深さ約10cmの水溜りは完全に氷結

氷を踏み割ってみると,その厚さは3cmくらいありました

ところが,ここでさらに驚くべき事実が!

踏み割った氷の下にもう1つの氷の層を発見(こちらも厚さ3cmくらい)

まさに自然の神秘

まだ遊び足りないようで・・・ポンプを押してみました

地下水が出てきたのはいいのですが,痛いくらいの冷たさ!

      

Created by N.Kusanagi