11/14(金)〜16(日) 所用があって，２泊３日の行程でロス・アンゼルス方面へ出張してきました（またまた家族はシカゴに残して・・・）．
朝6時40分，シカゴ・オヘア空港に着いた頃，ちょうど日の出を見ることができました
こんなに朝早いのに，すでに空港の駐車場は満杯（いつものことながら・・・）
シカゴとロス・アンゼルスの飛行時間は4時間で，時差は2時間
朝8時にシカゴを出発した飛行機は，10時にロス・アンゼルス郊外のジョン・ウェイン空港に到着
ジョン・ウェイン空港から車で10分足らずのところに「ミツワ」を発見
調べてみると，アメリカにあるミツワは９店，そのうち７店はカリフォルニア州にあるそうです
レイク・フォレストという街から，サンタ・アナへ向かうハイウェイ
さすがに「ロス・アンゼルスは車社会」というだけあって，郊外でも片側５車線以上あります
サンタ・アナにあるメトロリンク(近郊列車)の駅舎
グレイ・ハウンド バスのターミナルにもなっていて，それなりに賑やかでした
メトロ・リンクの列車は新調されたように美しく，すべて２階建てなのはシカゴのメトラと同じ
内部も美しく乗り心地も快適
車社会と言われるこの土地で，このような列車に乗れるとは思いませんでした
サンタ・アナから約1時間，時刻は夕方5時半ごろ
列車から見るロス・アンゼルス，ダウンタウンの街並み
終着駅＝ユニオン・ステーションの待合室風景
まだ夕方の６時前だと言うのに，薄暗くて人影もまばら
夕方6時半ごろ
宿泊したホテルは5つ星クラスのマリオット・ダウンタウン（ちょっとリッチな気分）
ホテル最上階の部屋から見た東側の眺め
ダウンタウンの中心部が広がり，中央には市庁舎（先の尖った建物）が見えます
同じく西側の眺め
ハイウェイ110号線が南北に走り，その向こうには何も無い・・・
ロス・アンゼルスまで来れば，「映画の都」＝ハリウッドを視察しないわけにはいきません．ダウンタウンから地下鉄に乗って，20分ほどで着くはずが・・・
ホテルから徒歩で約10分，メトロ（地下鉄）の標識はすぐ見つかったものの，駅への入口が見当たらないのはなぜ？
辺りをさまようこと約20分，仕方がないのでタクシーに乗って運転手に聞いてみると・・・
なんと，地下鉄・バスは１ヶ月ほどストライキ中とのこと，一般市民はそれでも困らないの？
タクシーに乗ること約15分（料金は約20ドル），ようやくハリウッドに到着
アメリカ国内で最大と言われる日本人街＝リトル・トーキョー ・・・ ダウンタウンの北東のはずれにあって交通の便も悪いようですが，日本人にとってこれほど便利なところはありません．
1stストリートとセントラル・アベニューの交差点付近
背の高い「火の見櫓」が目印になっています
リトル・トーキョーの中心となるモール＝ジャパニーズ・ビレッジ・プラザ
純和風と言うわけでもなく，ちょっと怪しげな雰囲気
食料品店，飲食店，土産物屋，本屋，ビデオ屋，不動産屋などなど・・・
数十店舗がひしめきあっていて，もちろんどこでも日本語ＯＫ
日本人街の安全を守る「小東京交番」と「防犯協会」
Japanese American National Museum
ジャパニーズ・ビレッジ・プラザの北隣にある 「全米日系人博物館」 の本館
日系人に関する世界最大のコレクションが納められているとか
こちらは 同じ「全米日系人博物館」 の新館
主な展示はこちらで行われおり，図書室や会議室なども充実しています
2階・展示室の正面にある「スーツケースの山」
19世紀後半，一世移民たちが所持品とともに展示されています
「復元バラック」
第2次世界大戦中，ワイオミング州の日系人強制収用所に，実際に建てられていたものを移築したものです
特別展示として，「中浜万次郎」の米国体験などが紹介されていました
中浜万次郎（ジョン万次郎）は，「日米和親条約」の締結など，日本の開国に計り知れない功績を残した人物です
杉原千畝（すぎはら ・ちうね）記念碑
第二次世界大戦中に，六千人ものユダヤ人を救った日本人外交官の感動の話は・・・「新版 六千人の命のビザ」 （杉原幸子著，大正出版刊）をご覧ください
3階建ての堂々たる建物
さすが，リトル・トーキョーにあるミツワは規模が違う！
もちろん内部も広々として，お店もたくさん
旭屋書店だってシカゴの２倍以上の広さ
ミツワ・マーケットもご覧の通り
アメリカのマーケットと比べても，まったく見劣りしない広さと品揃え
リトル・トーキョーから見たロス・アンゼルス市庁舎（中央）
ちなみに左手のビルはニュー・オータニ・ホテル
帰りの便は，西海岸で最大＝ロス・アンゼルス国際空港（通称LAX）からの出発
こんなに良い天気なのに，シカゴの天候が悪いとかで，1時間30分も遅れて出発
