僕の素敵な未亡人ママ

第21作目、2002年5月10日発行

 

 

15歳の高校生藤岡優治は、5年前に不慮の事故で父親をなくしてしましたが、34歳の美人若母「小夜子」と慎ましく暮していました。でも今は亡き父の長期入院医療費を支払うべき小夜子は毎日保険外交員のお仕事を夜遅くまで続けています。物語は、小夜子が体調不良にもかかわらず無理をして仕事から帰って来た日から始まります。

「ごめんなさい。今日も遅くなっちゃったわね」この言葉を交わすや玄関に倒れこんでしまいます。優治は咄嗟に叔父である医者の「藤岡信二」に連絡しますが…。

藤岡優治

高校生

(父親の死後小夜子の事が好きになる)

藤岡小夜子

34歳の未亡人

(実は優治の義母)

藤岡信二

優治の父親の弟でお医者さんいい人です

里中麻奈美

信二の診療所の美人看護婦さん

(とても哀しい過去がありますが、今は信二好き)

優治と小夜子一時どうなるかと心配でした、麻奈美も心配でしたね。

麻奈美の体の傷痕は一生消えないかもしれませんが、でも傷痕はもう大丈夫です。心優しい優治の叔父信二と一緒ならば。

もちろん優治と小夜子も…。

優治「僕も、結婚式を挙げたいな、ああやって、ママと……」

小夜子「優ちゃんとママには、指輪も、つまらない紙きれも必要ないもの。

いつだってあげられるわよ」

信二と麻奈美の結婚式を観ながら母子での会話、よいラストですね。

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