◆◇◆◇◆◇ムエタイ◆◇◆◇◆◇

 IN LUMPINEE STADIUM

グーチョキパー 流血試合 リングサイドでみよう! チケットひったくり事件

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ムエタイ=キックボクシングはタイの国技です。
国技といえば日本は相撲。

選手は黄色い花の頭飾りと腕輪をつけてリングに上り
ひざまずいて祈りをささげ
楽団の音でダンスをおどりるところは
化粧まわしをつけて土俵入りする力士とそっくりです。

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当日のプログラム
マーカーをひいたのは私
隣の人と勝負した痕跡です

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グーチョキパー

賭博行為が禁止されているところまで日本と同じです。
タイではトランプさえも売っていません。

マジシャンTERRYには 痛すぎます

ルンピニ国立ムエタイ競技場で見た風景は
相撲の数百倍も血が沸き踊りました。

エキサイトする試合に興奮する観客はつきものですが、
なぜか皆さん、指を折り曲げて手を挙げます。
トレーナーが、胴元にブロックサインを送ります。

ルンピニスタジアムの座席は3種類(たぶん)あって
ひとつは安全な外国人むけの1階リングサイド1000B
もうひとつは、3階の金網外の地元の人用の席220B
最後が上の写真の2階席です。

手を伸ばせば私たちの頭くらい叩けそうな距離です。私たちの後ろは中国系のおっちゃんがグーチョキパーをしていました。胴元だったかも

 box3.jpg (15861 バイト)  box4.jpg (14072 バイト) 

<赤コーナーのセコンドたち>
丸印のオトコは興奮が高まり
次第にリングに近寄っていきます
ロープにかけてある
黄色の花
勝者が首にかけるリースです

 

まだ勝負はついていないというのに
なぜか場内の騒ぎがおさまるときがあります。

そんなときは、
金網の後ろではすでに勝負がついています。

box7.jpg (11845 バイト)

3階席
金網の後ろの様子

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流血試合

新人の試合から始まるので、最初にリングに上るのは、まだ体のできていそうにない少年です。

隣に座ったカリフォルニア人に「あの選手は何歳だと思う?」

と聞かれました。
わたしは14歳 彼は16歳だと答えましたが、
後で聞いたらリングに上れるのは16歳からだそうです。(私の負け)
もっとも 15歳以下の試合もあるそうです。

まだメインイベントでもないというのに
場内のどよめきと真空飛膝蹴り<しんくうとびひざけり>で
リング外に転落するシーンや
顔面を流れる赤い血に
えらく興奮してしまいました。

その昔、力道山が血を流すのを見て卒倒した人が続出したとかいいますが、老若男女 血をみると興奮度が増すものらしいです。

観客は ひいき選手の一蹴り一撃ごとに、ウォーッ、ウォーッとおなかの底からうなり声を発します。サッカーではウェーブ、野球では野次など、
スタジアムでは
本来の試合以外に楽しいものがありますが
わたしはムエタイの流血と怒号とやばい雰囲気がたまりません。(また行きたいわ)

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額を伝う鮮血
この後、
赤パンツも血を流す

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リングサイドで見よう!

ムエタイのチケットをとるとき
「リングサイド」という場所に観光客は座ります。

料金は1000バーツ。

カリプソオカマショーが360バーツだったことを思うと
法外な値段だと思いませんか?
タイの外貨稼ぎの手段の一つですよね。

「ムエタイはリングサイドで見よう」

これは、大金を払ってでも近くで迫力ある試合を見ようという意味ではありません。

>外国人はリングサイドで見よう。
>間近で見られるし、安全だからだ
>             (個人旅行)

>金網で後方とは区切られているから安心。(TERRY)

行ってみてようやく理解できたひと言でした。
後ろのおっさんたちをウォッチングするのもまた楽しいものです。
写したビデオの半分は興奮したおっさんでした。

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チケットひったくり事件

チケットを片手にルンピニースタジアムの前で車から降りたとき、黄色のスタジャンを着た女性が私の手に持ったチケットを取り上げようとしました。

ローマでジプシーの子供にたかられた事件を思い出してしまい、思わず手に持ったチケットを離すまいと力をいれると、力づくでチケットを奪おうとしてきます。

抵抗もむなしくチケットは取り上げられ、あっちのほうへさっさと行っちゃいます。このまま逃げられてはたいへんなので、彼女のスタジャンの袖をぎゅっとつかんで後をついていきました。

実は彼女は係りの人で、チケットを受け取った証拠にステッカーを胸に貼ってくれました。袖をつかんだときにはさすがに彼女も苦笑していました(=^_^=)へへへ 

でもさぁ、一言「チケットはこちらでひきかえます」と説明してくれないかなあ。

あ、そうだ。英語は通じなかったんだ。

胸に貼られたステッカー

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