タイ式マッサージ

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二軒目の店頭

 

「タイ式マッサージは足の関節を伸ばし、筋肉をほぐすことから始まる。」

まさにコレ!

いやいやいったいいつまで足をマッサージするの?と思うくらいの丹念さ。こんなに足をさわっていたら時間内に全身終わらへんやんか!と少々不安になるくらい入念。

この気持ちいいのがだんだん腰・背中と上がってきて、一番してほしかった肩にぃぃーーと思ったら、マッサージしてくれてたお姉ちゃんがいなくなった。休憩しに行ったんかなあと思ってたら、お茶とタオルを持って現れた。なんやー、やっぱし足に時間を使いすぎたから、このあがり飲んで帰れってか。あんたらプロやろ、時間配分かんがえろよー。それに足からだんだん上に運んできた体中の凝りが、今、集大成となって肩にたまっとんねん。この凝りどないしてくれるっちゅうねん!!ってタイ語が話せたら言うてたわ。

仕方なしに、もってきてくれたお茶をのんでたら、お姉ちゃんがクッションを抱えて私の後ろに座った。そして私に「うつぶせに寝てね」と促した。それからは肩と首のスペシャルマッサージ。なんや〜、やっぱりアレで終わりって事はなかったんや。さすがプロプロ。さっきはあんなコト思ってしまってごめんちゃ〜い。しかもお茶と一緒にもってきたのは、ホットタオル。首に当ててもらったら、その熱さ加減の気持ちイイこと。やっぱりプロやねー。

後は、頭蓋骨マッサージと、ちょこっとフェイスマッサージ。これは予定外やったから、私の眉毛はタオルに拭き落とされ、麻呂状態になっていたハズ。けどここはバンコク。誰に会うこともないもんねーだっ。

時間が余ったのか、友達らはまだ首やら頭をしてもらってた時、私はえび反りと腰がボキボキなる、アクロバット系を体験できた。ゆっくりひっぱっていくとはいえ、自然には体が曲がらないほうに曲げるから、痛くないといったら嘘になる。

けどこれが気持ちいいねんなぁ〜。この極上の快楽がチップ込みの1000Bとはなんか申し訳ない。ガイドブックではこの半値くらいが相場みたいやったけど、私は大満足!

だって痛めてた右足や首の筋が実際に痛みから解放されたし、このまま毎日できたら、体中の悪いとこが治りそうな気さえするほど気持ちよかったんやもーん。

とても気に入ったので、翌日店をかえてもういちどマッサージしてもらいました。

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