トート・マン・プラー

魚のすり身をレッドカレーペーストとレモングラスやコブミカンの葉などを合わせて練り上げて揚げたスナックです。この日いただいたものは揚げずに焼いたそうです。

ヤム・ウン・セン

本来は春雨(ウン・セン)の超激辛サラダです。パクチーとプリッキーヌー(小さな緑の唐辛子)が必須なのですが、刺激がきついので唐辛子をはずされたそうです。

素材は豚肉とエビが必須でしょうか?レモンの酸味とナムプラーで調味するのがタイの風味です。

トム・ヤム・クン

タイの料理といえば、誰でも知っているのがトム・ヤム・クン。ライムの酸味とプリッキーヌーの辛味の効いたエビ入りスープです。

海老(クン)とフクロダケが必須の素材で、コブミカンの葉、レモングラス、カー、シャロットが必須ハーブです

激辛料理で有名ですが、これもメンバーの体をおもんばかっていっさい使われませんでした。賢明な配慮だったと思います。プリッキーヌーはハバネラの次にカプサイシンの多い唐辛子です。

グリーンカレー

ジャスミン米とともにいただきました。

辛味はグリーンカレーペースト、塩味はナンプラーで調節します。この日いただいた料理の中では、ピリッと辛いお料理でした。でも一味唐辛子の効いたうどんくらいだったので大丈夫です。

日本に市販の味噌があると同じように、タイにはグリーンカレーぺーストが市販されています。素材はたいていが鶏肉とナスで、鶏がらスープにココナッツミルクを加えます。緑の葉はホーラパー・バジル。

カオ・パット(パイナップル入り)

子供がタイ料理のレストランに行くと必ず注文する一品です。器を作るためにくりぬいたパイン果肉はもちろんカオ・パットの中に入っています。ナンプラーで調味するのが普通のようです。

サンカヤー・ファク・トン

卵とココナッツミルクと椰子糖を泡立ててカスタードをつくり、かぼちゃを容器にして丸ごと蒸したお菓子です。

かぼちゃが蒸しただけの淡白な甘味なので、カスタードはややしっかりと甘味をもたせたほうが美味しいです。

このお菓子は上白糖と牛乳で代用しますと、おいしいけれどぜんぜん違うものになってしまいます。

知らなかったのですが、バイ・トゥーイ(タコノキの葉)という笹の葉のようなスパイスがあります。香りがよくタイのスィートによく使われるそうです。なんというこだわりでしょう。

どの品も香辛料と塩加減がマイルドにぴったりで、美味しかったです。

写真はありませんが、カービングのレッスン中にマンゴーのアイス(ソルベではない方)をいただきました。
それがまた絶品でした。
「美味しい」ばかりを並べますとうんざりしちゃうので、極力淡々と書きましたが
いただいたもの全てが「美味しい」のでした。

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