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タイパ・ハウスミュージアム(住宅式博物館)

実物大ドールハウスをみた

池のほとりにポルトガル人の別荘を移築した施設です。林の奥の高いところにあるクリームイエローの建物はカルモ教会です。後で調べると、池にみえたものはタイパ島とコロアン島の間を埋め立てた継ぎ目のなごりの海岸線だそうです。

池と教会を借景に、菩提樹の並木がとてもきれいなところでした。公衆トイレもホテル並でした。ザビエル教会前の料理店のトイレは、和式で汚くて逃げて帰ってきました(娘談)。地元の人がエントランスで結婚記念写真の撮影をしていました。その間、入れなかったんですけど。

5棟あります。その内部はマカオに住むポルトガル人の典型的な家をまるまるステキにインテリアコーディネートされていました。残りの2棟はコロアン島でのポルトガル人の海辺の田舎での暮らしぶり、ポルトガル本国の暮らしぶりを彷彿できるように展示してあり、4つ目はギャラリーとして使用するためのもの、外部改装中でした。最後のひとつは迎賓館として今も海外の賓客接待に使用されているとのことです。

拝観料5パタカ(≒80円)。外部は自由にみられます。

 

土生葡人の家

カーサ・マカニーズ

カサ・ブランカが白い家という意味だったとわかった一行です

私はここで小一時間を費やすより、官也街の路地裏を歩けばよかったと思ったのですが、同行した娘はここへきてよかった、いちばんよかったといいました。

住居は原則、4間取りでした。

玄関を入ってすぐ右側、東側の部屋はふた間をぶちぬいてリビングになっていました。まさかとは思いますが、この絨毯はうちのと似ているような気がしました。家具やツボにチャイニーズを感じます。写ってない左側にはピアノがありました。

 

玄関を入って左側、西南には、客間がありました(写真なし)。その奥、西北側がキッチン兼家事室です。窓際におかれたアイロン台と重い鉄製のアイロンをみて、娘は興奮していました。

西洋的な斜め市松格子の床が、ここの調度品と融合すると中国的にみえるのが不思議です。

 

二階へ上がって東側半分、リビングの上が主寝室です。リビングと同じく、ふた間ぶちぬきの広い部屋です。

二階の西南。客間の上にあたるところが第二寝室でした。三次元実物大の天蓋付きベッドを見るのは初めてなので、非常に興奮していました。手前のランプもしっかりチェック済みです。

二階西北側。キッチンの真上にあたるところがバスルームです。壁際に便器がありますが、本当にこのような置き方で使っていたのでしょうか。

我が家のドールハウスにはバスルームがありません。浴槽は作って持っているのですが、家が狭いので置くところがありません。この部屋を見て、内風呂が欲しいと嘆いていました。

帰国して一週間後には、我が家のドールハウスに新しいちょっとまともな階段が設置されました。

 

 

海島の家

右手に持っている黄色い箱はエッグタルトです。大切に日本まで持ち帰りました。

写生している学生さんがたくさんいました。みなさん、お上手でした。その昔、私たちの子供の頃の習い事といえばお習字とソロバンだったように、マカオでは熱心に絵を習う人が多いように思いました。

撮影が終わるまで中へ入れないんですけど。

ウェディングの撮影はしょっちゅうやっているようです。

木製扉の内側に埃よけのガラス扉があります。これが写るんじゃないかと気になりました。

(その2へつづく)

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