第36回 ちょっとスタンスを変えてのマイルC予想

毎回どこかのページのパクリとお叱りを受けそうな形式だったので(笑)ちょっと余裕のあるGWに
今までとは違った血統の切り口で勝負して見ようと思います。戯言ゆえご勘弁くだされ・・・・

回数 1着馬名 系統 2着馬名 系統
第1回 タイキフォーチュン シアトルダンサー ニジンスキー ツクバシンフォニー デインヒル ダンチヒ
第2回 シーキングザパール シーキングザゴールド ミスプロ ブレーブテンダー ガルチ ミスプロ
第3回 エルコンドルパサー キングマンボ ミスプロ シンコウエドワード リアファン ロベルト
第4回 シンボリインディ エーピーインディ ボールドルーラー ザカリヤ ザフォニック ミスプロ
第5回 イーグルカフェ ガルチ ミスプロ トーヨーデヘア デヘア ミスプロ
第6回 クロフネ フレンチデュピティ デピ(ND) グラスエイコウオー フレンチデュピティ デピ(ND)
第7回 テレグノシス トニービン グレイソブリン アグネスソニック アンブライドルズS ミスプロ
第8回 ウインクリューガー タイキシャトル ヘイロー エイシンツルギザン サクラバクシンオー プリンスリーギフト
第9回 キングカメハメハ キングマンボ ミスプロ コスモサンビーム ザグレブ ヌレイエフ
第10回 ラインクラフト エンドスウィープ ミスプロ デアリングハート サンデーS サンデー

 

まず、↑の表は過去10年の連対馬の血統から見ての分析表なのですが、9/20がミスプロと言うことで、第6回までの
『○外ダービー』的な要素を物語っているなぁ、と感じることが出来ます。当時積極的に買われていた海外セリでの血統
がここに見て取れるのではないんでしょうか?しかし、7回からは内国産のレベルアップと海外市場の低調な具合を示す
かのように内国産(おお、キンカメもか)が連対の中心を担い、内外のレベル差は逆転しているといえます。

後気になるのは、今回がラストチャンスのサンデーG1完全制覇ですが、もう後3年もあれば出来ただろうなぁと言うのが
残念なところ・・・今後は母父・父父での完全制覇が見られることでしょう。

このことからわかる傾向としては・・・
@ マイルCはその当時のトレンド、あるいはトレンドを先取りするような流行の血統(活躍著しい血統)が連対を果たす
A サンデーサイレンス産駒の不振は、上位馬がクラシックに回ることもあり、2線級以下が出走するためのレベルダウン
   のためである。これは今年も同様の結論に至りそう
B 外国産馬の不振ははっきりと見て取れる状況。好勝負できる外国産馬はミスプロ系が中心
と言うところでしょうか?では大雑把に消せる馬を消していきましょう。

 

馬 名 騎 手 消し理由
マイネルスケルツィ 柴田 善臣  
ファイングレイン 横山 典弘  
モエレフィールド 田中 勝春 トレンド血統ではない
アポロノサトリ 蛯名 正義 流行の外国産ではない
モエレソーブラッズ 柴山 雄一 サンデー産駒
ロジック 武 豊  
エムエスワールド 藤岡 佑介  
ステキシンスケクン G.ボス  
ゴウゴウキリシマ 石橋 守 トレンド血統ではない
10 ダイアモンドヘッド 岩田 康誠 サンデー産駒
11 タガノバスティーユ 池添 謙一  
12 ユウカージナル 小牧 太 トレンド血統ではない
13 アドマイヤカリブ 後藤 浩輝  
14 セレスダイナミック 和田 竜二 ○外の流行血統ではない
15 キンシャサノキセキ 安藤 勝己  
16 ディープエアー 四位 洋文  
17 ドラゴンウェルズ 藤田 伸二 ○外の流行り血統ではない
18 フサイチリシャール 福永 祐一  

 

モアザンレディーやダイナフォーマーも確かに最近注目の血統でしょうが(モアザンはサザンヘイロー)バシバシ重賞で
活躍しているとは言いにくい血統ですから、これはアウト。コジーンも少し前なら流行の血統ですが、これも今回は軽視
したいと思います。そして、モエレとフサイチジャンクと同じ厩舎のダイヤモンドHですが、サンデー産駒ト言うことでアウト
後も、最近勢いを失っている血統などもギリギリ出走にこぎつけた感が否めないので消して見ます。

そこから、個別に見ていこうと思いますが、『マイルに向いてますか?』となったらほぼ全ての馬が『向いてます』という
ことになるので、『今の東京に向いてますか?』という観点で考えてみたいと思います。まず馬場状態から。開幕して3週
目になるのでそろそろ軽くなるのかな?と思っていたのですが、先週もカワカミプリンセス(キングヘイロー)やニシノデュー
(ブライアンズタイム)など、結構ヨーロピアンな血統が(ロベルト系はアメリカンですが、重そうな芝を走るのは一緒)走って
おります。しかも『前有利・残り1ハロン勝負』の東京の傾向は変わってなさそうなので、条件としては・・・
@ 前々で残れる馬
A カワカミプリンセスのように、残り1ハロンでしっかり伸びることの出来る馬
B 深い・時計の掛かる芝(日曜に雨が降る可能性もあるのでより持続力が必要)に対応できる(得意な)馬

で、その傾向に合わない馬と合う馬をを引っ張り出して見ます(笑)

 

 

馬 名 騎 手 消し理由 買い理由
マイネルスケルツィ 柴田 善臣   洋芝向き・先行・ラスト
ファイングレイン 横山 典弘   洋芝向き・ラスト
ロジック 武 豊 洋芝生向き? ラスト
エムエスワールド 藤岡 佑介 差し馬  
ステキシンスケクン G.ボス 洋芝不向き 先行
11 タガノバスティーユ 池添 謙一 差し馬・ラスト 洋芝向き
13 アドマイヤカリブ 後藤 浩輝 ラスト 洋芝向き・先行
15 キンシャサノキセキ 安藤 勝己 差し馬 洋芝向き
16 ディープエアー 四位 洋文 差し馬  
18 フサイチリシャール 福永 祐一   先行

 

と言う感じです(笑)よくわかりませんが、きついなぁ〜というのがエムエスWとディープですね、後は展開次第という
ところでしょうか、では・・・って言ったら何の結論もついてませんので、更に東京芝1600で特注項目のある馬を付け
加えて予想を完成させて見ようと思います。

 

 

馬 名 騎 手

特注項目

マイネルスケルツィ 柴田 善臣 先行粘り型なので内枠は有利、このタイプの時計の掛かる芝も得意
ファイングレイン 横山 典弘 東京マイルは得意領域になった。特にラスト勝負は伸びる・・・ハズ
ロジック 武 豊  
ステキシンスケクン G.ボス 惨敗後の好走はダンチヒの得意パターン、穴なら
11 タガノバスティーユ 池添 謙一 開催当初の芝はロベルト系の馬場、BTも6月までが好走領域
13 アドマイヤカリブ 後藤 浩輝  
15 キンシャサノキセキ 安藤 勝己  
18 フサイチリシャール 福永 祐一 外枠のデピ系・先行粘り型にとってはやや不向きな枠

ゆえに予想は・・・

マイネルスケルツィ
ロジック
フサイチリシャール
ファイングレイン
× ステキシンスケクン

さてさてどうなることやら???

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