第13回 スピニングワールドで大回転!

誰もあまり注目しないところに血統屋さんの妙味があるのです。
実はこの種牡馬、私の中では結構熱いのです。。。

 

スピニングワールド産駒を買うときのポイント

 

  • 基本は芝向きのマイラー血統と考えるが距離の融通はかなりききそう

  • 基本的にテレンコ馬が多く、好走⇒凡走⇒好走の繰り返しが多い

  • イメージ的には同じヌレイエフの仔のブラックホークが上級馬のパターン

  • 瞬発力勝負より持続力勝負、時計はかかるほどいい

 

最初のポイントですが、基本的には芝向きだろうなと思います。
厄介なことに、こういうタイプの馬は穴を出すのは
ダート替わりや芝替わりになります。
ただ、クリノワールドのダート替わりがそうだったように「
人気でのダート替わり」は危険の一言
スピニングワールドに限ったことではありませんが、ミスプロなんかがいたらイチコロにやられるでしょうね

二つ目はこのコーナーを作るきっかけにもなった傾向。シベリアンホークはこれで京成杯を、ワールドスケール
は金杯を、これで好走しました。ついでに
どっちの馬もその次は凡走でしたね。このイメージに気が付いたのは
同じヌレイエフの産駒のブラックホークがそうだったんですよね。イメージ的には同じと考えてもいいでしょう。
一応私の中では、シベリアンホークは「未来のブラックホーク」なので皆様ご承知置きを(馬鹿)

上級馬はどうなるんだ?ということですが、ブラックホーク同様、早くから素質を見せますが、本格化するのは
4歳〜5歳
でしょう。母の父にリヴァーマンが入っているということはどちらかというと平坦向き。多分
馬場が重くなった東京なんかは結構合うはずです。逆にサンデーが突っ込んでくるような瞬発力が問われる状態の
東京コースや京都コースは合わないのでしょうね。
重馬場は2割増。厳しいラップも得意なので、格上挑戦は
結構穴をあけることでしょう。

最後は、こういった種牡馬はサンデーやミスプロなどとは対極をなす馬場で買いたいですね。
逃げ馬なら、ある程度早いラップで引っ張り、後ろに脚を使わせての我慢比べの展開。。。
差し馬なら、よどみないラップで、上がりのかかる展開になったときにズンズン飛んでくるという感じ・・・
鞍上も追える騎手がよいですね。シベリアンホークもワールドスケールも外国人騎手なんかを乗せてきたら
喜んで買ってみましょう。
狙いは雨の東京競馬場。最大目標は安田記念ですね(笑)

ただし、下級条件ではおそらく芝の短距離、1200や1000で人気で4〜5着が多い馬がたくさん出てくるはず
積極的に買うよりも
、人気なら積極的に消すほうが妙味があるかもしれません。
特に前走好走のみで人気になっているダートの未勝利なんかは怖いですね。。。

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