2005年 新種牡馬分析

 

というわけで、とっても遅くなって既にデビューされてしまってますが、新種牡馬分析です
何の参考にもなりませんが、今後の突っ込みの一要素にしてください(笑)

表の見方

評価

距離 適性
A〜B 勝ち上がり多数 1000〜1600 芝向き
C〜D 一部の大物を出す 1700〜2400 ダート向き
E〜F 全体的に低調 2500〜 万能タイプ

その他、例外的なコメントも入ることもあります

 

馬名

評価

距離 適性

コメント

アグネスタキオン 短〜中 前評判どおりの成績になるか疑問。良いほうに出てもフジキセキ、悪く行けば
ジェニュインの産駒のイメージに近いかも?大物感は薄い
アントレプレナ− 中〜長 サドラー系が日本では活躍まで時間がかかる。古馬になってからだろう。
ただ、牝馬は1200で切れる馬も小数出てくるのではないか?
ヴィクトリースピーチ ズバリダート1400でどうだ!前走の成績が4着→1着というような順当な
曲線を描く馬が多くなりそう。大物感は無し。
キャプテンスティーヴ イメージは『ちょっと素軽いエイシンワシントン』粘りが信条。年を取っても
衰えないがデビューからも走れる。割と活躍が見込める。
クリプティックラスカル 芝は走れても1800だろう。初年度からバンバン走るタイプではない。
一部の上級馬が、冬のダート線を境に一気に成長するパターンだろう。
クロフネ 万は万だが、芝で注意は母父サンデーが中心。成長力より緒戦からの能力
で全体を判断すべき。思うほどノビシロは無い。重馬場は向くはず
ステイゴールド サッカーボーイのイメージを少し重鈍にするイメージだろう。だが、距離は逆に
短い距離もこなすかもしれない。成長力に期待する。
セイウンスカイ 正直に言って厳しいだろう。一部の大物は西山牧場の主流快速血統の
牝馬と掛け合わされて、新馬から能力を示している馬のみだろう。
テイエムオペラオー 短〜中 サドラー系は代を経るごとにスピード化していく傾向がある。もしかすると
シングスピール並みの産駒がでるかも?上級馬イメージはアサクサデンエン
でも通常はダートの中〜長距離馬がじれったい競馬をするだろう
デザートキング 残念ながら日本ではデインヒル系がその実力を発揮していない。この馬も
ダンチヒらしい素軽さが伝わるかどうか疑問・・・下手するとダート中距離
バチアー ダンチヒ系だが、上のデザートキングより能力は下。日本では短距離で
逃げても差しても・・・という感じの馬を出すことだろう。函館・札幌で・・・
ブラックホーク 適性の見えない難儀な産駒が多く出るはず。結局は芝の中距離に収束する
成功の確率はかなり低いだろう。ヌレイエフ系は一発長打の清原タイプ(笑)
ムタファーウエク 中〜長 グラスワンダー人気のときに輸入された。ただ、日本のロベルト系は飽和
状態にある。マイネルの後押しで勝ち上がりはするが後は時間がかかるはず
メイショウドトウ メイショウのオーナーは自分の種牡馬であっといわせる。ラストタイクーン系
なので、日本の水は合うはず。あとはメイショウ〜で一発があるはず!
名前はメイショウシップウとかで出てくるのでは??(笑)長く細くのハズ
アドマイヤボス アニと同じ傾向で考えていいのだが、いかんせん兄の『おこぼれ』をまわされ
繁殖の質はどうか?本質的な価値が見出されるのは2年後からでは?
ウイングアロー 地方の産駒が多く出そうで、中央に何頭来るか?父の傾向を受け継ぐだろう
冬場の未勝利で叩き3走目に注意
ニューイングランド これ以上加える主流血脈がないきれいな血統。逆に日本では人気の血脈
ばかりで、不安が多い。走るなら平坦の芝短距離とみた!
ブラックタキシード 芝ダートの区別なく早目の短距離戦でじれったい競馬をしていそう。
人気で惜敗続きの馬は短は禁物。それほど奥行きも無いので穴も不要
メイショウオウドウ 短〜中 さあ困った、勝ち上がったのは芝だが、バブルと同じイメージで行くとダート
のズブズブ血統のはず・・・芝はローカル短距離、残りはダート中距離と
どっちつかずの予想でしめておこう(爆)

 

総評
今年は順調に行けばアグネスタキオンだと思います。配合のレベルの高さからもそうなのですが
時代は『母父サンデー』に動いています。その豊富な繁殖を操れるのがクロフネなのでこちらのほうが
とくに切れが必要な牝馬戦線では活躍しそうです。ただ、全体的にレベルは高くは無いのが印象で
安定して勝ち馬は出るけどクラシック戦線をにぎわすような馬が出てこない・・・という可能性もあります
成長力のある種牡馬も少なくないので、もしかするとこの世代は来年、再来年などに活躍馬がジリジリ
出てくるのではないでしょうか??あとは産駒のなかでも少数の大物を出す馬たちを良く見ておこう

 

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