iPadが発表されました


27日深夜(28日午前3時)、Apple Special EventでiPadが発表されました。残念なことに、iPhone関連の発表はありませんでした。

iPadは、大方の予想通りという感じの製品。iPhoneのスマートな筐体を見慣れていると、縦横比4:3という比率のiPadはやや太っちょにみえる。Kindleより太っちょ。

縦242.8mm、横189.7mm、厚み13.4mm、の筐体に9.7インチの画面。重さ680g。
iPad

以下は、今朝のツイッターより。
iPadは大きなiPod touchかな。iPhoneが先行して開拓した需要を引き継いだだけ。Kindleと比べるとカラーであることに魅力があるけど、電子書籍リーダーとしてはKindleのほうがお手軽で良さげ。仕事用にはMacBook Air ほうが汎用性高い。
iPhoneがあればひととおり満足できる状態があるので、大きな画面のiPhoneということだけなら購買意欲を刺激しない。つまりiPhoneとiPadを併用することはないかも。iPhoneやめて、ガラケー(まはたAndroid)とiPadという選択のほうが用途・機能が広がりそう。
しかし、iPadが新しい需要を掘り起こすのは確実。たぶんもっとPC的に発展していくだろうと思う。そうなったときに、つまりiPhoneとの棲み分けができるなら、両方ほしい。
とかいいつつ、すでにiPhoneを楽しんでいる状況があるので、おおきな画面(9.7インチ)のiPadは魅力的なのは確か。
iPadの9.7インチの画面って、コンパクトMacの画面サイズ(9インチ)とほぼ同じだなあ。解像度は倍の1024x768だけど。
iPadはネットブック的使い方とは異なる方向に進むと思います。すでにiPhoneアプリでも高度な処理をしているものがありますが、それが発展してもっと実用的になるみたいな感じ。しかもiPhoneで培われたUIが魅力的です。
家電感覚というのが普及のカギかもしれませんね。自宅で仕事をしない人の自宅PCの利用範囲は、主としてメールとWeb閲覧くらいとすると、iPadは十分に自宅PCに変わりうる存在で、なおかつ使って楽しいですからね。
ツイッターに、以下のようなつぶやきを見つけた。
「多くの指摘のとおり、ぼくもiPadは、アラン・ケーが1972年に発表した「ダイナブック」が実現したものと感じます。彼は、未来のコンピュータは、Personal Dynamic Mediaになると予測しました。」@mojosgy
大いに納得。iPadはDynabookだ!


木 - 1 月 28, 2010   11:41 午後