MacBook ホワイト


この春、アップルでは学生向けにiPod同時購入キャンペーンをやっていた。MacとiPodを同時購入すると最高で17,800円のキャッシュバックがあるというもの。これはちょうどiPod nanoの価格。5月13日まで実施していた。

このキャンペーンを利用した学生が2人。一人は昨年の卒業生で、大学院に進んだ学生。修論用にMacBook Proを購入したとメールがあった。Winからの乗換え派だ。マルチタッチトラックパッドの使い心地が快適で、マウス操作が面倒なくらいという。

こんな話を聞くと、新しいマシンが欲しくてたまらない。マウスに手をおくのが面倒くさいなんて、つまりマルチタッチトラックパッドは、マウス以上の入力デバイスということだろう。かつてワンボタンマウスにこだわって入力デバイスの開発を怠ってきたAppleの改心の入力デバイスということかもしれない。

マイティマウスも気に入っていたが、マルチパッドを使ってみたい。

もう一人は2年生で、Macを買いたいと相談にきた学生。あまりパソコンに詳しくないので、これからじっくり教えないといけないが、あえてMacをご指名だったので、Winとの違い、あるはWinも併用できることを教えてあげた。Win機より割高になるが、デザインにこだわる対価だと思えばいい。

MacBook の2.4GHzは、MacBook Proの最下位モデルと同じクロック。購入にあたってどちらが良いかと聞かれた。個人的には、とうぜんアルミボディが美しく、ノングレア画面とマルチパッドのMacBook Proのほうがいいが、客観的にコストパフォーマンスという点ではMacBookホワイトがお買い得というところ。コストパフォーマンスを追究するなら、iMacがいい。

というわけで、学生はMacBookホワイトを購入したので、それを見せにきてくれた。

iBookよりやや横長の筐体だが、その感触は変わらない。起動した第一印象は、

はやい!

サクサク開くウインドウ。パッと表示されるファイル一覧。

先日1GBに復活した我がPowerBookG4と比較すると、Finderの動きが倍くらい速いのではないか。せっかく愛着が湧いたこのマシン、ぱっぱり遅いんだ、と思い知らされた。

エントリマシンにも及ばないこのPowerBookG4は、CPUをアップグレードできないので、快適さを求めるなら買い替えるしかないが、速さ以外ではやっぱりこっちがいい。買い替えるならMacBook Proしかない。


木 - 5 月 22, 2008   12:23 午後