Mac OS X Leopardのエディション別価格


基調講演でジョブズはMac OS X の価格を公表した。Basicバージョン、$129。一瞬、我が目と耳をうたがった。Basicバージョン? ということは、もっと高機能になったLeopardがあるということか?

確かにそのようだった。次に公表したのは、Premiumバージョン。息をのむ。会場も静まり返っていた。

$129!

会場がどっと湧いた。大ウケだった。そのあとつぎつぎにBusiness版、Enterprise版、Ultimate版の価格を発表していった。すべて129ドルだ。会場は双手をたたいて笑いっぱなし。こういうのは実に楽しい。Windowsにどういうエディションがあるのか知らなくても、あきらかにWindows Vistaのエディションを皮肉ったものだ。

しらべてみると、Windows Vistaのエディション には、Home Basic版、Home Permium版、Business版、Ultimate版、Enterprise版があるようだ。それぞれ、

Home Basic:家庭でシンプルに利用したい方に
Home Permium:家庭で利用したいすべての方に
Business:仕事で利用したい方に
Ultimate:家庭でも仕事でも利用したい方に
Enterprise:グローバルな大企業やきわめて複雑な IT インフラストラクチャを抱えた企業のニーズにより適切に対応

ということらしい。複雑だ。それぞれの価格はマイクロソフトのwebサイトではわからない。シンプルに使用したいと思っていた初心者がBasic版を買って使い込むうちに、仕事にも使いたくなったらUltimete版にアップグレードしないといけないということだろうか?

XPのときも、HomeエディションとProエディションでドメイン参加できるできないの違いがあって混乱したものだ。学内LANで使うにはどれがよいのか予めきいておかないといけない。まあ、当面あたらしいWindowsマシンを購入することもないので、あまり気にすることもないのだが。


水 - 6 月 13, 2007   08:51 午後