Windows版のSafari


Windows版のSafariがダウンロード可能になった。まだβ版だが。さっそく研究室のWinマシンにインストールしてみることにした。Winマシンは教材作成やLANの共用Diskを覗くときにしか使っていない。ほとんどWebブラウザを使うことがない。しかし、それでも…

速い! と思ったのも束の間。β版だけあって、まだまだ不安定だ。Bookmarkしようしたら落ちる。日本語が表示されない。テキストエンコードを確認してみたが、エンコーディングの問題ではないようだ。だいたいエンコード選択のメニュー自体がちゃんと表示されない。これではいくらβ版といっても、WinユーザがIEの代わりに使い続けようという気にならない。早く安定バージョンを供給してほしいものだ。

それにしても、ほんのちょっとXPを使っていただけなのに、Macに戻ったときの安堵感はなんだろう。Winに慣れていないからというわけではない。明らかに画面に表示されるフォントのせいである。

どうしてWindowsのブラウザ(IEやfirefox)は、いまだにあんなに解像度の低い細いぎざぎざ文字を表示し続けるのだろう。授業でWordやExcelを教えているときはあまり気にならないが、個人でMacとWinを交互に使っていると、とても違和感がある。

Macでいうと、最初に買ったSE30(漢字Talk 6.07?)の頃に使っていた頃のOsakaフォントの画面表示用程度しかない。それでも、Mac用に独自に省略した文字が、コンパクトMacの白黒9インチの画面では、けっこうかわいらしく見えたものだ。その後System7になってからは、ほぼ印刷レベルに品質を確保した(んだっけ?)。

Windows日本語版は、文字表示に関しては、MS-DOSの文字をそのままGUIに持ってきたということでしかないように感じる。Windows3.1あたりから全くかわっていないのではないか。

Vistaがどんなものか知らないが、グラフィックパフォーマンスの向上が図られたのなら、せめて文字表示くらいは、もっと印刷レベルに近づいてもいいのでないか。


水 - 6 月 13, 2007   08:21 午後