MicrosoftがYahooなら、Appleは.Macをどうにかしてほしい


米Microsoftが米Yahooの買収に食指を動かしていると、米New York Post紙が報じている。同紙によれば両社はここ数年の間非公式な形で話し合いを続けており、MicrosoftがYahooに対して数カ月前に買収を申し出たとのこと。
CNET Japan が5月4日の記事で報じている

もっとも、この件に関してのYahooの態度はそっけないものだったそうだ。

記事にもあるように、マイクロソフトの動向は、明らかにGoogle対策。ハードメーカーと連携し、ハードウエアの更新を必然とする新しいOSの提供をし続けてきたツケが回ってきたというところだろうか。でもそんなことはどうでもいい。

.Macがこの連休中、メンテナンスと称して主要サービスが利用できない状況が続いたが、年間1万円も使用料をとりながら、この為体(ていたらく、変換して初めて知ったこの漢字)はなんだ。無料のGoogleでさえ、こんなことはあり得ない。

Googleがさまざまな使いやすいサービスを提供していくなかで、.Macのサービスはどんどん陳腐化している。唯一のメリットは、Macとの親和性が高く、初心者にも敷居が低いことだが、それでさえiLifeというソフトをほぼ毎年更新しないといけないし、無料で利用できるGoogleの各種サービスとの差はどんどん大きくなってきている。

いまや iPod + iTunes の普及、そしてAppleTVの発売によって、家庭内デジタルハブ構想を実現したAppleだが、.Macのあり方を再考すべきじゃないだろうか。といって、サービス提供をやめるのだけは避けてほしいが、そうなったとしてもGoogleがあるから大丈夫かな。


日 - 5 月 6, 2007   03:20 午後